第50回 可視化情報シンポジウム in 東京

 皆様,ご無沙汰しております.5kgの脂肪を受け入れるとともに,肉離れしていた太もも裏の筋肉を取り戻した,M2葉石です.やはり,全力で走ることができるのは嬉しいですね.
 私事はさておき,8月8,9,10日に東京の工学院大学にて,第50回 可視化情報シンポジウムが開催されました.今回は,コロナウイルスが依然として猛威を振り続けているものの,運営をしてくださった方々のご尽力により,ハイブリッド形式で行うこととなりました.対面で開催することができたのは,とてもすごいことだと思います.


 その第50回可視化情報シンポジウムに,D1の小林さんとM1の田中君とともに参加させていただきました.今回が第50回の節目であることから,午前中は,歴史ある学会の成り立ちや現在に至るまでの様々な出来事についてのお話や,学会運営に携わりかつ様々な研究を成さってきた先生方のお話がありました.午後は,可視化に関する様々な研究の発表がありました.また,企業展示では可視化を行う上で必要な実験機器についてのお話もあり,いろいろなことを学ぶことができました.


 午後の研究発表ですが,可視化ということもあり,様々な分野の発表がありました.その中でも,自分たちの研究室のメンバーの発表は,他の方々の発表に負けないものでした.先輩の小林さんは,オンラインでの発表となりましたが,やはり複数回講演会を経験していること,また準備を常にしていたことから,堂々と発表しており,さすがだなと感じました.また,後輩の田中君も自分と同じ,初めての発表でしたが,それでも気後れすることなく,自信をもってはきはきと発表していて,すごいなと思いました.私自身,本学会の主催するシンポジウムへの参加は初めてであり,それに加え,対面での発表経験が皆無に等しいため,かなり緊張していました.さらには,人前での発表は少し経験があるものの,流体の研究に携わってきた方々が大勢いる前での発表は今回が初めてでした.やはり,専門の方々からの質問は,研究内容で不足している箇所や,結果を裏付けるためには何が必要かを問うような鋭い質問ばかりでした.自分の準備および勉強不足で,質問にうまく受け答えすることができませんでしたが,一つの研究に対しての様々な考え方を学ぶことができました.


 今回の可視化情報シンポジウムでは,多くのことを学びました.ですので,今回学んだことを少しでも自身の研究にフィードバックしていけるよう,頑張ろうと思います.最近は涼しくなってきたものの,夏の暑さは全く衰えていないので,熱中症にはお気を付けください.





田中君が発表する姿





緊張のあまり汗が止まりませんでした