日本機械学会 第100期 流体工学部門 講演会 in熊本

小林
 皆さんこんにちは.D1の小林です.11月12日から13日にかけて行われた部門講演会に,社会人ドクターの川野さん,M2の葉石およびM1の田中とともに参加しました.タイトルにもあるように,今回は熊本大学での開催でした,実は小林,熊本大学に立ち寄るのは,4年ぶり2度目でした.近所のローソンや熊本市街もほとんど変わっておらず,ちょっと嬉しかったです.学会は見ず知らずの土地に行く楽しみもあるかと思いますが,こうして懐かしさを楽しむのもアリだな(?),と思いました.

 さて,肝心の学会のお話です.学会は二日間というやや短い期間でしたが,自分と類似した研究や,少し分野が違っていても面白いと思うような講演が多くあり,参加してよかったと思いました.この部門講演会に参加する前には,今後の研究において有益な情報を取りに行くことを自身の目的として設定していました.そのためか,二日間を通して,積極的に質問ができ,いろいろと知ることができたので,この目標は概ね達成できたのではないかと思います.

 今回の部門講演会が,自分にとって,初めての対面で行われる学会でした.会場で直接話を聞くことで新しい発見を得られたことや,このような機会でしかお会いすることの出来ない先生と,直接お話しできたこと,さらには,違う大学で頑張っている学生さんとも直接お会いできたことが,大きな収穫であったと感じています.その一方で,優秀講演の候補者に選ばれなかったことに加え,当日も聴講者へ自分のやっている研究内容がきちんと伝わるような発表ができなかったことから,これまで以上に考えて行動する必要があることを痛感しました.

 今回の部門講演会の中で,特に,“この研究は,何のためにあるのか”ということと,“今行われているこの方法は正しいのかどうか常に疑う”ことが重要であると感じました.以上の二点を常に考えながら,今後も研究を行っていこうと思います.それでは.

葉石
 皆さん,こんにちはあるいはこんばんは.最近は寒くなってきて,ますます暖かいご飯がおいしい季節がやってきました.おかげさまで,おなか周りのお肉もどんどんとついてきております,M2葉石です.

 先日,熊本大学において開催された第100期流体工学部門講演会に参加しました.流体を専門とする方々が集まり,2日間にわたって様々な発表が行われ,多くの方々が質疑応答で意見を出し合い,活発に議論がなされていました.

 私は,今回一緒に参加した,D3川野さん,D1小林さん,M1田中君と発表部屋は異なるものの,1日目の同じ時間帯に発表しました.今回が,自身の中で2回目の学会発表であるということもあり,以前よりも落ち着いて発表することができました.しかしながら,自分の準備がまだまだ不足しており,会場の方々から頂いた質問には,適切な回答をすることができていなかったように感じます.ただ,質疑応答の際に頂いた意見は,やはり流体を専門とする方々であることから,どれも自分にはない新しい気付きを与えてくれるようなものばかりでした.また,以前参加した可視化シンポジウムでお会いした方とお話する機会があり,様々なアドバイスをいただくことができ,とても有り難かったです.
 今回の学会では,自分の勉強不足を痛感しました.しかし,多くのことを学ぶことができたと思います.これからは,M2最後の大きなイベントである,修士論文公聴会があります.今までの成果の集大成であるので,少しでも新しい結果を出して,良いものにしたいと考えています.

 最近は,コロナウイルス対策が講じられることでイベントが多く開催されるものの,油断はできない状況です.また,寒くなってきたので風邪やインフルエンザにも注意が必要ですので,体調にはお気をつけてお過ごしください.では,またお会いしましょう!

田中
 M1の田中です.

 今回は今年最後となる学会であったため,一番良い発表をする必要がありました.しかし,アブストによる,優秀講演賞の立候補段階で落選してしまいました.その背景には,自分が勉強をしてこなかったことがあげられます.8月の可視化シンポジウム,9月の年次大会と学会が続く中で,同じ結果を記載できないことから,やるべきことが整理されずこのような結果となってしまいました.
 しかし,発表直前に読んだ論文で自分がやるべきことが明確になったことから,日頃から論文で勉強することの重要性を改めて感じました.そのため,今後は論文を読む癖をつけるべきだと思っております.
 今年1年間の学会を通して,今後の自分の課題が明らかになりました.それは”可視化結果だけにしないこと”です.ただ速度ベクトルを出しただけではなく,もっと工夫する必要があります.そのためには,日頃の勉強も必要ですし,努力も必要です.このように,研究をしていると,課題すべてがつながってくるので,1つずつできるようになります.

 
 今年残っている大イベントは二本松杯となります.これまで,研究について勉強した(精神)だけでなく,自分自身の肉体も磨いてきました.そこで,学会で賞をもらえなかった分,ソフトボールで大暴れしたいと思っております.最優秀盛り上げ賞目指して頑張ります.