研究室ブログ

2025年 新B4がやってきた!( 自己紹介)

今年度から新B4として入ってきた3人をご紹介いたします!

>田崎君

皆さま, はじめまして!
今年度, 渕脇研究室に配属されましたB4の田崎和寛(たさき かずひろ)と申します.

自己紹介で何を書こうか迷いましたが, まずは出身地の話からさせていただきたいと思います.

私の出身地は栃木県佐野市になります. 山に囲まれた内陸で,年間の気温差が大きい場所でしたが,そんな気候で生まれ育ったおかげか, 盆地である飯塚市の気候にもすんなり適応でき,少し快適に過ごせております.

さて, 「栃木県からなぜこの大学に?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんね.実は私は, かなりの優柔不断な性格でして……情報工学と機械工学, どちらを学ぶか決めきれなかったのです. 九州工業大学ではその両方を学べると知り, 「ここだ!」と即決しました. 私にとってはまさに渡りに船でした.

次に趣味についてお話しします.

趣味は読書・筋トレ・ラグビー観戦です. 読書は暇さえあれば小説を中心に楽しんでおり, 特に藤沢周平の『蝉しぐれ』が好きな作品です.

筋トレはラグビー部時代の名残で続けていますが, 最近はさぼり気味で腹回りが気になり始めたので, そろそろ本腰を入れようと思っています.

ラグビーは中高6年間プレーしており, ポジションは主にフランカー(背番号6番・7番)を務めていましたが, 当時, 色々やってみたかった私は様々なポジションを経験させていただいておりました. そのおかげか, 今では色々なポジションの視点で試合を観ることができ, ラグビー観戦をより一層楽しめています.

以上で私の自己紹介を終わりにさせていただきたいと思います.

至らない点も多々あるかと思いますが, 精一杯頑張りますので, これからどうぞよろしくお願いいたします!

ラグビーの様子(ボールを持っているのが私です)

>高橋君

皆様初めまして。新しく渕脇研究室に配属となりましたB4の髙橋皇喜(たかはしこうき)です。

初めに簡単な自己紹介をします。私の出身は奈良県です。奈良といえば、神社仏閣や大仏、鹿なんかが有名ですね。地元の散歩が趣味な友人と、よく一緒に奈良公園やならまちなんかを徘徊していました。奈良公園にはいたるところに鹿がいるのですが…、奴らでかい角を携えて突進してくるので奈良にお越しの際はお気をつけて。

中学と高校の初めは、アーチェリー部に所属していました。アーチェリーの弓には主に、リカーブボウとコンパウンドボウの2種類があって、私はリカーブボウを利用していました。2種類の弓の大きな違いは、コンパウンドボウには弓の両端に滑車が付いていて、それにより小さな力で引くことができます。そのため、コンパウンドボウは中心から外すと負け、リカーブボウは中心に当てると勝ちと言われています。

また、高校・大学と軽音学部に所属しており、ドラムを担当しています。去年は、飯塚バスターミナル付近の音楽バーや、小倉のクリスマスマーケットでライブをしました。腕前に関しては、まぁ、聞かないでください…。

次に私が渕脇研究室を志望した理由についてです。3年の前期、そろそろ行きたい研究室を決めないといけないなとぼんやり考えていた中、渕脇先生の「流体力学」の授業で流体に興味を惹かれ流体の勉強がしたいと思ったからです。研究室に入ってから、自身の勉強不足に気付き、現在研究に向けた勉強や、計測・数値計算の仕組みに関する勉強をしています。

至らぬ点も多くありますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

>太田君

初めまして!この春新しく渕脇研究室に所属となりました, B4の太田です.

まずは自己紹介をさせていただきます.

私は生まれも育ちも大分県で, 九州工業大学情報工学部に合格したことを機に福岡県に引っ越してきました. 最初の1年間は学生寮で生活していましたが, 現在は大学から片道1時間半ほどの場所に住んでいます. 性格については, 正直であろうとしているところが長所, 積極性が足りないところが短所だと自分では考えています.

実際, これまでの大学生活3年間, サークルに所属したりバイトを始めてみたりと, いろいろなことに挑戦してきましたが, サークルではあまりイベントに参加できなかったり, バイトでは慎重になって大きな行動ができなかったりと, あまり積極的に取り組むことができませんでした.

渕脇研究室への配属を希望したのは, 一番は流体力学への興味(見えないものの流れを可視化すること)からですが, ここでならそんな自分から大きく成長できるのではないかと思ったことも大きな理由です. あと, 研究室全体で運動ができることも魅力的に感じました.

最後になりますが, 同じタイミングで配属された田崎くんと高橋くん, 修士・博士の先輩方, そして先生にはこれから迷惑をかけるかもしれませんが, どうかよろしくお願いいたします.

あと, お気に入りの写真を載せておきます.雲や空がきれいなのはもちろん, 構図も好みの一枚です.

九工大から見た雲

日本機械学会 九州支部 九州学生会 第56回学生員卒業研究発表講演会

今年も九州支部学生会が開催されました.今回は,江口君と吉川君の二名が参加しました.

2人が書いた記事を下記に掲載します.

<江口君>

暖かくなりつつある今日この頃,いかがお過ごしでしょうか.布団が未だに恋しいB4の江口魁人です.

今回は,三月五日に大分高専にて開催された日本機械学会九州支部学生会についてお伝えいたします.我々の研究室からは,私,江口魁人と吉川勇人君が講演,留学生のSudamさんが聴講のために参加しました.大分駅前のホテルにて前日入りし,当日の発表に臨みました.学生会では,私の発表は午後一番のセッション,吉川君の発表は午前中二番目のセッションでした.当初は,卒論発表会でミスしたこともあり緊張していましたが,諸先輩方や先生の熱いご指導のおかげで,私も吉川君もよい発表を行うことができました.渕脇先生が日頃より仰っていた準備の大切さがこういった大一番に活きてくるということを身をもって学ぶことができました.

また,座長業務や他の講演の聴講などを通じて,非常に有意義な時間を過ごすことができました.他の学生の講演を聴講すれば,自分がどの立ち位置,どのくらいのレベルかわかるとも先生はおっしゃっていました.そのことを頭の片隅に入れて聴講すると,この発表のあの図はアニメーションを入れると分かりやすくなるやら,少なくとも自分の発表は学生会の舞台に堪え得るやら,様々なことが頭に浮かびました.中には,似たような発表が立て続けにあって,どうなのだろうとも考える場面もありましたが,他者の発表を見て様々な発見がありました.学会などの場に出てこういった知見を深めるためにも,日々の研究を進める必要があると改めて感じました.

学生会が終了した後は,大分駅に程近い居酒屋にて渕脇先生も交えて打ち上げを行いました.ここで私,江口魁人,初めての焼酎に挑戦しました.

最初は焼酎特有の独特な香りに抵抗感がありましたが,飲み進めると気にならなくなり,とても美味しかったです.ちなみに,Sudamさんが焼酎の香りをマーマイト(イギリス発祥のビール酵母をもとに製造された発酵食品)と表現していたのですが,個人的にとても面白いと感じました.このような感じでいろいろありましたが,翌日は帰路につく前に鉄輪温泉の地獄めぐりと地獄蒸しを楽しみました.

上の写真は海地獄にて撮影しました.青色の温泉で,写真からもわかる通り湯けむりが凄まじいです.非常に高温の温泉で,当然入ることはできませんが,周りが暑いということはありませんでした.むしろ,この日は風もあって寒かったです.

地獄蒸しは,鉄輪温泉の名物料理で,下の写真のように温泉の噴気で食材を蒸したものです.個人的には,蒸し卵がおすすめです.黄身の見た目は固ゆでのゆで卵と同じですが,蒸すことによって黄身の食感がしっとりしており,絶品でした.こんな感じで大分を満喫した三日間となりました.最後になりましたが,先生や先輩方,そして共に戦ってくれた吉川君のおかげで充実した学生会となりました.みなさんへの感謝を結びの言葉といたします.本当にありがとうございました.

<吉川君>

こんにちは!最近、B3の後輩が研究室に入り、少しずつ先輩としての自覚が芽生えてきたB4の吉川です。

3月5日に第56回学生員卒業研究発表講演会が開催され、江口君と一緒に参加してきました。今年の会場は遠方の大分工業専門学校であったため、前日に現地入りし、ホテルに宿泊させていただきました。ホテルでは、夜遅くまで発表練習を繰り返し、本番に向けて準備を万全に整えました。

そして迎えた発表当日。やはり緊張しましたが、これまでの努力を出し切ろうと気持ちを切り替えて挑みました。発表中は,スライドの内容をできるだけわかりやすく伝えようと意識し,聴衆の反応を見ながら話すように心がけました.また,途中で少し詰まる場面もありましたが,深呼吸して落ち着くことで最後までしっかり話しきることができました.発表後の質疑応答では、予想していなかった質問もありましたが、事前に準備していたおかげで落ち着いて対応できたと思います。それでも、もっと分かりやすく説明できたのでは?と反省点もあり、今後の課題として改善していきたいです。

発表の様子

江口君の発表の様子

話は変わりますが、講演発表の会場が大分だったため、帰る前にご当地料理を堪能しました.

大分の観光名所である地獄温泉にある地獄蒸し工房 鉄輪では、野菜やお肉がとても柔らかくなった蒸し料理をいただきました。ポン酢と一緒に食べると、絶妙な組み合わせでとても美味しかったです。また、竹皮で包まれたとりめしはしっかりとした味付けで、何度でも食べたくなる味わいでした。

次の画像は、大分名物のとり天です。訪れたお店は、1963年創業の老舗洋食店「キッチン丸山」。大分名物「とり天」の発祥店の一つとして知られており,とても有名です。揚げたてのとり天はジューシーで、食べ応えがあり、とても美味しかったです。大分に訪れる機会がありましたら,ぜひ足を運んで召し上がってみてください.

地獄温泉での蒸し料理

元祖とり天

今回の講演会への参加を通じて,研究発表の重要性を改めて実感し,多くの学びを得ることができました.また,大分でも充実した時間を過ごせました.これからも研究に励みながら,様々な経験を積んで成長していきたいと思います.最後までお読みいただき,ありがとうございました!

タイのタマサート大学から留学生が来られました

 皆様お疲れ様です.もう2025年の1月が終わろうとしていることに困惑しています.M1の弘中です.

2025年1月26日に,スリランカ出身のSudamさんが,渕脇研究室に来てくれました.6ヶ月という短い間ですが,よろしくお願いします!

送り迎え当日,私と葉石さんで,福岡空港国際線ターミナルに向かいました.昨年の11月ぶりに訪れた国際線ターミナルは,改装がほとんど完了しており,とてもきれいになっていました.そんな福岡空港でウェルカムボードを掲げ,待つこと40分,ウェルカムボードに気づいたSudamさんが,到着口から現れました.出会った第一印象はとても丁寧な方だ!です.挨拶と握手をして,コーヒーを買い,車に乗ろうとしたとき,Sudamさんは「コーヒーを車の中で飲んでも大丈夫?」と聞いてくれました.車の中で飲食を気にする人がいることを知っており,その気遣いができる方だ!と一瞬で心をつかまれました.

快く撮影を受け入れてくれたSudamさん

そして車を走らせること30分,SIMカードを購入しようと家電量販店を回ったのですが,結局購入できず時間も昼前となったため,お昼を食べに行くことに.とても美味しい明太トーストが食べられるハンバーグ屋に行きました.日本に来て初めての食事ということで,一度Sudamさんの写真を撮影していました.その後,葉石さんの写真も追加で撮ったのですが,今にも明太トーストに食らいつかんとする葉石さんの写真を見たSudamさんに,もう一度撮影して欲しいと頼まれました.撮れた写真は,葉石さんにも劣らない見事なものになりました.Sudamさんのノリの良さを知ることができて思わずにっこりです.

        

明太トーストを頬張ろうとする2人

最後になりますが,Sudamさんはこれから6ヶ月間,渕脇研究室の一員として,研究されます.解析が主になりますが,実験もされるということで,その技術や知識を自分たちも学ばせていただきたいです.また,早く渕脇研究室になじんでもらい,そしてダイナマイト級に辛いと称されるSudamさん直伝のスリランカカレーもマスターするために,たくさん関わっていこうと思います.

改めて,6ヶ月間よろしくお願いします!!

忘年会が今年もやってきた!! ver.2024

 ご無沙汰しております.M1の金澤です.

キラキラしたクリスマスも終わり,毎年恒例の大掃除&忘年会(2024/12/27)を開催しました.呑む事だけが取り柄の金澤ですが,今年はしっかり年末の大掃除をこなすことができました.大掃除ではいつもは触ることのない机の下の機器や段ボール等の整理を行い,研究室の歴史の深さに感動し,いつもお世話になっている機器類には感謝とともに綺麗にすることができました.また今年は新しい機器もいくつか設置され,研究室の歴史が新たに作り出されていることを感じた大掃除でした.これで気持ちを新たに新年を迎えられそうです.

話を戻して忘年会ですが,今年の忘年会はOBの山口さん,田中さんも参加していただき,懐かしさもありつつ,大先輩の前という事もあり身を引き締めながら,お酒を楽しませていただきました.忘年会中は弘中くんの飼っている蛇に餌としてあげる冷凍ピンクマウスが話題に上がり,そのうち自分が太りすぎてピンクマウスの代わりにされないか震えながら2025年こそダイエットを始めようと決意したのでした.宴もたけなわとなり,写真を撮ろうと思ったのですがうまく手元が定まらず,これがブレにブレる.高校時代写真部をしていただけに,恥ずかしい限りです.

葉石さんの残した大量の日本酒を,吉川くんが代わりに飲むのを横目に見ながら会計を済ませ,最後には店員さんに写真も撮っていただくことができ,無事に忘年会を締めることができました.

最後になりますが,2025年もいい年になるよう頑張っていこうと思います.

キングモンクット工科大学の学生がインターンシップ(CFDセミナー)に来ました

 こんにちは!最近肌寒くなり、こたつから出ることが困難極めるようになった吉川勇人です。

11月中旬(11/11 ~ 15)、タイから12人の留学生を招いたイベントを開催しました。留学生の方々には流体シミュレーションを体験して頂き、私は学部4年生のTAとして微力ながらお手伝いさせていただきました。授業の進行をサポートする中で、すべての会話は英語で行われ、始めは言葉が詰まることや、思うようにコミュニケーション取れないことも多々ありました.しかしながら、日が進むにつれて、留学生からの質問や会話を通して少しずつ英語力が向上したように感じ、充実した時間を過ごすことが出来ました。また、彼らのシミュレーションのモデルは非常に多様で、なかには「ハムスター」のようなおもしろい発想をもったモデルも登場しました。まさかのモデル選択に思わず笑ってしまいましたが、個性的なアイデアの発想に、彼らの創造力の豊かさを感じました。

イベントの最終日には親睦を深める飲み会が開かれ、学問だけでなく個人的な話題も交わすことでさらに絆を深めました。このイベントを通じて得られた留学生との交流や新しい視点は、私にとって非常に貴重な経験でした。また、自身の英語力やサポートスキルが向上したことも、大きな収穫です。この経験を今後の研究や生活に活かしていきたいと思います.

飲み会後の集合写真

ICJWSF2024 8th International Conference on Jets, Wakes and Separated Flows に参加しました

 皆様,お元気でしょうか.私といえば,ついこの前26歳となり20代も後半に差し掛かってまいりました.大学にいる間は学生であり,その中でも年長者であることを意識して行動できればと思います.

さて,本題ですが,先日9/23~25にイタリアのフィレンツェで開催されたICJWSF2024(8th International Conference on Jets, Wakes and Separated Flows)に参加しました.この学会は,初回は日本の三重県にて開催され,その後,ドイツ,アメリカ,スウェーデン,アメリカ,日本とわたって,今回はイタリアで開催されることになったようです.学会名にもあるように,ジェットや物体の後流などを対象とした学会であり,流れの剥離制御や後流に生じる渦構造がどのような成分で構成されているか,さらにはジェットの燃焼時に生じる振動やその噴流の構造等,様々な内容が発表されていました.今まで何度か学会に参加させていただいていたおかげで,理解できる内容もあれば,その一方で,初めて聞く分野の内容は英語であることも相まってか,全く理解することができないこともありました.そのため,その都度,完璧に理解することができなくてもいいので,とにかく質問しようと思い,今回の学会でも何度か質問するようにしました.また,初めて聞いたような内容でも研究室のメンバーに還元できそうな内容の研究もありました.イタリアで購入したお土産だけでなく,その話を後輩たちにできればいいなと思います.

私自身は,今回は変形する渦輪の動的挙動と非定常揚力特性の内容で発表させていただきました.本学会は,先ほども記載したようにジェットや物体後流など,流れ場の可視化を主旨とした学会でした.そのため,蝶の翅まわりの渦輪の挙動が翅の羽ばたき運動に伴って,非定常揚力と共にどのように変化するかを,定量的かつ視覚的に分かりやすくすべきでした.しかしながら,今回の発表では渦核の速度分布を利用し,翅の各位置における渦の規模と発達過程を定量的なグラフでしか示していなかったため,具体的に蝶の翅の位相および揚力の結果に対する渦輪の挙動を,相手に伝わりやすい資料として示すことができませんでした.質疑応答でも,これまでにされた質問と似通った内容(実験対象は生きた蝶なのか,流れ場や力の結果は蝶のモデルを解析することで得られたのか等)があったため,議論したい内容以前に,示し方や説明の仕方が不十分だと感じました.他の発表を聞いた時にも,ただ口頭で資料を読み上げたり,定量的なグラフの結果しか示していない場合には分かりにくいため,内容を理解するための質問しか出てこなかったように思います.また,研究背景の部分も,研究対象はわかるがなぜその研究をするのか,明らかにすることで何かメリットがあるのか(何かの製品の応用できるのか)といった部分が不足していたようにも思います.それでも,発表に対する質問をいただくことができたのは,それなりの結果をまとめることはできていたのではないかと思います.また,質問に対しての英語の応答も以前よりはましになったのではないかと思います.発表後には,日本から他にも学会に参加されていた,伊澤先生や辻先生といった方々とも意見を交換することができました.今回の学会で学んだ学会の趣旨に基づいた資料の見せ方や,ストーリー性を発表に持たせることを今後の研究に活かすことができればと思います.

発表の様子

話は変わりますが,本学会は”Museo degli Innocenti”という名前の会場で開催されました.日本語では,インノチェンティ美術館と呼ばれていて,別名はフィレンツェ捨て子養育院という場所のようです.婚外子であったり家が貧しくて子供を育てることができない親が,この養育院に預けていたようです.その際には,何かしらものを持たせて自分の子が誰か分かるようにしていたのだとか.その一例である,半分に割ったコインについては美術館の受付前にある物品販売にて絵本にもなっていました.その時代を生きた人たちのものが今になっても残っているのだと深く感心しました.もし,また行く機会があればぜひじっくりと見て回りたいと思います.

また,学会二日目には当日のセッション終了後に,フィレンツェの観光ツアーなるものもありました.このツアーは懇親会と組み合わされており,懇親会会場までツアーガイドの方がひたすら観光地の案内をしてくれるといった内容のものです.今回は,インノチェンティ美術館を出発点とし,その後ドゥオーモ広場,ヴェッキオ橋,最後に会場といったルートでした.懇親会会場までは,およそ4kmと一時間以上歩き続けたため,途中ではぐれてしまう時もありましたが,ガイドの方からいただいていた無線機が,ダウジング代わりになったので,何とか事なきを得ました.

ガイドツアーの方の説明を聞いている場面

懇親会会場では,赤木先生,稲垣先生,渕脇先生,台湾の先生および現地のイタリアの先生と談笑しながら,楽しくワインやイタリアの料理をいただきました.お話の中では,お土産には何がおすすめなのかであったり,イタリアの日本料理と同じで日本のイタリア料理は違うといったような話題が上がり,非常に楽しく過ごすことができました.

懇親会会場の様子

その後日,学会終了後には地方で有名なTボーンステーキとやらをいただいてみました.(ヒレ肉ではありますが,自身の誕生日をイタリアで迎えたので,自分にHappy Birthdayということで奮発しました)炭火でじっくりと焼いて焦げ目がついたカリッカリの表面に対して,中身は(ヒレ肉じゃなければ油でもっと)トロトロで,掛けられていたソースが非常に濃厚で,とてもおいしかったです.隣では,ご高齢の方々がおっきなTボーンステーキを切り分けて召し上がっていて,それも非常においしそうでした.次,いただく機会があればぜひともヒレ肉ではないステーキをいただきたいです.

また,帰国当日には乗る予定の便まで時間があったので,駅近くにある荷物預り所に大きな荷物を預けて,現地を観光しました.空港に移動するための電車に乗るサンタマリアノヴェッラ駅の近くにも教会があったのですが,今回,私はツアーではぐれかけた際に見上げるほどに大きなドゥオーモ大聖堂が非常に気になっていたので,その周辺を観光することにしました.荷物が非常に重かったせいで,少し疲れてしまっていましたが,広場にあるカフェで少し割高のカプチーノをいただきながら,当日チケットをオンラインで購入してみました.すると,大きな大聖堂に入場するチケットは売り切れてしまっていたのですが,その隣にある”ジョットの鐘楼”に上るためのチケットは,まだ販売されていたので,そのチケットを購入して,登ることにしました.鐘楼は階段が414段あり,高さがおよそ82mもあったため,途中で休憩しながら登りました.それでも,鐘楼の頂上に着くころには,息が切れてしまいました.ほかの方々も,ひーひー言いながら頂上まで登っていたので,これはいい運動になるなと思いました.頑張って上った鐘楼の頂上からは絶景を望むことができました.建物の隣の通りを通っている間には,あまり感じなかったのですが,高いところから周辺を見渡すと,建物の天井が全て橙色になっていて,ウェブでチケットを購入する時に見たような風景を拝むことができました.しかしながら,ジョットの鐘楼よりも大聖堂の方が,若干高いようでしたので,次回はかならず大聖堂の方に立ち寄るようにしたいです.

  大聖堂入口とジョットの鐘楼         ジョットの鐘楼頂上からの景色

大聖堂と鐘楼の高さの比較図,鐘楼の高さの末尾のみ手書き

また,近くにはキノピオ博物館や,かの有名なレオナルドダヴィンチ博物館もあるようなので,そちらの方にもぜひとも立ち寄るようにしてみたいと思います.

今回のように,海外の学会に行く機会をまたいただくことができるように,今後も頑張っていきたいと思います.それでは,またお会いしましょう!

日本機械学会 2024年度年次大会に参加しました

 秋の涼風に安らぐ岡本です.

2024年度年次大会・ポスター講演.講演日,9月10日.…大変お待たせいたしました.本日10月9日,ひと月越しになりますが,これよりブログ記事を執筆いたします.

年次大会,此度の舞台は愛媛県松山市でした.率直に申し上げます.良い町でした.大通りは路面電車も通る趣ある様相で,かつ福岡・天神の街並みにも似通った都会らしさがある.町を行く人々の足は急いている様子がなく,まったりとした印象を受けます.都会とは,何かと気が休まらぬものですが,こと松山においては,不思議と心穏やかでいられた気がします.こんなところに住んでみたいなぁと,漠然と思いました.

松山といえばそう,道後温泉です.講演が終わったあとは,学生らしく見聞を広める為,町のはずれ,道後湯之町へと赴きます.湯あみしましたのは,道後温泉本館と,道後温泉別館・飛鳥の湯.双方,湯加減が熱々で,三十分も居られず出てしまいました.歴史ある温泉を心行くまで楽しめず,少し残念に思います.飛鳥の湯の浴場で同席した地元の方のお話によると,人をはくために,故意に熱い湯でもてなしているという,有力な説があるそうです.私に限っていえば,その策は大いに作用しておりましょう.そして同人が言うには,松山駅前にある複合施設の中に,”喜助の湯”と呼ばれる温泉があり,そちらをお勧めするとのこと.福岡へ帰る日,そこへ寄ってみると,湯の種類は豊富で,サウナは違う温度に設定された三室あるという無欠ぶり.旅は道連れ世は情け,最後には良いめぐり合わせがあるものですね.

もちろん,温泉ばかり楽しんでいたわけではありません.愛媛大学城北キャンパス,ここで渕脇研究室松尾・岡本は,ポスター講演もこなして参りました.過去,可視化シンポジウムという学会に参加しましたが,年次大会は,より硬派な雰囲気であったように感じます.熱意ある学生も多く,彼らと言葉を交わすうちに,自身の研究への当たり方を再考させられました.発表中も,思ったより人をさばくことが出来ず,少々悔いの残る結果となりました.

様々な方面で勉強になった,三泊四日でした.これを修士論文への足掛かりとして,今後も励みたく思います.

失礼いたします.

お盆前に研究室で飲み会を開きました.

 己が身の丈を知り始めた岡本です.

8月は我々学生にとっては,一つの区切りです.夏休みの始まりであり,2月に控える修論発表等々まで残すところ半年です.そんな折,お盆前8月10日に飲み会で,研究室一同,帯を緩めさせて頂きました.会場は,時々研究室でお邪魔させて頂いている「眞次郎」という居酒屋.締めに塩みの効いた炒飯が出てきて,これが酒と合うのです.写真は,飲み会終わりに店の外で,金澤君に撮ってもらったものになります.4:3のカメラを使うのが初めてだったのでしょう,手元が狂ってしまったのだと,信じたいものですね.

いつものように私事でもお話ししましょうか.この期に及んで,他人と付き合うのが少しだけ億劫になってきました.これまで付き合ってきた人はいいのですが,初対面の人相手となると,心理的に壁を作るようになってしまったのです.少し前までは,飲み屋探しに躍起になっていたのに,この頃は人前に姿を見せることに気が乗りません.年下の知り合いに,これを相談したところ,「大人になったんじゃない」と言われました.その人が言うには,付き合うべき人には素を出して,そうでない人とは距離をおく,大人は皆そうなるから,とのことです.自分より若い人が自分以上に悟っているようで,人生とはわからないものだと思いました.人付き合いを辞めて一人の時間が増えると,これまでと違う時間の過ごし方も身に付きます.この間など,約十年ぶりに動物園に行きました.園児の頃から度々訪れていた福岡市動物園ですが,人への興味が薄れた分,動物の生態に面白さを感じるようになりまして,それはそれで味わい深いです.もうすぐ,象が四頭,福岡市動物園で公開されるらしく(最近まで一頭もいなかったそうです),彼らが公開されたら,また足を運ぼうかな,なんて考えております.

この頃の研究室はというと,B4の奮起する姿をよく目にします.彼らの研究テーマは未だ決まっておりませんが,それに向け資料作成や知識収集に力を入れている様子.9月には本格的に研究テーマが決まるでしょうし,自然と力が入るのかもしれません.これから,トークイン,二本松杯とありますし,彼らのエネルギーを頼りに乗り越えていきたいです.

それでは,本日はこの辺りで,失礼いたします.

FEDSM2024 : Fluid Engineering Division Summer Meeting 2024に参加しました

 皆さん,ご無沙汰しております.D2の葉石です.ここ最近,暑くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか.私は,夏バテしないように栄養バランスを考えて野菜を摂取するようにしています.最近のブームはトマト缶と根菜をもろもろ入れた野菜スープです.いつも,作り置きにしています.

本題ですがこの度,2024/07/15~17にかけてアメリカのヒルトンアナハイムにて開催されたFEDSM2024 – Fluid Engineering Division Summer Meeting 2024に,渕脇先生と私の2人が参加し,発表してきました.今回,FEDSMは他の二つの学会,ASME2024 Heat Transfer Summer ConferenceおよびASME2024 18th International Conference on Energy Sustainabilityと合同で,開催されました.アメリカの学会は朝の8:30からと,かなり早い時間から開催されていました.学会は,午前に基調講演とセッションごとの発表が各部屋で平行して行われ,コーヒーブレイクをはさみながら進んでいくといった感じでした.

昨年,私が参加したAJK2023:ASME-JSME-KSME 2023は,自国で開催されていたということもあったのか,今回参加した学会よりも,少しばかり自分自身に緊張感がありませんでした.しかしながら,本学会では多くの聴衆が発表に耳を傾け,発表終了後には多くの質問が飛び交い,議論がなされていました.そのため,気を抜いていたらまともな発表もできず,発表後の質問にも受け答えができないと感じました.自身の発表が,最終日の朝だったので,その時まで気を抜かないためにも,他の人の発表を聞いて,分からないときや疑問に感じた時にはすかさず質問して,時差に慣れていない体に鞭打ちながら,自分で緊張感を高く保つようにしました.

その際,他の人の発表を聞いて感じたのは,皆自身に満ち溢れているという点です.なぜ,そのように感じたのかというと,発表の仕方や質疑に対する応答,全てにおいて物怖じすることなく発言していたためです.これが,アメリカの学会かぁと感動していたのを今でも覚えています.

自分も負けじと,これまで資料修正および発表練習してきたことを信じて,発表に臨みました.私は今回,Fluid Mechanics (FMTC) TrackのBio-Inspired and Biomedical Fluid Mechanics分野で発表しました.私のセッションは,もともと6名の発表者がいたのですが,当日の発表者は私ともう一人の2人だけでした.そのため,発表時間はもともと15分程度だったのですが,座長の方が取り計らってくださり,セッションの時間を目いっぱい使って,質疑応答の時間を長くとってくださいました.おかげさまで,拙い英語での受け答えながらも,多くの方から質問をいただき,議論することができました.

今回の学会を通して,準備の大切さだけでなく,自分自身が取り組んでいる研究に自信をもって取り組むことが,いい成果の発表につながることを学びました.また,母国語が英語でない方が他国から多く来ているため,なおさら視覚的に理解することができる資料作成の大事さを学びました.D2になり,もうすぐ後半に差し掛かるので,今回学んだことを研究に活かしていきたいです.

発表中の様子

学会の話は,ここまでにして,アメリカで体験したことについて書いていこうと思います.

私が,アメリカを訪問する時,日本円の価値が下がっており,円安状態だったため,何もかもが非常に高く感じました.アメリカに到着して,ホテルまで移動して荷物を置いた後,昼ご飯を食べるために,ファストフード店「Jack in the Box」で,日本のマクドナルドで食べているものと同じようなハンバーガーを頼みました.そのハンバーガーですが,単品で6$(当時の日本円で,960円)と非常に高かったです.寮で一緒に生活しているカナダ人から,カルフォルニアはメキシコ料理とイタリア料理が有名だよと聞いていたので,高かったものの,タコスやらラザニアやら色々とトライしてみました.総じて感じたことは,一つあたりのサイズがあまりにも大きいということです.先ほどのハンバーガーではあまり感じなかったのですが,そのように強く感じたのは,モーニングです.今回の学会の会場は,本場アメリカのディズニーランドから近かったので,入り口を見るぐらいしてこようと,朝に散歩した時のことです.ネズ耳やおそろいの服を着たカップルやファミリーの中を,一人寂しく通り抜けながら向かう途中,カフェがあったのでそこで朝食をとりました.パンケーキとコーヒーを頼んだのですが,出てきたのはパンケーキ4枚とカリッカリに焼かれたベーコン,そしてLサイズくらいのコーヒーでした.

10$のBreak fastメニューの一つ

どのくらいのサイズ感か分かるように財布を置いていますが,かなり大きいことが分かると思います.起きたばかりの体に何とか流し込みましたが,かなり胃がもたれてしまいました.そんな状態でも一目だけでも夢の国の入り口を見ようと,移動しました.

その途中でもアメリカだなぁと感じたのは,軽自動車が全くないことです.車社会なだけあって,SUVや大型車ばかりが通っていて,かなり新鮮でした.そのおかげか,車道の幅もかなり大きく,交通量がどの時間帯でもかなり多かったです.

ようやくディズニーランドの入り口に着くと,場外からでもたたずむ建築物や,アトラクションを見ることができ,やはり本場アメリカのディズニーはスケールが違うなと思いました.実際に地図で見たところ,東京のディズニーランドのおよそ2倍の面積があるようです.さらには,パークが二種類存在し,チケットを買っても一日に入場できるのは,一種類のみのようです.いつか,家族や友達なんかと行ってみたいものです.

滞在先近くの道

また,私が滞在したホテル前には「Joe’s Italian Ice」という名前のイタリアンアイス屋さんがありました.そこには,二回挑戦したのですが最初は,Bambino Tamarindoという名前の味,二回目は,Wuzzy Fuzzyという味にトライしました.てっきりジェラートと思ったのですが,若干フラペチーノよりのような,砕いた氷が入ったアイスでした.それに,Bambinoなんて名前が入っているから,イタリアの味なのかと思っていたら,調べたところタイやインドで定番のフルーツのようで,正直梅干しの味でした.もう一つの味は,スイカと桃のコラボレーションでとてもおいしかったです.

学会後には本場アメリカのハンバーガーを渕脇先生にごちそうしていただきました.普段,日本ではマクドナルドにお世話になっていますが,やはりアメリカ,サイズが大きすぎて,針で固定した状態で配膳されました.間に挟まっているポテトを食べて,ようやく口に法バルことができる大きさになったら,ほおばってみました.すると,ここでもやはり本場アメリカ,パテが比べ物にならないほどジューシーで,バンズもふっくらしていました.合わせて飲んでいたビールも一味違って,フルーティーな甘みがあり,とてもおいしかったです.

一口では収まらないほど大きなハンバーガー

甘みを感じ,とてもおいしかったビール

以上が,アメリカでの体験になりますが本当に貴重な経験ができたと感じています.これからも成果をあげていけるよう,今回学んだことを活かして頑張っていこうと思います.これからまだまだ暑い季節が続きますが,頑張っていきましょう!

2023年度 渕脇研究室の送別会を行いました

 おはようございます.鷹カフェの存在を知り浮き足立つ,新M2の岡本です.


 先月3月25日,九州工業大学情報工学府では卒業式があり,渕脇研究室では,我らが小河さん,田中さんがご卒業されました.まずは,卒業された先輩方へ言祝ぎを.小河さん,田中さん,此度はおめでとうございます.研究室では大活躍でしたお二方とも,今後は社会人として,猛威を振るわれること請け合いです.その猛勢に衰えのありませんことを,お祈り申し上げます.今までお世話になりました.


 同日夜は,お二人を送り出す送別会です.卒業生二人との最後の晩餐でしたが,その準備や進行などは,4月からD2になります葉石さんと,我々新M2の川口,岡本が担当しました.お世話になった方々へのお返しという形で,会を自分たちの手で準備させて頂けたのは,素直に嬉しかったです.今年も,のがみプレジデントホテルの「のがみ大飯店」で,まずは中華を頂きます.会を進行する中で,花束と,お気持ちばかりの品を,学生たちからお二人へ,贈呈させて頂きました.また,中華でがっつり腹を膨らませたそのあとは,駅近くの飲み屋,「のぶりん」で,二時間ほどゆっくりと飲み直し,11時前に飯塚駅にて解散となりました.今回の会が,お二人へ幾ばくかの励ましになったなら,幸いです.


本会の式次第

卒業する2人への花束贈呈

"出会いに感謝","常に前進"など,花言葉が前向きなものを送りました


 さて,時に,こういう場合,卒業生の方々からのお言葉が掲載されるものと思っておりましたが,しかしこうして機会を頂いたのですから,折角ですので見送った側からしか出来ない話でもしようと思います.

 M1の初め頃,すなわちちょうど一年前,私は先輩方から口々に「お前は変わった」と言われました.B4の頃の私は様々な無礼を働く酷い学生でしたので,それが変わったとあれば,嬉しい言葉に違いありませんが,考えさせられる言葉でもあります.


 真っ先に考えるのは,具体的に自分の何がどう変わったのか.無論思いつくことはたくさんありますが,しかし書き始めるとキリが無いので,これは割愛します.今回の正鵠は,私が何故変わったのか,ということです.私は自分が大好き,否,大大大好きな,自分第一な人間です.これは研究室に入る前から今も変わっていません.自分が大大大好きな人間というのは,変化を拒みます.というより,今の自分を愛している故に,変わる必要が無いのです.変わっていこう,とか,自分のここは変えなければならない,とか,そういう思考はつゆほども浮かばないものです.そんな人間が何故変われたのか,これは考える価値のあることです.


 近頃それについて色々考えてみて,結論行き着いたところとしては,自分の周囲の環境を好きになれたことが大きかったかな,と.自分好きなだけの人間は,変わろうとは思いません.しかしその人が周囲を好きになれたなら,「この人たちのためにも自分を変えよう」と,恐らく思うのではないでしょうか.憧憬や同調から,先輩方のあれこれを,倣ったり取り入れてみたりして,結果上手く行ったり,余計失敗したりする.それが私に変化をもたらしたのだと思います.


 私は,どの研究室に所属していたとしても,変わらず自分を好きで居たに違いありません.けれど,小河さんや田中さんのような,立派な先輩方が同じ研究室に居てくれたからこそ,私は自分の外にも目を向けることができたのだと思います.自分に変化をくれた,小河さん,田中さん,本当にありがとうございました.あ,もちろん,小河さんと田中さん以外の先輩方も,です.

 改めて,研究室を代表してお祝い申し上げます.きっとまたどこかで,お会いしましょう.


解散前に集合写真,金澤君が撮影してくれました

 先輩お二方のお話ばかりになりましたが,進学組の三名,金澤さん,弘中さん,松尾さんも,情報工学部を卒業され,今年度からは新M1となり,研究室を引っ張って行きます.3月初めごろにやってきた新B4たちも,4月12日に推薦試験を終え,本格的に研究に向けての勉強を始めようというところでしょうか.私も,彼らに変化を与えられる先輩となるため,精進していく所存です.これからもよろしくお願いいたします.


 失礼いたします.