鹿児島県内

名前屋久島
場所鹿児島県熊毛郡屋久島町
説明1993年に世界遺産に登録された屋久島は、樹齢7200年といわれる縄文杉をはじめとする屋久杉でも有名な自然遺産の島です。九州最南端の佐多岬から南南西に60キロほどの位置に浮かぶ周囲約130kmのほぼ円形(東西約28Km南北約24Km)の島で、面積は約500平方キロ、日本では7番目に大きな島ですが日本の面積の1000分の1(東京23区ほど)しかありません(車で島一周するとだいたい2時間ぐらい)。その小さな屋久島に、九州最高峰の宮之浦岳(1935m)をはじめ1000メートルを超す山々が46座もあり(うち1500メートルを超す峰は20座、九州の高峰の上位7位までがこの島に集中しています)、「洋上のアルプス」とも呼ばれています。
名前桜島
場所鹿児島県垂水市 
説明『桜島』より : 桜島(さくらじま)は、鹿児島県の錦江湾(正式には鹿児島湾)にあり、現在も活動を続けている御岳(おんたけ)と呼ばれる活火山がこの半島を形成している。北岳・中岳・南岳から成り、周囲約55km・面積約77km²、最高峰は北岳の1,117mである。海の中にそびえるその姿は、特に異彩を放っている。桜島の全域が鹿児島市に属する。
桜島は非常に新しい火山である。約2万5千年前、現在の桜島北部海上に相当する場所において、まず軽石などの噴出を伴う噴火が起こり、続いて巨大噴火が起こり入戸火砕流と呼ばれる大火砕流が発生した。この時の噴火は非常に大きなもので、噴出物総量は数100km3に達した。噴出物は九州南部に広がるシラス (地質) シラス台地を形成し、火山灰を日本全土に積もらせた(テフラ 広域テフラ姶良Tn)。大量のマグマが抜けた跡はカルデラの一覧 (日本)#姶良カルデラ 姶良カルデラと呼ばれる大きな窪地となって現在の鹿児島湾の形が出来上がった(右衛星写真の鹿児島湾奥部、桜島より上の部分に相当)。
名 前悪石島
住所鹿児島県十島村悪石島
説明「島のあちこちに石があり、崖から落ちてきそうだから」や、「平家の落人が、追手が来たがらないような名を付けた」など諸説ある。
鹿児島港 鹿児島本港南埠頭から十島村#村外及び島同士のアクセス 十島村営フェリー「フェリーとしま」で11時間。「やすら浜港」に寄港する。運航は週2便のみ。
悪石島とその南西の小宝島の間には分布境界線#日本の場合#海峡に設定されたもの 渡瀬線またはトカラ構造海峡とよばれる、生物の分布境界線 分布境界がある。悪石島は本州・四国・九州の動物相の南限となっている京都大学総合博物館編 『日本の動物はいつどこからきたのか』 となっている。