今週の研究室‐2010/11/4‐

こんにちは.永田です.

今回は,今年最後の外国出張の話をしたいと思います.

111-6日の6日間,渕脇先生と栗波君と私は常夏の島,バリ島に行って参りました.バリ島という響きっていいですよね.リゾート地をイメージします.その名の通り,やっぱりリゾート地はリゾート地でした.観光客だらけでみなさん休みを堪能していたようです.

さて,そのバリ島と言いましても我々は,観光がメインではなくたまたま,そうたまたま幸運にもバリ島でICIUS 2010(International Conference on Intelligent Unmanned Systems)という学会が開催されることになったので,みなさんには申し訳ないですけどリゾート地バリ島に行かせていただきました.てへ.ちなみにこの学会は,無人の飛行体などのシステムをいかに賢く,設計・制御・応用していくかに焦点をあてた会議です.

学会会場となったホテル(Inna Grand Bali Beach Hotel)

我々は,この発表の前に山形で行われた機械学会に参加していたので,寒暖の差をとにかく激しく感じました.バリ島は,半袖・短パン・サンダルの3点セットで,それでも暑いです.ちなみにこの位暖かいです(デンパサール:バリ島の地名).

世界地図で言うとこの辺りです.さすがに地図は自分のデジカメじゃどうにもならないのでGoogle earth web(Wiki: http://ja.wikipedia.org/wiki/バリ島 )の力を借りました.

そりゃ暖かいわ!って話です.

位置情報もわかったところで,スライドショー.

下の写真は,到着した翌日の快晴に若干興奮気味で撮影したショット.なんと,地形を把握していた先生はメインストリートまでの近道を発見しちゃいました.

      

       ホテルの部屋からの撮影  ホテルからメインストリートまでの近道

私は,バリ島の下調べを怠っていたので最初の方はこんな感じでおろおろしながら先生と栗波くんの後を追っておりました.

  足手まといになった初日の散策          道端にあるお供え物

右の写真は,道の端っこにあるお供え物で,チャナンというそうです.後で調べたところ,バリ島は「神々の島」とも言われるそうで,このチャナンは,毎日毎日供えるようです.

そんなことも知らず,私はあろうことか足元の注意不足でキックしちゃいました.現地の人からは,No problem. と言われ一安心.

   

          初日にトライしたマッサージ マッサージを楽しむことなく寝ていた栗波くん

初日の時点で僕らは,マッサージには行くと決めていました.3人とも各々の好みでメニューを選び,私はまず,Traditional Balinese Massage(¥500/h)にチャレンジ.この手のマッサージは初めてだったので,緊張していたのか一時間ばっちり起きていました.その横で栗波くんは熱い石か何かをのせられながらも寝ておりました.途中で石,落ちてました...

二日目もマッサージ店に入店しました.この日も昨日と同様各々の好みでメニューを選びました.デリケートなことなのであまり多くは語りたくありませんが,今流行りのこんなメニューを選びました.メンズエステの一種です....新たな自分を発見できたかも...

体のケアも済ませたところで,ビーチも堪能しました.左は楽園へ繋がる案内板の写真ww

       To the Beach(楽園への案内板)            楽園への入り口

  

       

           格好の餌食                  餌食(シュノーケリングの挑戦)

待ちに待ったバリ島のビーチ!すると待ちに待っていた現地人...そしてトライしたシュノーケリング.このミニボートに乗ってここから先には行っては行けません,の所まで案内して頂きました.ノリ的にはカヌーの上に方向制御を行う帆と横転事故を防ぐプロテクターが備えてある簡単な乗り物です.

 

 腰まで浸かりながらも釣りをする現地人 ちょっと距離的に怖くなってきた時の写真

このスタッフは,帆を巧みにコントロールしながらボートを自在に操っていました.お見事以外の言葉が見つかりません.かなり遠くまできてしまい,ちょっぴり不安になった時の写真ものせておきます.後ろのスタッフの人がこんな表情をしていたなんて知りませんでした.

 

                          栗波くん                            沈んだ

      

魚がとてもたくさんいて綺麗だったのですが,デジカメ水没を逃れるため,この2枚しか撮れませんでした.ごめんなさい.相当楽しそうなことだけは伝わったと思います.

こんな僕らでも,この次の日には発表を備えています.ほんとに大丈夫かと言われてもおかしくありませんね()

それでは,ギア全開の発表をどうぞ.写真を撮る位置がここしかなくて申し訳ないのですがカメラのシャッター音が鳴り響く中,一生懸命発表しております.

                             栗波くん                          永田

こう見えても英語です(笑)いっぱい一杯です.質疑応答でも,質問の嵐に遭いながらも力強く耐えぬく青年二人がそこにいました.米空軍,海軍関係の研究者の揃い踏みの中,二人とも時間いっぱいの質問を受けクタクタでした.緊張感のあるよい経験をさせて頂きました.

左の写真は,学会後の懇親会でのワンショット.研究室にも一度来ていただいたJohn Seo さん(AFRL: Air Force Research Laboratory).毎晩飲みに飲む先生と栗波くんについていけず必ず思考が停止する私.酒いじめです.

 

           Seoさん(AFRL)とのショット             その後の飲み

そして,短かった滞在の出発日の朝6時.日の出をできるだけ近くで拝む先生と栗波くん(左).浜辺ではしゃぐ私(右).こうして,我々はバリ島を離れるのでした.

 

今回の国際学会は,たまたまこのような素晴らしい開催地となり,普段では味わえない経験をさせて頂きました.このような経験をよりよく感じるためには,日頃何を思えばよいのでしょうか.日々目の前のことにチャレンジし,悩みや失敗を繰り返しながらも諦めずに過ごすことも良いのではないかと思います.とはいってもやはり元気が一番ですかねww

それでは,満面の笑みに花を添えて今回のブログを終わりとします.それでは!!