基礎物理学・同演習

演習

このページはパスワードで保護されています。
表示するにはパスワードを入力してください。


シラバス

科目名: 物理数学・同演習 (01)
担当教員: 渕脇 正樹 (大学院情報工学研究院機械情報工学研究系) futiwaki@mse.kyutech.ac.jp
自然科学科目 選択必修科目 2単位
1年 前期 月曜2限目 月曜3限目 1305講義室

授業の概要

基礎物理学A,B,C(・同演習)の理解を助ける為,物理・工学基礎分野と数学を関連付けて学習する基本的知識に重点を置いて講義する.各分野における初期の講義では高校の数学の復習から出発するが,それと同時に大学レベルの数学の応用基礎についての講義と演習を積み重ねる.

カリキュラムにおけるこの授業の位置付け

カリキュラムにおけるこの科目の位置、この科目の前提科目、この科目を前提とする後継科目などを記載する。

授業項目 (授業計画)

(1) 微分法の復習1(いろいろな関数の導関数)
(2) 微分法の復習2(合成関数の微分)
(3) 微分法と変位・速度・加速度
(4) 関数の近似(接線,テーラー展開)
(5) 積分法の復習1(いろいろな積分)
(6) 積分法の復習2(置換積分法と部分積分法)
(7) 重積分
(8) 微分方程式1
(9) 微分方程式2(単振動)
(10) 微分方程式3(強制振動)
(11) 偏微分
(12) 全微分と偏微分(接平面)
(13) 単位(単位の換算,SI単位,工学単位)

授業の進め方

用意したプリントをテキストにして,最初20分間程度で復習の要点を講義形式で説明する.その後,1コマ目は講義形式で行い,2コマ目は演習を中心として授業を進める.

授業の達成目標 (学習・教育目標との関連)

学習・教育目標「自然科学の基礎?機械情報工学で必要となる数学,および機械情報工学の基礎となる物理・化学について理解し,機械情報工学へと応用できる能力 (1)数学の基礎」を身につけるために,物理学の数学面の基礎をなしている主要な数学の基礎を理解し,それらを問題に応じて適切に利用できる応用能力を養うことを目標とする.

成績評価の基準および評価方法

目標の達成度について,中間テスト(40%程度),期末試験(40%程度)および演習課題に対するレポート(20%程度)で評価する.

キーワード

関数,微分,積分,微分方程式,偏微分

教科書

テキストとしてプリントを配布する.

参考書

都筑卓司:なっとくする物理数学(講談社)

備考