修士2年の栗波です.
あっ… という間に9月も下旬になりました.
研究室では,ついこの前入ってきたはずの4年生が
卒論に向けて研究を開始し,慌ただしい雰囲気となっています.
季節の変り目のこの時期,体調を崩さないよう気を付けたいものです.
さて今回は,9 / 13(日) ~ 9 / 16 (木)に岩手大学で行われた
“2009年度 日本機械学会 年次大会“ に中・栗波の両名が
研究室の代表として発表を行いましたので,その報告をしたいと思います.
会場となった岩手大学は,岩手県盛岡市に位置しており,
福岡県から約1,200 kmの所にあります.
総合大学ということもあり,キャンパスは自然に囲まれ非常に雄大でした.
日中の気温は24度と,9月中旬の温度にしては低かったですが,
天候に恵まれたこともあり,半袖でもそれほど寒いとは感じませんでした.
図1.岩手大学キャンパス風景
発表は,7 m * 5 m 程の小さな教室で行われました.
私が発表したセッションは,いつも立ち見が出るほどの超満員で,
且つ,流体力学の権化とも言える先生方が数多くおられたので,
ひどく緊張しながら発表を行いました.
10分という短い時間でしたが,少しでも正確に伝わるよう研究成果を発表し,
最後は,質問の時間が延長になるほど,多くの先生方から質問を頂きました.
学会前に,質問予想および質問への回答用スライドを大量に作成しておいたので,
質問自体の意味がわからないなどの事はありませんでしたが,質問に答えながら,
“口頭でもっと詳しく説明するべきだったな”
“なるほど,こう説明すればよかったのか”
など思うことが多くあり,自分の未熟さを痛感しました.
図2.発表風景(博士課程2年 中さん)
まだまだ精進が必要だと再認識すると同時に,次はもっとすごい結果で驚かしてやろうというやる気も充填されました.
今回の学会では,多くの方々の意見を頂くことができ,また,他大学の最新の研究成果を見ることが出来たので,
非常に有意義でした.
そんな学会も終わり,
帰りの新幹線まで時間がありましたので,
盛岡名物”わんこそば”を体験してきました.
右がその写真です.
薬味多っ!! と一人つっこみをしてしまうぐらい,
大量の薬味が用意されています.
理由を聞くと,味を変えるためとのこと.
確かに,蕎麦ばっかり食べられません.
ちなみに,右下のマグロも薬味の一つです.
蕎麦にマグロ…斬新です. 図3.わんこそばの全体図
店員さんからのルール説明.終了するためには,
“お椀内の蕎麦を残さず食べた後,次の蕎麦が入るまでに蓋を閉じること.”とのこと.
何,そのシビアなルール設定?と思いつつもスタート.
開始から,信じられないペースで蕎麦をいれてくる店員さん.
こ,こんなにある薬味を入れるタイミングが掴めない…
あ,味が変えられない…
そんなこんなで40分.結果は以下のようになりました.
図4.完食証明手形とわんこそば100杯分のお椀
見えるでしょうか? なんと,100杯です!
積み上げられたお椀を見ると,圧巻ですね...
どうやって胃袋に入ったのか自分でも不思議です.
かけそばに換算すると大体7杯ぐらいらしいです.
ちなみに20分ほど動けませんでした.
実は,60杯目と80杯目にギブアップ宣言したのですが,
そばを入れてくれる綺麗な店員の方に
「まだまだ!じゃんじゃん!100杯まで!」と言われたので,
ついつい吐きそうになるまで頑張ってしまいました.
なんという美人への弱さ…当分,そばは食べられそうにありません.
以上,栗波が今週の研究室を書かせていただきました.
それでは,また!!