修士2年 永田です.
連ちゃんです.
今週の研究室も,つい先日行われた別の学会の発表についてご報告を.
11月7,8日の2日間,名古屋工業大学で行われたのは,
“第87期日本機械学会流体工学部門講演会”
...長いネーミングですが,要は日本の学会の一つである
“日本機械学会”のその中の”流体工学部門”の”講演会”で,年に一度の大きな発表会ですね.
その講演会に研究室の代表として,
D1 井村さん,M2 川野,栗波,永田,鹿児島高専専攻科 森山の5人が参加しました.
前日6日の夜に名古屋に到着して,セントレアの華やかさを拝むことなく市内方面の電車に乗り込み,
ゆらゆら揺られること45分でいつの間にか名古屋駅についておりました.
右も左もわからないままキョロ目で夜の名古屋の街をうろうろと.
そんなこんなで次の日.
ご飯を食べて寝て起きたらダッシュで名工大へ...
2日間の学会も”あ”っという間”で,
名古屋城も名古屋嬢も見ることなく,8日の夕方の便で福岡へ..,
なんだか振り返ると,「地に足つける前に戻ってきちゃったっww」みたいな感じで本当に慌ただしい2日間でした.
さて,我々は何を発表したかと言うと...数多くある中の一つのテーマになっている,
“噴流,後流およびはく離流れ“のセッション・・・?
ピンとこない!...以下に説明を...
飛行機,車,新幹線...ヒトが創り出した便利な乗り物ですね.
ごくわずかな例ですが要するにそのまわりの流れです.
“飛行機の動力=エンジン=噴流”,”物体の後方の流れ=後流”,そしてその流れには目には視えない渦が存在しちゃうんですね.
そこに”はく離”という物体から流れがはがれるような現象が存在して,性能を大きく変化させるわけです.
なんとなくわかってもらえましたか?文字数抑えて説明頑張ったんですけど.
細かい話をしているようですが,かなり身近な話で工学的に常に大注目されており,
研究者が大勢いるセッションで我々は発表したのです.
そう,つまり研究者(=大人)が大勢いる中で僕らは戦いました.(写真=発表風景)
5人も発表したんですね,今考えれば.
多いですね.けどこれが研究室のパワーなのでしょうね.
質問も多く時間もオーバーしました,5人とも.大変充実した発表でした.
我々はこのように,定期的に発表する機会を頂いているわけですが,
人前で堂々と話をするのは簡単ではなく,日々少しずつレベルアップする自分とその周りのメンバーがいて,
今回のような機会が在ることを各々認識できるかが重要ではないかと思います.
そして今ある環境をどう感じるかもその人の日々の活動に大きく影響すると思います.
私自身,環境が自分を育ててくれていると実感しております.
発表の機会は終わったのですが,自分にどんなプラスがあっただろうと後から意味づけすることはいくらでも可能ですので,
最終的にどんな経験も”充実した経験だった”言えればそれでいいのではないでしょうか.
以上で,今週の研究室を終わります.チャオ.