皆様,こんにちは.小林です.
もう2022年もあと少しとなりましたが,いかがお過ごしでしょうか.
実は渕脇研究室では,先日まで,研究室史に残りそうなほど,病が流行し,とんでもないことになっていました.聞くと,他の研究室でも同様のパンデミックが発生していたそうです.昨今の第8波の報道は,かなり信憑性が高いようです.皆様,くれぐれもお気を付けください.また,自分を含め多くの学生が,今回初めて例のウイルスに感染したのですが,あれはただの風邪とは一味も二味も違っていました.具体的には,熱はインフルエンザ並みかそれ以上,咳は止まらず,常に換気で窓を2つ(inletとoutlet)確保しなければならなかったため,かなりしんどい仕様となっています.それに加え,後遺症として,ほぼ鼻が利かなくなってしまいました.重ね重ねになりますが,皆様,くれぐれもお気を付けください.大切なことなので2度,言いました.笑
本来もう少し早い段階で,卒論および修論のまとめに向けた中間報告および1年を締めくくる大掃除が行われるはずでしたが,上記の事態のため,例年通りとはいかず,今年は中間報告を年明けにし,大掃除は本日30日に,有志で行いました.大掃除の方は,若干の簡易版となりましたが,参加者が少なかったにもかかわらず,部屋によってはほぼ例年通りの掃除を行うことができましたので,御の字かなと思います.
個人的には,今年は5月あたりから怒涛でした.特に,9月からは本当に一瞬でした.来年は,今年よりもがむしゃらに,かつスムーズに動いていきたいと思います.今年も,渕脇研究室をサポートしていただき,ありがとうございました.来年もよろしくお願いいたします.それでは.
2022年度
年末のご挨拶
Pressure drop mechanisms in a cooling system enclosure が,Journal of Fluid Science and Technology に採択されました.
社会人ドクターの川野貴史さんの論文である,”Pressure drop mechanisms in a cooling system enclosure” が,Journal of Fluid Science and Technology に採択されました.
上記,論文タイトルを押下でジャンプします.ぜひ,チェックをお願いいたします.
Workshop with Kasetsart Univ., Thai
葉石
皆さん,こんにちは!一日に飲むコーヒーの量が多すぎて,最近寝つきがすこぶる悪くなってきたM2葉石です.カフェインは24時間残り続けるみたいなので,今後は考えて飲むようにしていきたいです.
話は変わりますが,今月12月6日(火)にタイのKasetsart大学の方々と,お互いにどのような研究をしているのかを紹介しあうworkshopが九工大飯塚キャンパスにて開催されました.九工大からは,私たち渕脇研究室と林英治先生の研究室の学生が今回のworkshopに参加しました.
タイの学生たちは,大まかな研究テーマは同じものの,グループごとに異なる内容の研究を行っており,今回のworkshopでは,グループのメンバー間で協力しながら,発表していました.研究テーマはとても興味深いもので,私たち流体研と関連があるような内容でした.また,タイの学生は全て英語で講義を受けていることから,英語の発音が良く,とても聞き取りやすかったです.
私たちの研究室からは,自分とM1の田中君と中島君が今回のworkshopで研究内容を発表しました.今回の英語での発表が,二回目であったことから,冷や汗をかくこともなく,以前よりもかなり落ち着いて発表することができました.しかしながら,研究内容を紹介したものの,タイの学生からは全く質問がなく,タイの先生からのみ質問を受ける形となりました.まだまだ,初めて自身の研究を聞いた人から質問を引き出せるような内容ではなかったということだと思うので,今後また同じような機会があれば,もっと砕いた内容でわかりやすく伝えることができるように努めたいです.
12月に入り,急激に寒くなってきました.気温の変化が大きいと体温調節が難しく,体調を崩しやすくなります.今年もあと残り僅かなので,健康で元気なまま来年を迎えたいものですね.皆さんも体調を崩さないようにお気を付けください.それでは,また!お元気で!
中島
皆様,こんにちは.最近,“楽器弾ける人ってかっこいいなぁ”と思い,ウクレレを購入した中島です.
今回,私は11月9日に開催された研究発表会と同様に, ” A Flow Visualization of a River by an Image Measurement” と題しまして,カメラで撮影された画像のみから河川の可視化を行う画像計測アルゴリズムについて発表させていただきました.前回の11月9日の発表会から,立て続けの英語での発表会で,困惑することもありましたが,多くのことを学ぶことができ,自分の考え方をいい方向に変化することができました.
特に,“苦手なモノ(英語)への向き合い方”が私の中で大きく変化しました.私は,自他共に認める英語ができない,英語が苦手な学生でした.しかしながら,立て続けの英語のみでの発表であったため,人生で一番英語に触れる機会を設けていただきました.そのため,英語への“抵抗”および“向き合い方”が,私の中で変化しました.最近では英語が,“苦手なモノ”から“少し興味のあるモノ”になりました.このことから,何事も挑戦する前から諦めることはどれだけ勿体ないことなのか,自分にとっての損失なのかを改めて実感することができました.そのため,今後は何事にも挑戦する思いで,研究生活をより良いものにしていきたいと思います.
田中
ブラボーォ!!
M1の田中です.
前回のKMUTNB-TGGS-MUとのミニシンポジウムに引き続き,今回はタイのKasetsart大学とのワークショップが開催されました.
ここ数か月,自分はなかなか研究を進められておらず,今ある結果でシンプルに,かつ分かりやすくまとめる必要がありました.さらに,自分は英語に拒絶反応を示してしまっており,言葉で話す/伝える能力が乏しい分,より図でわかりやすく説明する必要がありました.そのため,前々からゼミで数回発表し,練習を繰り返し,何とか人に伝わるようにまとめられたと感じております.今回の発表で学んだことは,スライド間のストーリーの重要性です.「何を知る必要があるからここに注目する必要がある」というようにスライド間をつなぐものがあることで伝わりやすくなると思いました.また,これまで,自分は速度ベクトルを出して,次のスライドには渦度を出して,というようにストーリー性がなく,先生から度々指摘を受ける「作業」とはこのことだったんだとも思いました.
前回のタイの大学との発表,そして今回で2回,無理やり自分自身に英語を触れさせました.これらを通して若干,英語に抵抗はなくなったのかなと思います.本番直前あたりで,「It is not put to practical use」が「イッティーズ・ナッ⤴・プットゥー・プラクティクル・ユーズ」と言い出した時には自分でも驚きました.今後は日常会話で英語を導入し,嫌でも自分自身を英語に触れさせようと思います.ルー大柴のようになる日がnearかもしれません.
ブラボーォ!!
二本松杯が3年ぶりに開催されました.
皆さん,こんにちは!スポーツを愛しているが,スポーツに愛されていると感じたことはない男,M2の山口です.
最近は,カタールでサッカーワールドカップが開催されており,「世界一サッカーが強い国」を目指し,毎日のように熱い試合が繰り広げられています.当然,スポーツを愛している私は,身を削りながら観戦・応援に励んでおります.我らが日本は,強豪国に勇敢に立ち向かい,そして勝利し,世界一サッカーが強い国へ一歩一歩近づくとともに,私たち国民へ勇気と感動を与えてくれております.
そんな中,日本の福岡県の九州大学伊都キャンパスのグラウンドでは,二本松杯と呼ばれる,ソフトボール大会が開催され,渕脇研究室も参加させて頂きました.この大会は,九州大学,九州工業大学の流体研究室から8チーム集まり,研究室間の交流を目的としております.しかし,コロナ禍の影響で開催は3年ぶりとなりました.また大会後に例年行われている懇親会は,今年度はありませんでした.そのため,全力でソフトボールを楽しんで,優勝することを,この研究室の目標に設定しました.
ちょっとだけ小林>>>
3年前の大会では,とある先輩のお名前を拝借し,「令和のitsuki」というチームで出場しておりました.今年は何と,同じ名前の4年生が配属され,その時ビビッと来た小林は,すかさずチーム名を「令和のitsuki ’22」としました.リニューアルしたみたいでかっこいいですよね??笑 3年前を知っている身としては,同じチーム名でプレーできるのはかなり嬉しかったのですが,後輩たち的には,”???”だったみたいです.そりゃそうか.来年もめげずに「令和のitsuki ’23」を,チーム名の候補に挙げようと思います.
<<<小林おわり
優勝を目標にするにあたり,そのための練習量は必要不可欠であります.私たちは本番の1ヶ月前から,毎日,日が暮れるまで練習を続けてきました.練習内容は,ノッカーが打った瞬間ランナーが走るといった,より実践を意識した守備練習でした.ソフトボールは塁間の距離が短いため,守備側は急いでランナーをアウトにするために焦ってしまいます.この練習のおかげで慌てないメンタルを身に付けました.また,ランナー側は守備のミスを誘うためにも,全力で一塁へ走らないといけません.これらの練習で培った,基礎的な部分を怠らない,抜け目のない野球を武器に本番へ臨みました!
初戦は,この大会を一番楽しみにしていたと言っても過言ではない田中君が空回りしてしまい,攻守にわたって本領を発揮できていませんでした.しかし,ピッチャーの葉石君が打たせて取るピッチングをしてくれたおかげで,私たちの持ち味である抜け目のない守備を存分に発揮し,田中君のミスもカバーすることができ,勝利することができました.2戦目は,野球経験者が多くいるチームとの激しい点の取り合いの末,逆転負けをしてしまいました.1勝1敗で迎えた最終戦,勝ったチームが3位になれる試合で,私たちは勝利し,8チーム中3位になることができました!目標としていた優勝にはあと一歩及びませんでしたが,私たちの全力プレーは,サッカー日本代表に負けない,勇気と感動を与えることができたと感じています!
今大会を通じて,スポーツへの愛が増したのはもちろんですが,相手バッターの雰囲気からポジションを変更する,相手の守備位置からどこに打てばヒットになるかなど,常に頭を回転させることの大切さを実感し,このような姿勢や視点を研究や普段の生活から持ちたいと感じました.また,来年は九工大の飯塚キャンパスが大会会場となるので,今大会で気づいた点をアップデートして,より良い大会にしていきます!
最後に,バット,ボール等,寄付頂ける先輩方がいらっしゃれば,今後の勝利のため,よろしくお願いします!それでは!
九州北部 ANSYS-CFX コンソーシアムミーティングがハイブリッド開催されました.
皆さんこんにちは.D1の小林です.
11月24日に,九州大学筑紫キャンパスにて,九州北部 ANSYS-CFX コンソーシアムミーティングが行われました.一部,オンラインのハイブリッド型で開催されたのですが,対面でのコンソーシアムミーティングは,実に3年ぶりとなります.3年前は,研究室に配属されてまだ右も左もわかっておらず,当時の先輩方に頼ってばかりだった自分が.今や(ほぼ)最上級生となり,後輩たちを先導する役回りになるとは,時代の流れとは末恐ろしいものですね…
先述のように,今回はハイブリッド開催だったため,会場中継用の機材を,公共交通機関を使って運搬し,研究室メンバーで力を合わせて会場設営を行いました.こういった設営を行うのも,自分を含め在籍している学生の中では初の取り組みだったのですが,何とか時間内に終えることができ,良かったです.
今年度,渕脇研究室からは,自分たちの“アニキ”こと,社会人ドクターの川野さんに,発表をしていただきました.普段,県外にお勤めであることに加え,大学の授業で研究発表を聞く機会もめっきり減り,さらには,11月中旬に行われた流体部門講演会では,自分たちとアニキのセッション時間がほぼ同じであったため,これまで長い間,発表を聞けずにいました.資料の作成方法をはじめとし,大変勉強させていただきましたので,早速,取り入れられるところは取り入れていこうと思います.
コンソーシアムの内容も,大変勉強になることが多く,収穫を感じた1日でした.ANSYS藤井さんの,製品アップデートに関するお話に始まり,約半日間,様々な大学の研究について知ることができました.コンソーシアムが終わるころには,外は真っ暗になっていましたが,個人的にはあっという間でした.例年,コンソーシアムの後は,参加者全員で飲み会をするのですが,さすがに今年度は見送りとなりました.コンソーシアムの時間だけでは聞けなかったことが聞けたりするいい場だったと記憶しているので,来年度に期待したいと思います.
今週末はいよいよ,流体研の意地やプライドがぶつかり合う“二本松杯”です!こちらも,対面コンソーシアム同様,3年ぶりの開催であることから,各大学,熱を入れて準備をしてきているのではないでしょうか.今,開催されているワールドカップにも引けを取らない熱戦を繰り広げられるよう,メンバー一同,最終調整をかけていこうと思います!結果に関しては別途記事を作成したしますのでお楽しみに!それでは!
渕脇先生が,日本機械学会 流体部門にて,貢献表彰を受賞しました.
皆さんこんにちは,小林です.
本学のホームページにも掲載されますが,渕脇先生が,日本機械学会 流体部門において,貢献表彰を受賞しました.
この賞は,実験的流体力学の発展を目的としたワークショップを,長く企画および運営されてきた方々に贈られる賞です.
渕脇先生の他にも,三名の先生が受賞されており,先生の人脈と,流体工学部門の発展に対する情熱がうかがえました.渕脇先生,この度はおめでとうございます.
今後ともよろしくお願いいたします.
日本機械学会 第100期 流体工学部門 講演会 in熊本
小林
皆さんこんにちは.D1の小林です.11月12日から13日にかけて行われた部門講演会に,社会人ドクターの川野さん,M2の葉石およびM1の田中とともに参加しました.タイトルにもあるように,今回は熊本大学での開催でした,実は小林,熊本大学に立ち寄るのは,4年ぶり2度目でした.近所のローソンや熊本市街もほとんど変わっておらず,ちょっと嬉しかったです.学会は見ず知らずの土地に行く楽しみもあるかと思いますが,こうして懐かしさを楽しむのもアリだな(?),と思いました.
さて,肝心の学会のお話です.学会は二日間というやや短い期間でしたが,自分と類似した研究や,少し分野が違っていても面白いと思うような講演が多くあり,参加してよかったと思いました.この部門講演会に参加する前には,今後の研究において有益な情報を取りに行くことを自身の目的として設定していました.そのためか,二日間を通して,積極的に質問ができ,いろいろと知ることができたので,この目標は概ね達成できたのではないかと思います.
今回の部門講演会が,自分にとって,初めての対面で行われる学会でした.会場で直接話を聞くことで新しい発見を得られたことや,このような機会でしかお会いすることの出来ない先生と,直接お話しできたこと,さらには,違う大学で頑張っている学生さんとも直接お会いできたことが,大きな収穫であったと感じています.その一方で,優秀講演の候補者に選ばれなかったことに加え,当日も聴講者へ自分のやっている研究内容がきちんと伝わるような発表ができなかったことから,これまで以上に考えて行動する必要があることを痛感しました.
今回の部門講演会の中で,特に,“この研究は,何のためにあるのか”ということと,“今行われているこの方法は正しいのかどうか常に疑う”ことが重要であると感じました.以上の二点を常に考えながら,今後も研究を行っていこうと思います.それでは.
葉石
皆さん,こんにちはあるいはこんばんは.最近は寒くなってきて,ますます暖かいご飯がおいしい季節がやってきました.おかげさまで,おなか周りのお肉もどんどんとついてきております,M2葉石です.
先日,熊本大学において開催された第100期流体工学部門講演会に参加しました.流体を専門とする方々が集まり,2日間にわたって様々な発表が行われ,多くの方々が質疑応答で意見を出し合い,活発に議論がなされていました.
私は,今回一緒に参加した,D3川野さん,D1小林さん,M1田中君と発表部屋は異なるものの,1日目の同じ時間帯に発表しました.今回が,自身の中で2回目の学会発表であるということもあり,以前よりも落ち着いて発表することができました.しかしながら,自分の準備がまだまだ不足しており,会場の方々から頂いた質問には,適切な回答をすることができていなかったように感じます.ただ,質疑応答の際に頂いた意見は,やはり流体を専門とする方々であることから,どれも自分にはない新しい気付きを与えてくれるようなものばかりでした.また,以前参加した可視化シンポジウムでお会いした方とお話する機会があり,様々なアドバイスをいただくことができ,とても有り難かったです.
今回の学会では,自分の勉強不足を痛感しました.しかし,多くのことを学ぶことができたと思います.これからは,M2最後の大きなイベントである,修士論文公聴会があります.今までの成果の集大成であるので,少しでも新しい結果を出して,良いものにしたいと考えています.
最近は,コロナウイルス対策が講じられることでイベントが多く開催されるものの,油断はできない状況です.また,寒くなってきたので風邪やインフルエンザにも注意が必要ですので,体調にはお気をつけてお過ごしください.では,またお会いしましょう!
田中
M1の田中です.
今回は今年最後となる学会であったため,一番良い発表をする必要がありました.しかし,アブストによる,優秀講演賞の立候補段階で落選してしまいました.その背景には,自分が勉強をしてこなかったことがあげられます.8月の可視化シンポジウム,9月の年次大会と学会が続く中で,同じ結果を記載できないことから,やるべきことが整理されずこのような結果となってしまいました.
しかし,発表直前に読んだ論文で自分がやるべきことが明確になったことから,日頃から論文で勉強することの重要性を改めて感じました.そのため,今後は論文を読む癖をつけるべきだと思っております.
今年1年間の学会を通して,今後の自分の課題が明らかになりました.それは”可視化結果だけにしないこと”です.ただ速度ベクトルを出しただけではなく,もっと工夫する必要があります.そのためには,日頃の勉強も必要ですし,努力も必要です.このように,研究をしていると,課題すべてがつながってくるので,1つずつできるようになります.
今年残っている大イベントは二本松杯となります.これまで,研究について勉強した(精神)だけでなく,自分自身の肉体も磨いてきました.そこで,学会で賞をもらえなかった分,ソフトボールで大暴れしたいと思っております.最優秀盛り上げ賞目指して頑張ります.
2nd International mini-Joint Symposium on Fluid Dynamics in KMUTNB-TGGS-MU-KYUTECH
皆様,こんにちは.最近,デブ活を脱出するために,運動を続けている中島です.そのおかげで同期から,“デブ”といじられなくなりました.正直少し寂しいです(笑)
11月9日に,以前から交流があるKMUTNBおよびTGGS,そして今回初顔合わせである,”Mahidol University” と合同での研究発表会 ”2nd International mini-Joint Symposium on Fluid Dynamics” が開催されました.渕脇研究室からは発表者含め,全員参加しましたが,今回はタイで,直接発表させていただきました中島が代表で,セミナーおよびタイに行って感じたことを述べたいと思います.
最初に,発表会に参加して感じたことについてです.今回,私は ” A Flow Visualization of a River by an Image Measurement” と題しまして,カメラで撮影された画像のみから河川の可視化を行う画像計測アルゴリズムについて発表を行いました.発表を通して,多くのことを学び,感じました.特に,”傾聴力” および“挑戦すること”が改めて大事なことだと感じました.今回の発表会は,英語のみで発表および質疑応答だったため,いつも以上に集中して,発表会に挑みました.そのため,いつも以上に発表者側の研究内容および目的について理解することができ,自分の研究に何が生かせるのかをインプットすることができました.また,英語のみで質問に挑戦することにより,英語に対する苦手意識もなくなり,少しだけ自分に自信を持つこともできました.しかしながら,コミュニケーションが取れなかったり,質問に対して完璧な回答ができなかったりと,まだまだと感じたことも多くあったため,これからも精進していきたいと思います.
次に,タイに行って感じたことです.私にとって海外へ渡航することは,初めてのことでした.そのため,1人で行くことが決まったときは,”大丈夫かな,帰ってこられるかな” という不安な思いが強かったです.しかし,いざ行ってみると,現地の学生および教授の方々が,温かくお出迎えしてくれたため,心配していた気持ちなど馬鹿らしくなるくらい,充実した発表会となりました.
タイでは,料理をスプーンとフォークのみで食べることが主流であるため,日本人である私には,苦戦を強いられました.赤ちゃん以来の食事での,苦戦でした.このままでは,育ててくれた両親にかおむけできません.そのため,今回付き添っていただいた現地の学生であるTorさんの食べ方をお手本して,スプーンとフォークさばきを鍛えました.その結果,最終日には中々のレベルまで向上させることができました.
また,タイミング的に恵まれていたこともあって,発表会の前日に,一年で2,3番目に大きい祭りにも参加することができました.参加した祭りでは,打ち上げ花火の代わりに,花を模したオブジェクトに花火を取り付けて,河川に流す “ロイクラトン” が行われていました.ロイクラトンとは,河川の女神に感謝を捧げ,同時に自らの罪も水に流すことができるとされています.そのため,自分も日頃の罪を流すために,現地の学生と一緒に行いました.その,身も心も綺麗にした状態で,発表会を迎えることができました.
最後に,今回発表するにあたり,資料へのご教授をしてくださった渕脇先生,並びに英語での発表および海外渡航における相談に乗っていただいた先輩方, 本当にありがとうございました. また, KMUTNB, TGGSおよびMUの方々,そして今回,色々とお世話になりましたMr.Tor “Thank you so much for your help. I sincerely hope to see you again”
第50回 可視化情報シンポジウムにてベストプレゼンテーション賞を頂きました.
皆さん,ご無沙汰しております.小林です.
さて,8月に東京で行われた可視化情報学会にて,ありがたいことにベストプレゼンテーション賞を頂くことができましたので,ご報告させていただきます.今回,渕脇研究室からは,私と田中の二名が受賞いたしました.
小林
まず,今回このような賞を頂けて,非常に光栄に思っています.ありがとうございます.
今回,7月に原稿を提出し,8月に発表だったのですが,準備が遅いことで多くの指摘を受けました.特に,原稿を作成するにあたってバタついてしまったことから,結果を捻り出すことの難しさを痛感した学会となりました.
その遅れを取り返そうと,原稿を提出後は素早く動くことを心がけました.そのために,これまで参加してきた講演会の中で,最も発表資料の作成や発表練習に時間と労力をかけました.
その結果,発表そのものは一通り,スムーズに行うことができただけでなく,気持ち的にも随分落ち着いて臨めたことから,内容的にもメンタル的にも,前もって動くことが重要であることを学ぶことができました.ただし,他の講演者の話を聞く中で,自身の発表や研究内容の質については,もっと高める必要があったと気付きましたし,発表後に頂いた質問に対しては,100%答えることができなかったため,相手の意図をくみ取り,丁寧な返しを行うことを,次回に控えている部門講演会の目標とします.今回は現地に赴くことができず,zoomでの参加となりましたが,部門会は対面での参加となるため,より一層気を引き締めて臨む所存です.
その跡を認めてくださったのか,ありがたいことに,今回賞を頂くことができました.また,私にとって,学会で賞を頂くことはこれが初めだったため,受賞できたことへの驚きと喜びが同時にやってくる奇妙な感覚でした.実は本シンポジウムへの参加はこれが2回目で,昨年度の参加時には,原稿も発表も,とても賞など貰えるはずもない,良いといえたものではありませんでした.そこから自分なりに行動した結果が,今回顔を出してくれたのではないかと考えています.大変光栄な賞ですが,今回に満足せず,今後も怠ることなく,より高い目標を設定し,頑張っていこうと思います.まずは,11月の部門講演会で,有益な情報を取れるよう,準備を進めますのでよろしくお願いいたします.
田中
先日,一人暮らしを始めて初,大きめなGを我が家に迎えました.ちょうどブラジリアンワックス中だったのでペタっとくっつけて退治しました,M1田中です.皆さん,ゴキブリ退治にいかがでしょう.
この度,8月に開催された”可視化シンポジウム”においてベストプレゼンテーション賞を受賞することができました.今回の可視化シンポジウムでは,B4の学生会時の結果をアップデートすることができたと考えています.学生会以降,自分なりに実験条件を改善しながら,より正しく撮影できた結果で受賞でき,大変うれしく思います.
しかし,発表内容は,自分の準備次第ではもっと改善できたと思います.先生ともっと議論し,修正を繰り返すことができていれば,といった風な後悔が残っています.すると,多くの人にわかりやすく伝えられ,質問を引き出すことができ,結果,より良い意見交換・議論ができたと思います.
また,今回の学会で,結果(可視化)の正確さがいかに重要かを痛感しました.周りの人の発表を見て,きれいな可視化結果だなと思うことがありました.可視化結果が美しければ,それだけでも,聴衆を惹きつけることができます.今後は,より誤差の少ない撮影,より美しい可視化結果を出すことができるようにPIVについてもっと勉強しようと思います.
このほかにも多くの反省点・学んだことがあります.これらは,研究室の後輩に伝えるとともに自分のものにしていきたいと思います.11月に行われる部門会に向けて早めの準備を意識し,可視化シンポジウムより進化した発表ができるように努めます.
2022年度 日本機械学会 年次大会 in 富山
皆さん,こんにちは.
卒論以来の記事となります.M1の田中です.あれからすくすく育ち,半年間,雨・風に耐えながら,磨き抜かれました.本年度も宜しくお願い致します.
先日,9/12から3日間,富山県で開催された「日本機械学会 2022年度 年次大会」に参加いたしました.今年から,あらゆる学会が対面およびハイブリッドで開催されており,富山県現地にて参加することができました.自分自身,東京より東に行くことは初めてで,果てしない旅でした.
発表は,ポスター発表となり,会場にポスターを掲示し,フリータイムで討論を行うセッションとなります.そのため,いかに通行している人の足を止め,一目で見て伝わるポスターを作成できるかが肝となります.ポスター作成にあたり,自分の考え・伝えたいことがまとまっていなかったため,時間がかかり,先生との討論が少ないままのポスターとなってしましました.ここが自分の最大の問題点であり,言いたいことを明確にすることが今後必要であると実感しました.結果をただ並べるのではなく,”そこから何が言えるのか”また,その”言いたいことを伝えられる図”の重要さを知りました.今後は,その反省点を特に注意し,研究を進めていこうと思います.
討論は,企業の方や,教授,他大学の似た研究をしている学生と意見交換をすることができ,非常に有意義なものとなりました.11月に行われる部門会に向けて,次やるべきことが明確になったため,それに向けて結果をアップデートしていきます.
発表終了後,先生と川野さん,卒業生の井村さんにご飯に連れて行っていただきました.富山県は深い海溝を有することから,自分の出身の海に囲まれた長崎県とは違った海産物が漁獲されます.白エビやカニ類が有名のようで,行く前にいくらお金がかかろうとも食そうとリサーチしていました.中でも,特に印象に残ったのが,ノドグロです.テニスの錦織選手でもおなじみノドグロは,比較的深い海域に生息しており,富山ならではの魚です.そのノドグロを人生で初めて食べることができました.普段,大鍋に具材を突っ込んだようなものばかり作って食べている自分でもわかるくらい,おいしく,脂がのっており,海の宝石箱やぁ,はこういうもののことを言うんだなぁと思いました.今でも脂が舌の上で踊っております.釣り好きの自分にとって,富山県は捨てがたい地になりました.いつか必ず,自分で釣り,もう一度味わいたいです.
今回の学会で多くのことを学び,今後の道標となりました.これから,部門会に向け,言いたいことをまとめられるように,頭を整理し,研究に励みます.