Google mapを使いながらも東京で道に迷ってしまい,歩き回った挙句,パンプスを破損させてしまった,D1の近藤です.梅雨とは思えぬ快晴の中,6月21-25日に東京都の国立オリンピック記念青少年センターにて,21st International Symposium on Flow Visualization (ISFV21) がありました.この度は,その国際シンポジウムに発表者として参加させていただきました.
初めての国際シンポジウムで,世界の,研究やプレゼンテーション,コミュニケーション力のレベルの高さに圧倒されました.様々な研究について,メモをとっていたのですが,理解してメモに落とし込む速度が発表速度についていけず,穴だらけのメモとなってしまいました.また,何人かの発表者に質問および議論をしたのですが,自身の英語が拙く,より深い議論をすることが難しかったです.質問が上手く伝わらないこともありましたが,海外の研究者と議論する大変貴重な経験となりました.一時,そのレベルの違いに打ちひしがれていたのですが,流体という学問の深さと,世界のレベルの高さの双方に果てしなさを感じ,清々しい思いを抱くと同時に,向上心が強く刺激されました.より一層研究に励みます.
自身の発表ではやはり緊張してしまいましたが,発表準備や練習にご協力くださったり,当日に応援LINEをくださったりした方々への感謝の念を胸に,何とか発表することができました.皆様のご支援が本当に力になりました,このブログをお借りして改めて心よりお礼申し上げます.しかしながら,相変わらずのあがり症で,緊張のあまりマイクを持たずに発表してしまい,座長からご指摘を受けてしまいました.その後はパニックであまり記憶がございません….質疑応答では,なかなか質問いただけなかったのですが,前のセクションで私が質問した方が,質問してくださいました.発表が終わった後,個別に議論しに行った際もとても丁寧に議論してくださり,まだ少しではありますが,お互いの研究について議論できとても嬉しかったです.この国際シンポジウムで強く感じたことは,私が暗記した英語の原稿を発表しているのに対して,レベルの高い研究者は英語を自分の言葉として使ってプレゼンを行っているということです.その自由度の高さ故に,様々な研究者とより深い議論ができるのだと思いました.今後,国内外の研究者に興味を持ってもらえるような研究結果を出して,さらに,英語力を高めていくことで,国内外の研究者と活発な議論ができるようにより一層精進いたします.
ISFV 会場風景 ISFV の発表(質疑応答)風景