センサ・アクチュエータ特論

演習

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シラバス

科目名: センサ・アクチュエータ特論 (01) Sensor and Actuator
担当教員: 渕脇 正樹 (大学院情報工学研究院機械情報工学研究系) futiwaki@mse.kyutech.ac.jp
大学院対象分野科目 選択科目 2単位
後期 火曜1限目 大学院講義室(新棟2F)

授業の概要

電子と機械の融合に生まれたメカトロニクスは,ロボットがその代表デバイスとして様々な分野で活躍している.その中でも、センサおよびアクチュエータはその中心を担う技術のキーコンポーネントである.ここでは,センサとアクチュエータの基礎原理,また,特殊環境下で活躍するセンサおよびアクチュエータについて講義する.さらには,最新のセンサおよびアクチュエータの調査と分析を行うことで理解を深める.

カリキュラムにおけるこの授業の位置付け

基礎的な力学の知識を必要とすることから,本講義を履修するためには,以下の学部における科目の履修が前提となる.

  • 「基礎物理学A・同演習」
  • 「基礎物理学B・同演習」
  • 「基礎物理学C・同演習」
  • 「電気回路M・同演習」
  • 「流れ学」
  • 「熱流動システムI」
  • 「熱流動システムII」

授業項目 (授業計画)

(1) センサとアクチュエータ

(2) 圧電・静電・超音波アクチュエータ

(3) ソフトアクチュエータ

(4) 高分子アクチュエータ

(5) マイクロアクチュエータ

(6) 筋肉とアクチュエータ

(7) アクチュエータの応用

(8) センサデバイス

(9) 触覚センサ

(10) 力覚センサ

(11) アクチュエータのセンサへの応用

(12) 超五感センサ

(13) 生物のセンサ

(14) マイクロデバイスによる熱流体現象の制御

授業の進め方

講義ノートを用いて講義を行う.また,センサ・アクチュエータに関する調査を行い,その発表およびレポートによる報告を行う.

授業の達成目標 (学習・教育目標との関連)

情報工学府における学習・教育目標の「(B)情報科学・工学および各分野で必要な基礎学力」を身につけるために,センサおよびアクチュエータの基礎原理を習得する.また,最新のセンサおよびアクチュエータの応用例を習得し,電子と機械の融合に生まれたメカトロニクスに関しての理解を深める.

成績評価の基準および評価方法

レポート提出を必須とし,レポート内容と討論内容で達成目標に対する到達の程度を評価する.

キーワード

センサ,アクチュエータ,マイクロメカトロニクス,マイクロデバイス,五感

教科書

参考書

備考