皆様,ご無沙汰しております.5kgの脂肪を受け入れるとともに,肉離れしていた太もも裏の筋肉を取り戻した,M2葉石です.やはり,全力で走ることができるのは嬉しいですね.
私事はさておき,8月8,9,10日に東京の工学院大学にて,第50回 可視化情報シンポジウムが開催されました.今回は,コロナウイルスが依然として猛威を振り続けているものの,運営をしてくださった方々のご尽力により,ハイブリッド形式で行うこととなりました.対面で開催することができたのは,とてもすごいことだと思います.
その第50回可視化情報シンポジウムに,D1の小林さんとM1の田中君とともに参加させていただきました.今回が第50回の節目であることから,午前中は,歴史ある学会の成り立ちや現在に至るまでの様々な出来事についてのお話や,学会運営に携わりかつ様々な研究を成さってきた先生方のお話がありました.午後は,可視化に関する様々な研究の発表がありました.また,企業展示では可視化を行う上で必要な実験機器についてのお話もあり,いろいろなことを学ぶことができました.
午後の研究発表ですが,可視化ということもあり,様々な分野の発表がありました.その中でも,自分たちの研究室のメンバーの発表は,他の方々の発表に負けないものでした.先輩の小林さんは,オンラインでの発表となりましたが,やはり複数回講演会を経験していること,また準備を常にしていたことから,堂々と発表しており,さすがだなと感じました.また,後輩の田中君も自分と同じ,初めての発表でしたが,それでも気後れすることなく,自信をもってはきはきと発表していて,すごいなと思いました.私自身,本学会の主催するシンポジウムへの参加は初めてであり,それに加え,対面での発表経験が皆無に等しいため,かなり緊張していました.さらには,人前での発表は少し経験があるものの,流体の研究に携わってきた方々が大勢いる前での発表は今回が初めてでした.やはり,専門の方々からの質問は,研究内容で不足している箇所や,結果を裏付けるためには何が必要かを問うような鋭い質問ばかりでした.自分の準備および勉強不足で,質問にうまく受け答えすることができませんでしたが,一つの研究に対しての様々な考え方を学ぶことができました.
今回の可視化情報シンポジウムでは,多くのことを学びました.ですので,今回学んだことを少しでも自身の研究にフィードバックしていけるよう,頑張ろうと思います.最近は涼しくなってきたものの,夏の暑さは全く衰えていないので,熱中症にはお気を付けください.
田中君が発表する姿
緊張のあまり汗が止まりませんでした
2022年度
第50回 可視化情報シンポジウム in 東京
課題解決Expo in 小倉
皆々様,ご無沙汰しております.3か月ほど前に,ソフトボールの練習で準備運動もせずに張り切りすぎて,太もも裏の筋肉とバイバイしていました,M2葉石です.運動前の準備運動は大事ですね.
さて,本題に入りますが,先日,小倉駅北口から徒歩10分程度の場所にある,西日本総合展示場にて,「課題解決Expo2022」というイベントが開催されました.どのようなものかと言いますと,公式サイトの記載を引用すると,「地域産業・企業の事業課題とソリューションをリアル+オンラインの手法でマッチングする総合的な課題解決フェア」とあります.つまりは,製品に関する問題を解決したい方々と最新の技術を提案する人たちとのマッチングイベントといったものになります.そのようなイベントに今回,渕脇研究室の代表として,自身の説明の練習も兼ねて参加させていただきました.私たちが,ブースに展示した内容は,目に見えない微細な傷の欠陥を可視化する画像計測のアルゴリズムでした.
ブースの位置が,会場のかなり端の方だったので,展示会が始まる前まで,「こんな所にお客さんは来るのだろうか.」と少し不安に感じていました.また,大学の講義の都合上,展示会の初日以外は自分一人で展示内容の説明を行わなければならないことにも不安を感じていました.
展示会開催の時間になると次第に,往来の人の数が増え始め,会場が賑やかになっていきました.開始から1~2時間もすると,足を止めてブースに展示しているポスターの方に目をやる人がちらほら出てきました.足を止めて見ているということは,自分たちが展示している内容に興味があるに違いないと考え,すかさず声をかけて実演を交えながら説明を行いました.初めは,緊張していたために,説明がしどろもどろになっていましたが,お客さんが興味を持って,自分の説明に耳を傾けてくださっていたので,臆さずに説明を行いました.すると,次第に緊張も解けていき,すらすらと説明することができるようになっていきました.
また,職種に関係なく興味を持って,展示内容をもっと知りたいとおっしゃられる方々が多くいらっしゃいました.そのような方々と,お話をする中で,企業の生産の場で課題となっていることや,求められている結果や技術についてなど,実際に働いている方々の現状を知ることができました.また,自分たちの行った研究が,そういった方々の問題解決につながる可能性が大いにあることも知ることができ,研究で新しい結果を出すことや技術を生み出すことが,社会貢献につながることを強く実感しました.今後の研究の方針についてのヒントになるような話もしていただくこともあり,すごく刺激になりました.
この三日間で,かなりの方々が来訪してくださいました.展示会開催前まで抱いていた不安は,全く当たらず,むしろ今後の研究の意欲が湧くようなとても良い機会となりました.コロナの影響で,今日まで今回のようなイベントが全くありませんでしたが,感染症対策を徹底して,今後は徐々に増えていけばよいなと考えています.
最後にはなりましたが,今回のイベント参加にあたって,遠方にも関わらず荷物と自分の送迎,加えて会場準備および撤収を手伝ってくださった九工大の事務の方々に,この場をお借りして感謝申し上げます.ありがとうございました.今後も,今回のようなイベントに参加することができるように研究に励みます.
最近は,かなり蒸し暑くなってきたので,皆さん熱中症に気を付けてくださいね.それでは,皆さんまたお会いしましょう.さようなら!
新学部4年生紹介その③(川口編)
皆さん,初めまして.4月から渕脇研究室に所属させていただいております,川口樹(かわぐちいつき)です.これからよろしくお願いします.
はじめに,軽い自己紹介をさせていただきます.本校に来る前は鹿児島高専の機械工学科で学んできました.鹿児島で20年生きてきて去年から福岡の飯塚で一人暮らしをしています.一人暮らしで一番嫌いなことは洗い物です.鹿児島から福岡に来るにあたって非常にわくわくしていたのを覚えています.好きなことは体を動かすこと,本を読むこと,そして音楽を聴くことです.この研究室は運動が好きな方が多く,よく一緒に体を動かしています.本では西尾維新が好きで中学のころから読んでいます.この方の作品の影響で言葉遊びが好きになったと思います.音楽はラップが好きです.特に韻がうまいのが好きです.好きな飲み物は炭酸水です.研究室に段ボールで買ったものを常備しています.
好きなものを並べすぎましたが,次に本研究室を志望した動機について書かせていただきます.高専での卒業研究は流体分野に携わりました.本校に編入し,研究室を決めるにあたって,編入時にお世話になっていたこと,様々な授業で先生に関わりがあったこと,同じ鹿児島高専出身の中島先輩や授業でよくしていただいた先輩方がいらしたこと,研究分野が流体であったことなど,私にとって一番良い環境だと思ったためです.配属が決まった3月からは大学院進学に向け研究室で勉強させていただきましたが,場所を提供していただいた先生や,質問に答えてくださったり,資料を貸していただいたり,ご飯に連れていただいたりした先輩方のおかげで試験ではよい結果を出すことができました.最近では休日もサッカーや釣り等にも誘っていただき,先輩方には非常にお世話になっています.
私は今,これから研究に取り組むにあたって,PIVの勉強,実験,また,資料作成をしています.先日初めてゼミ発表をしましたが,資料作成では先輩方から多くの助言をいただきました.発表においても自分の未熟さを感じました.先輩方の姿を見ていると私も頑張ろうと思えます.たくさんの仕事を抱えていたり,思うように進まなかったりしてもひたむきに取り組む姿勢は格好よく,見習っていきたいです.
これから,まずは1年間,この研究室で流体の研究を行い研究者としても,人間としても成長していき,自分を好きになれるよう頑張ろうと思います.気の抜けたものは炭酸水だろうと人生だろうとまずいですから.なんちゃって.
新学部4年生紹介その②(岡本編)
新たに熱流体研究室に配属になりました,B4の岡本侑也と申します.こちらのブログにて自己紹介をさせて頂きます.自己紹介というものは苦手なのですが,お付き合い頂ければ幸いでございます.
私は現在こちらの研究室で様々な勉強をさせて頂いております.過去,講義中興味本位で解析していた「傘周りの流れ」を深堀りしてみたり,有限要素解析ソフトのチュートリアルを手当たり次第にやってみたり,発表資料の作成方法を学んだり,と,先輩たちの助けを借りながら,生真面目な日々を送っております.
ところで,私の嫌いなもののお話をさせてください.実は私は大の勉強嫌いなのです.子供の頃から今に至るまで,これは変わっていません.中高では怠慢な日々を送り,学内の成績は下から数えて十,二十番目が常.脳に電子データを直接インプットする技術が当たり前の時代の到来を,何度夢見た事か.とにかく勉強したくない.…しかしながら,そんな私が現在真面目に勉強に取り組んでいるのは,一体全体どういった風の吹き回しかと申しますと…齢二十余りにしてようやく,私は,勉強はこの世を渡っていく上で最も「楽」な手段であると気付いたのです.勉強さえしていれば成績は上がり,他人からも好印象に映ります.準備にも手間はかかりませんし,やり方によってはお金もかからず,また時間に比例した結果がついてきます.ノーリスクハイリターン,破格とも言えましょう.
再度言いますが,私は勉強したくありません.しかし世の中,やりたいことだけやって生きていこうなんて,図々し過ぎますし,そもそも不可能です.やるやらぬで同じ苦を味わいながら生きる羽目になるのなら,せめて勉強という苦しくも「楽」な方に逃げて良い思いをさせてもらうのが,私の性にあっているのだと思います.
はい,嫌いなものの話はそこまでにして,今度は私の好きなものの話を.嫌いなものを思い浮かべるのには難儀しますが,好きなものならば簡単です.ゲーム,アニメ,動画配信サイト,ギター,ウォーキング,飲み屋探し,ネットカフェ.恐らくまだまだあります.自分自身把握しきれていませんが,ともあれ,趣味が豊富にあると,何時如何なる場でもストレス発散の手段には困りません.大学での勉強に伴い溜まっていくストレスには,全く負ける気はいたしません.自分自身これを誇らしく思います.好きなものの話を掘り下げていくと止まらなくなりそうなので,ここにはこれ以上書きません.一方的に好きな事を話すよりも,向き合って語り合う方がよっぽど有意義だと,思っていますので.
…と,以上が私の自己紹介となります.皆さま,ここまでお読み頂きありがとうございました.散々勉強が嫌いだと書き殴りましたが,研究室の一員となった以上は,どういった形であれ,出来る限りの事はやっていきたいと思っています.嫌だ嫌だとあがきながら,自分なりに前向きに努力してみようと思います.
最後に,これからお世話になります研究室の皆さま,何卒よろしくお願い致します.
失礼いたします.
新学部4年生紹介その①(村中編)
皆さま初めまして.今年度,渕脇研究室に配属となりました,将来の夢は専業主婦,B4の村中知佳(むらなかちか)です.これからよろしくお願いします.
初めてブログを書かせていただくので,“誰やねん“状態だと思います.とりあえず,女の子と覚えていただけると判別はつくはずですが,詳しく自己紹介させてください.
兵庫県西宮市,家から20分で大阪梅田,神戸三宮に遊びに行ける環境で育った,洋画が好きな21歳です.ではまず,私がなぜ海を越えて九州にやってきたのかをお伝えします.先述しましたが私の将来の夢は専業主婦です.しかし,専業主婦になれる大学はありません.18歳の村中は進路に悩みました.そんな時,中学生の頃から好きだった映画STARWARSの特典映像が私を西へ導きました.その内容は,“一般の方がR2-D2を作っていたら映画製作からオファーがあり,そのR2-D2が映画に出た”というものです.これだ.私もR2-D2を作ってスカイウォーカー家に近づくんだ.そう思い,国公立のロボットが学べる大学,九州工業大学へ入学しました.(大学受験が終わり,私は大きな過ちに気づきます.私が受験をしている最中に映画STARWARSシリーズが完結してしまっていたのです….R2-D2を作ってもスカイウォーカー家に近づけないのです….)
では次になぜ渕脇研究室を選んだか説明させていただきます.こちらは明確な理由があります.学部1年生の時に受けた力学の講義でドライヤーを使い風船を浮かす実演と羽ばたき飛翔ロボットの動画を見て流体力学に興味を持ち,その後の流体システム,流動システム,計算熱流体の講義を受講しました.しかし,流体力学についてまだわからないことが多く,もっと学びたいと思い渕脇研究室への配属を希望しました.無事,配属されましたので,今後たくさん学んでいこうと思っています.
大学1年生のGWに,あんな田舎で,あと3年も暮らせないと実家で泣いていた私が,6年間も飯塚に住むことは可能なのか,少し不安ではありますが,ちょっとお堅いピュアな少年川口君と,自由奔放不思議ちゃんな岡本君とともに切磋琢磨しながら成長していきたいと思っています.おそらく将来,専業主婦にはならない,ふつつかものではございますが,引き続きご指導のほどよろしくお願いします.
新年度開始から,早2ヶ月が経過しました(近況報告)
皆さん,ご無沙汰しております.この春より,D1になりました.小林です.
さて,表題にもあるように,新年度が始まって,2ヶ月が経過しました.もう2ヶ月も経過したのか,というのが,個人的な感覚です.私は学年が上がっただけで,あまり環境に変化がない一方で,この春から新社会人となった同期の2人は,新たな環境にて,社会人生活に慣れてきたころではないかと思います.うっすら聞く限りでは,元気に過ごしているみたいなので,安心です.こちらには同期はいませんが,M1,M2の後輩たちが,壁を感じることなく気さくに接してくれるので,とても助かっています.
個人的な環境には,大きな変化はなかったと言いつつも,この2ヶ月の間に,少し行事があったので,この度,近況報告として記させていただこうと思います.
1.学部4年生が配属されました.
実は3月上旬より,研究室に3名,新メンバーが配属されました.3名とも,昨年度後期に開講された,計算熱流体工学を受講していたため,顔なじみでした.そのこともあってか,配属されて約3ヶ月ですが,既に馴染んでいる印象です.今後も切磋琢磨しながら研究を進めていけたらと思います.近々,新B4の紹介記事をアップロードする予定ですので,お楽しみに.
2.対面講義が再開されました.
昨年度までは,すべてオンライン講義でしたが,今年度からは,そのほとんどが対面での講義となりました.大学院の科目数はあまりないため,実はまだ対面授業は一度しか受けていないのですが,やはり,対面の方が大学で講義を受講している感がありますし,体制が戻って良かったと,個人的には思います.昨年度までは,食堂も講義棟も,非常に閑散とした雰囲気だったのですが,対面講義が復活したことにより,お昼時の食堂は,外まで長蛇の列を形成するくらいに,学生が溢れかえる状態になっています.学生の誘導や消毒作業を行う食堂のスタッフさんを見ていると,とても大変そうです.
3.直方にある,アドバンテックテクノロジーズ株式会社さんを見学させていただきました.
5月末に,直方にある,アドバンテックテクノロジーズ株式会社さんの会社見学に,M1以上の学生で,伺いました.昨年度,アドバンテックテクノロジーズの村益さんに,本学の“情報工学実践セミナー”にて非常にわかりやすい講演をしていただいたのですが,今回の見学でも,村益さんをはじめとした社員の皆さまに,会社の製品や様々な技術に関して,丁寧に紹介していただきました.日ごろの研究において,コンピュータを使用する自分たちにとって,とても興味深いお話をいただけただけでなく,現代社会におけるAIのポテンシャルや浸透の度合い,また,他にない技術やアイデアを常に考える姿勢についても知ることができました.特に,オリジナリティへの意識については,研究にも通ずる部分が多く,“世界に挑む”という姿勢に,刺激をいただきました.お忙しい中,ありがとうございました.
4.田中くんが,大阪に出張しました.
5月末に,企業研究のため,M1の田中くんが,大阪に出張しました.コロナウイルスの感染状況が,若干好転してきたため,今年度から出張が増えるそうです.すべてオンラインだった兼ね合いで,自分はまだ,出張はおろか,学会も行ったことが無いため,今年度からどこかへ行くことができればよいな,と思ってはいるのですが,まずは,自身の研究を進めることに尽力いたします.
以上が,この2ヶ月間の主な出来事となります.今後も定期的に,近況報告をアップロードさせていただこうと思います.最後になりましたが,本年度も,どうぞ宜しくお願いいたします.それでは.
日本機械学会九州支部 卒業論文講演会にて優秀講演賞を受賞しました.
田中
寝るときは半袖短パン毛布が最高ですよね. 田中です.
先日, 日本機械学会九州支部卒業発表講演会が行われ, 優秀講演賞を獲得することができました. 初めて周りのいろいろな大学の学生と正式な研究発表を行い, 受賞することができ, 大変うれしく思います. 1年間の集大成として臨み, これまでたくさん怒られ続けてきましたが, やってきたことは間違いではなかったと思いました.
1年間を振りかえると, 最も自分が苦戦したのは「作業を話さないこと」でした. 毎週の議論, ゼミでの発表などで何度も作業報告はいらないとご指摘を受けました. その内容は「実験しました. こういう結果でした」というように何も考察のない内容でした. 最初はあまりピンと来ておらず, 作業報告をしていた自覚がなかったため, 何度も指摘を頂くことになりました. しかし, 1年たった今, ようやくわかった気がしていて, これが知りたいから次はこれが必要だ, 作業は知りたいことを明らかにするための手段だとわかりました.
今, これまでの議事録を見てみると, 「作業報告はいらない」他にも「データの次数を上げる」「頭の中の整理」など度々同じ言葉が書かれていました. これらの度々言われ続けてきたことは, “これが知りたいからこれが必要だ(= 作業). すると, 〇〇がわかった. 次は○○を使えば××もわかる(= データの次数). そのためには常にやることを明らかにしておかなければならない(= 頭の中の整理)”. というように1年を通して, 全てつながってきました. これがわかったことがまずは大きい収穫だと思います. そしてこのわかったことを自分のものとして身につけていくことがこれからの大学院での研究生活で必要だと感じています.
もう大学院生活はスタートしています. これまで学んだことはもう言われなくてもできるように, こまめに議事録を振り返ると共に, 目標をもって順調にいけば2年間過ごそうと思います. まずはM1でだらけることのないよう, こまめな研究報告を行い, さらにすごい賞を受賞したいです.
先生や先輩方, これからもよろしくお願いします.
中島
皆様,お世話になっております.最近,太り気味のため食事制限といたしまして,学食のご飯のサイズをLからMに変更して,自己満足している中島です.
さて,前回のブログでご報告させていただいた,日本機械学会九州支部卒業論文講演会にて,優秀講演賞を受賞させていただきました.本講演会では,卒論発表時に味わった悔しい思いを胸に,渕脇先生をはじめ,先輩方からご指導をいただきながら,発表スライドの訂正,発表練習を繰り返し行い,「卒論よりもイイモノ!」という目標のもと準備をし,本番に臨みました.その結果,このように講演賞という形で評価が得られたことに,達成感および嬉しい思いでいっぱいです.このような賞をいただくことができたのは,渕脇先生をはじめ,先輩方からいただいたご助言およびご指導があってことだと感じています.本研究室に配属される前の自分なら勝手に限界をここまでいい,ここまでしかできないと決めつけて,失敗や挑戦することに諦めていましたが,「そうじゃない」と渕脇先生がご鞭撻していただいたおかげで,一年間で大きく成長することができました.誠にありがとうございます.
これからは,できないと決めつけて諦めのではなく,何が原因で,どのような力が働いたのか等の過程を注視し,発生した現象に対して,様々なアプローチで現象を解明していく立派な技術者および研究者に成長できるよう,現時点をゴール地点と満足するのではなく,日々高みを目指して,より一層いい研究生活が送れるように,研究はもちろん人間的な面でも大きくなれるように,一生懸命頑張ります.
最後に渕脇先生をはじめ,研究室の皆様,至らない点も多々ございますが,これからもよろしくお願いいたします.
令和3年度 卒業式
皆さん,こんにちは.今年の桜も綺麗でしたね.すっかり葉桜になってしまいましたが,来年の桜をまた楽しみに待ちたいと思います.小林です.
先日,自分を含めた修士2年の3名およびB4の3名が,無事修了,および卒業いたしました.渕脇先生,3年間,お世話になりました.小村,西岡は社会の大海原へと旅立っていきましたが,自分と,B4の3名は,博士前期および後期課程へと進学し,引き続き,研究となります.渕脇先生,これから3年間,宜しくお願いいたします.
今年は,自分達M2のために,後輩の皆が,卒業セレモニーを準備してくれました.個人的には,自分は研究室に残って進学するので,残りの二人がメインかな…,と思っていたのですが,そんな自分にもいろいろな準備をしてくれただけでなく,いたるところに,自分たちのために考えてくれた跡があり,後輩たちの思いやりをひしひしと感じました.「なんていい子たちなんだ」と,グッとこみ上げるものがありました.日ごろから後輩たちの明るさには助けられてばかりだったので,感謝してもしきれないところがあります.今後ともよろしくお願いします.笑
また,なんと,お世話になった先輩の皆様に,お祝いのお言葉も頂きました.この場をお借りして感謝申し上げます.自由に行き来できるようになったら,飲みに行きたいな…と切に願っております.
折角ですので,この3年間を少し振り返ってみようと思います.3年前,配属された際,自分は,情けないくらいに成績も悪く,かといって何か突出した技術もなく,「将来どうするの?」という状態だったと記憶しています.そこから,「このままではまずい」と先生に気づくきっかけを頂いてからは,(情けない時期もありましたが)まずは持てる力を惜しまず,とにかく一生懸命に取り組み,駆け抜けた3年間でした.その結果,現時点でできないこと,わからないことを,いろいろなアプローチで打ち破っていくという研究のやり方に,自分なりに面白みを見出すことができ,いろいろな方々の支えもあり,博士後期課程という,新たな将来への道を選択することができました.おそらく,この研究室に配属されていなかったら,博士後期課程への進学は,選択肢にもなく,無理だと決めつけ,最初から考えもしなかったと思います.実際に,家族や友人からは「え,お前が!?」と驚かれました.安心してください,自分が一番驚いています.笑
24歳ですので,もうとっくに社会に出て自立しなければならない年齢ではあるのですが,研究を続けたいという思いをくみ取ってくれ,選択をさせてくれた,両親にとても感謝しています.これから,必ず恩返しができるような人間に成長します.
また,忘れてはならないのが,同期の存在です.この3年間,研究室で明るく,楽しく過ごすことができたのは,間違いなく,小村,西岡の二人がいたからです.仲良くしてくれて,本当にありがとうございました.
このように,様々な方に応援していただき,博士前期課程を修了することができました.きっと,これまで以上に,様々な試練が待ち受けていると思いますが,「できる.できない」でモノを判断するのではなく,「やるか,やらないか」,常に前向きな姿勢で,また,感謝の気持ちを忘れず,将来の自分像を実現できるように,邁進していけたら,と思います.それでは.
日本機械学会 九州支部 九州学生会第53回学生員卒業研究発表講演会に参加しました.
中島編
皆様,こんにちは.最近,味噌汁にハマった太り気味の中島です.同期からは,“デブ”といじられています.
3月8日に機械学会が主催する卒研発表講演会が開催されました.前回の卒論における発表会では,発表練習等の準備不足および本番の緊張により,悔いの残る発表会でした.そのため,今回の機械学会における発表会では,その悔しい気持ちをバネにより良い発表となるために,準備を進めていきました.具体的には,渕脇先生から,“スライド間の繋ぎを意識することで,聞いている側に伝えやすくする”というご指導をいただき,ストーリー性を意識する上で,資料作りに励んでいきました.また,今年ご卒業される西岡さんに何度も見ていただき,初めて見た人でも理解することができるスライドになっているかを何度も訂正していただきました.発表練習に関しては,発表練習は50回以上行うことで,一つ一つのスライドで何を伝えるのか自分の頭の中で整理することができ,発表に挑むことができました.
発表会の感想としては,本番に変な緊張をすることなく,程よい緊張感で発表を行えることができました.そのため,卒論よりも良い発表をできたのではないかと確かな感触を得ることができました.しかしながら,二ついただいた質問に対して,一つは納得できる回答ができたと思うのですが,もう一つに対しては,満足のいく回答はできませんでした.そのため,まだまだ練習不足および準備不足だと感じました.ですが,総評してみると,卒論時の自分とでは大きく成長できたのではないかと思います.これもお忙しい中,ご指導をいただいた先生,先輩方のおかげです.誠にありがとうございました.
また,今回の発表会に参加することができ,同世代の方々が,どのような研究をしているのか,同じ流体の分野でも,これほどアプローチの仕方が違うのかと様々な刺激を得ることができ,発表自体も含めて,参加させていただくとこができて良かったと感謝しています.
これからも,まだまだ研究生活が続きますが,今の自分より日々大きくなれるように一生懸命頑張っていきたいと思います.
田中編
肉体が進化をはじめ, スーツがはちきれそうです,田中です. お父さん, お母さんごめんなさい, 筋トレは控えます.
さて, 先日, 九州学生会第53回学生員卒業研究発表講演会が終わりました. 一年の集大成として発表はしっかり行うことができたと感じました. しかし, 今回の機械学会, また, 卒論発表でまだまだ自分に足りないものが明確になりました. 「頭の中の整理」「準備の大切さ」「計画性をもつ」など他にも多くあります. これら学んだことを大学院での研究に向け, しっかり整理しようと思います. そして, フィードバックし, 研究成果を出すことができるよう頑張ります.
今回, 他大学の発表を聞いて, 流体関連のセッションであったことから, 興味深いものが多くありました. その内容については, 質疑応答で特に熱く話せたことから, 自分の研究に生かせるものは活かしていこうと思います. また, 初めて学会と名前の付くものに参加してみて, 周りの人に負けてられないなと思いました. 今後, 同じような機会があったら, アッと驚く進化をして見せるべく, これから頑張ります.
B4の年が終了しようとしており, ということM1に進級, そしてM2の先輩の卒業時期が来てしましました. 本研究室に配属されてから大変お世話になり, 卒業されるのは悲しいですが, 幸いにも, 二方は福岡勤務, 小林さんは博士に進級 ということでホッとしています. ぜひ, ご飯に連れていってください. よろしくお願いします. また, 学年が上がるということで, 自分たちの下に, 新しく後輩が入ってきました. 今まで学んだこと, 先生および先輩に教えていただいたことをできる限り伝えて, 頼れる漢となれるよう尽くします. 4月から新体制での研究がスタートしますが, どこの研究室よりもにぎやかで, 研究成果を出すことのできる研究室にしたいなと思います.
これから2年間, 改めてよろしくお願いします.
小河編
こんにちは.最近,同期二人との体格差が気になりだしました,小河です.同期二人とも運動をよくするので,私も少しずつ始めます.
今回,九州学生会第53回学生員卒業研究発表講演会に参加させていただきました.初めての外部への発表ということもあり大変緊張しておりました.発表自体は.一番早い第一セクションで行われました.そこでの発表では,大変知識不足を痛感しました.これから,知識を付けるため,しっかりと勉強しなければならないと思います.
また,今回私は午前の部,第二セクションにおいて座長を務めさせていただきました.なかなかない機会であったため,貴重な経験をしました.精一杯務められたのではないかと思います.そこで司会の大変さが分かりました.慣れていなかったために少し進行がうまくいかない点がありましたので,これからこのような機会があった時には,もっとうまく進行できるようにします.
また,発表によって人に伝えることの難しさを再認識しました.私自身,人に自分の研究内容を伝える力,心がけが足りていなかったため,これから,気を付けた資料作成を行っていこうと考えております.ほかの方の発表では,同じ分野である流体工学とはいえ,多種多様なことを発表されており,多くのことを知ることができ,刺激をいただけました.このような発表の場に出られたことはこれからの研究に大きく活かすことができると思います.
話は少し変わりますが,最近,新しく研究室に3年生が入ってきました.先輩になるということで,しっかりとした姿が見せられるようにしていきたいと思います.また,いい先輩になれるよう,今まで先輩方から受けてきた支援を自分も後輩に出来るように頑張っていきます.これから大学院へ入学しますので,一層気を引き締めて研究を行っていこうと思います.
令和3年度 卒業論文発表を終えました.
皆さん,こんにちは.時々暖かい日になってきて,僕の中で二番目に好きな季節になろうとしている気配を感じる今日この頃です.あ,ちなみに一番好きな季節は秋です.どうも,小林です.
先日,修士に引き続き4年生の卒業研究発表が行われました.3人とも,かなり緊張していたようです.今回は,その3人に記事を書いてもらいました!
小河
こんにちは、最近は休日でも起きる時間がしっかり固定され習慣の大切さを確認しました。4年の小河です。
今回、卒業論文発表会がありました。他の同期二人は高専からの編入であるため、二回目のようでしたが、自分は初めてで作成した資料の出来も悪く、一番重要な伝えたいことが、自分でもわかっていないありさまでした。そんななかでも、渕脇先生、先輩方が聞いてくださり、多くの修正と改善を行うことができました。そんな中、発表本番になり、大変緊張し、頭が真っ白になりながらも発表を終えることができました。しかし、今回の発表では、発表練習不足、また勉強不足な点が多く見つかりました。この点を次回までに修正していこうと考えております。次には学生会が控えておりますので、気を緩めず頑張っていきます。また、この一年間、渕脇先生をはじめ先輩方に多くのご指導、助けがあり、ここまでやってくることができました。本当にありがとうございました。
この一年を振り返りますと、今まで行ってこなかったことに多く挑戦することができた年でした。例えば、継続することにはならなかったのですが、ランニングなどの運動も、大学生活の中で初めて行いました。また温泉などにも行くことができ、いまでは嵌っていることからもよかったなと感じております。これらのことから、自分自身だけであればやらないことにも、研究室の方々に影響を受け、今年は多く体験することができたなと思います。
田中
こんにちは.
先輩の彼女さんと毎年おなじみ, 母からバレンタインチョコ確保しました田中です. いつか本命をもらってみたいものです.
さて, 2/21に,卒論発表を終えました. ストーリーの作成から始まり, 概要, 本文, 発表と年を越してから非常に時間がはやく感じました. 今回卒論をまとめるにあたり, 「頭の中を整理する」ことが最も自分に必要だと思いました. まず, ストーリーの作成時, 自分で何が言いたいのか整理されていないために内容がぐちゃぐちゃな資料を作成してしまいました. そのような, 自分の頭が整理されていない状態ではだれにも伝えることはできません. ですので, 先生が日頃から言われる「こまめな議事録作成」は非常に大切だと感じました. その議事録に次にやることを記載することで, 自分の頭の中が整理され, 次何をするべきか明らかとなります. 議事録にまとめていくにつれて, ストーリーの作成, 概要などスムーズに行うことができました. よって, 今後もこまめに議事録を作成します.
発表に関しては練習を重ねたことから, タイとの交流における, 英語の発表より緊張はしませんでした. しかし, 質問時間に少し, 沈黙の時間があったため, うまく質問を引き出せませんでした. つまり, うまく伝わらなかったということだと思います. ですので, その原因をよく考え, 再来週の機械学会の発表ではよい発表となるように, まとめます.
今回の卒論作成で, 先生には多くのご指導をいただき, 本当にありがとうございました. 指摘内容はすべて, 自分にフィードバックして, 今後の大学院での研究に励みます. また, 先輩方も発表練習に付き合っていただいたり, 多くのサポートをいただきました. この御恩は今後の研究成果, および来年度入ってくる後輩をサポートしてあげることで返そうと思います. 本当にありがとうございました.
中島
皆様,こんにちは.最近運動不足により,おなかが出てきた太り気味の中島です.正直,焦りを感じています.
学部生の集大成として,2月21日に,卒業論文発表会が開催されました.今回は,プログラム的には,対面での開催が予定されていましたが,オミクロン株の感染予防のため,zoomを使用したオンラインでの発表会となりました.自分は,鹿児島高専から編入生として,本校に入学したため,卒論自体は,初めての経験ではありませんでした.ですが,本校の卒論は,高専時代の卒論とは完全に別物でした.そのため,初めて見た人に伝わる資料作りおよび文章の書き方など,自分の力不足を改めて痛感しました.また,機械学会が主催する学生会の期日も同時期にありましたので,スケジュール管理能力および効率的な面からも,人間的な部分で欠けていると感じました.しかしながら,ご自身もご多忙の中,渕脇先生をはじめ,研究室の先輩方から,ご指導およびアドバイスをいただき,自分なりにフィードバックし,背景から結論までを一つのストーリーとして組み立てることを意識しながら,試行錯誤を繰り返し,概要および本文に挑みました.結果として,概要および本文を無事に期日までには,終えることができました.また,高専時代の卒論とは,格段に向上した内容となりました.
ですが,自分の発表自体を振り返ってみると,「緊張」という一言でした.自分が何を目的で何の研究してきたのかを明確に伝えることができませんでした.また,副査の方々の質問に対しても,正しく理解および解釈することができず,質問していただいた副査の方々にご迷惑をおかけしました.今回の発表会は,お世話になった渕脇先生および先輩方の恩返しのつもりで挑んだため,より悔しい気持ちでいっぱいです.これからの修士生活を送る際,何度発表の機会をいただけるかは,わかりませんが2週間後に控える機械学会の発表会に向けて,今の悔しい気持ちをバネに卒論以上の発表となるように頑張りたいと思います.
改めまして,ご多忙の中,渕脇先生をはじめ研究室の先輩方,ご指導していただき誠にありがとうございました.発表自体は悔しい気持ちが残りますが,無事にやり遂げることができたこと感謝申し上げます.本当にありがとうございました.
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3人とも,どこかに悔いの残る発表だったようです.これは自分達上回生が,もっとフォローすべきだったと反省しています….機械学会の学生会まで,あっという間ですので,残りの数週間,3人の追い上げを精一杯サポートしていきたいと思います.頑張れ!!
別件ですが,新4年生もそろそろ入ってきます.また別の記事でご紹介させていただければと思います.それでは!