The 12nd International Symposium on Applied Engineering and Science に参加しました

皆様お疲れ様です.最近の急な冷え込みで,暖房にかかる電気代に怯えているM1の弘中です.

11月14,15日に九州工業大学戸畑キャンパスで行われたThe 12nd International Symposium on Applied Engineering and Science(SAES2024)に,私とタイから来日してくれたTorの2人で参加しました.

SAES2024はマレーシアのUniversity Putra Malaysia(UPM)と九州工業大学が共同で開催した国際学会で,様々な国から多くの人が参加しており,学会が開催されていた2日間は,会話のほとんどが英語であったため,まるで海外に居るかのような気分でした.

1日目は開会式の後、基調講演があり,その後に参加者の発表がありました.始めに感じたことは,健康や食事に関する話題が多いなということです.基調講演でも,産業と地球の健康に関する内容があり,他にもお米の炊き方と栄養の関係を解析した内容など,普段聞くことができなかった内容がたくさんあり,とても興味深かったです.特に,お米の栄養は水分量が重要ということで,今後お米を炊くときの参考にします.

日付が変わりまして,2日目はTorと私の発表日でした.私の発表は元々14時15分からの予定が,その1時間前にタイムテーブルの間違いが発覚.結局15分遅れの発表となり,慌ただしい雰囲気の中での発表でした.研究室のゼミ以外で初めての,英語での発表ということで,とても緊張しました.自分自身の発表は,練習した甲斐もあり,あまり言葉に詰まることなく発表できたのですが,質問対応では,相手の話す英語のスピードについていくので精一杯でした.セッション終了後に改めて聞いてみると,本当はこんなことが聞きたかったんだよと言われたので,改めて英語力の未熟さを痛感しました.

発表の様子(左:Tor,右:弘中)

学会の話はこれくらいにして,Torとの観光についてです.1日目の講演に一区切り付いた後,Torと日本文化に触れるため,小倉城に行ってきました.小倉城公式ホームページによると,その歴史は戦国末期(1569年)から始まり,全焼や再建を経て,現在の形になっているそうです.その長い歴史にふさわしく,堂々とした天守閣,美しく手入れされた庭園に圧倒されました.また,小倉城の隣には大きなショッピングモールがあり,北九州市という町中から一変して,歴史に触れることができるのも,小倉城の魅力を引き立てている要素の一つなのかなと感じました.

荘厳な雰囲気を持つ小倉城

2日目を飛ばして,SAES2024終了後の3日目,Torとともに太宰府天満宮に行きました.太宰府天満宮は学問に関係しており,受験までもう少しということもあって,たくさんの受験生や観光客であふれていました.太宰府天満宮名物の梅ヶ枝餅や猿回しに加え,大改修中である御本殿の代わりに建設されている仮殿など,たくさんの場所を案内することができました.Torは特に梅ヶ枝餅が美味しかったようでした.満足してもらえて良かったです.

牛をなでるTor

最後に,今回の国際学会を通して,英語を話す,聞く力はより成長したと感じました.また,自分の研究を知らない人に対して,英語で伝えるという新しい経験もできたので,次も英語で話す機会が得られるよう,研究を頑張ろうと思いました.

ここまで読んでいただき,ありがとうございます.それでは,次回の更新もお楽しみに!