日本機械学会 2024年度年次大会に参加しました

 秋の涼風に安らぐ岡本です.

2024年度年次大会・ポスター講演.講演日,9月10日.…大変お待たせいたしました.本日10月9日,ひと月越しになりますが,これよりブログ記事を執筆いたします.

年次大会,此度の舞台は愛媛県松山市でした.率直に申し上げます.良い町でした.大通りは路面電車も通る趣ある様相で,かつ福岡・天神の街並みにも似通った都会らしさがある.町を行く人々の足は急いている様子がなく,まったりとした印象を受けます.都会とは,何かと気が休まらぬものですが,こと松山においては,不思議と心穏やかでいられた気がします.こんなところに住んでみたいなぁと,漠然と思いました.

松山といえばそう,道後温泉です.講演が終わったあとは,学生らしく見聞を広める為,町のはずれ,道後湯之町へと赴きます.湯あみしましたのは,道後温泉本館と,道後温泉別館・飛鳥の湯.双方,湯加減が熱々で,三十分も居られず出てしまいました.歴史ある温泉を心行くまで楽しめず,少し残念に思います.飛鳥の湯の浴場で同席した地元の方のお話によると,人をはくために,故意に熱い湯でもてなしているという,有力な説があるそうです.私に限っていえば,その策は大いに作用しておりましょう.そして同人が言うには,松山駅前にある複合施設の中に,”喜助の湯”と呼ばれる温泉があり,そちらをお勧めするとのこと.福岡へ帰る日,そこへ寄ってみると,湯の種類は豊富で,サウナは違う温度に設定された三室あるという無欠ぶり.旅は道連れ世は情け,最後には良いめぐり合わせがあるものですね.

もちろん,温泉ばかり楽しんでいたわけではありません.愛媛大学城北キャンパス,ここで渕脇研究室松尾・岡本は,ポスター講演もこなして参りました.過去,可視化シンポジウムという学会に参加しましたが,年次大会は,より硬派な雰囲気であったように感じます.熱意ある学生も多く,彼らと言葉を交わすうちに,自身の研究への当たり方を再考させられました.発表中も,思ったより人をさばくことが出来ず,少々悔いの残る結果となりました.

様々な方面で勉強になった,三泊四日でした.これを修士論文への足掛かりとして,今後も励みたく思います.

失礼いたします.