皆様お疲れ様です.M1の弘中です.
2025年2月3日から2月6日まで,タイ,バンコクにあるキングモンクット工科大学に行ってきました.私自身初の海外で,出発前に先生から,人攫いや飛行機墜落の話を聞き,不安たっぷりでしたが,Torが案内してくれたおかげで,無事に帰ってくることができました.
今回タイを訪れた目的は,研究の打ち合わせと先生の出前講義のお手伝いです.この2つの仕事をするにあたって,作業を並行して進めることの大切さを学びました.今回のタイへの渡航が決まったのは,出発のおよそ一週間前で,その間に,打ち合わせ資料の準備,実験の実演練習を行う必要がありました.そこで,まず考えたのは優先順位です.打ち合わせ資料の準備については,これまでの議論やゼミの積み重ねがあるのですが,実演では,破損した部品があった場合,すぐに準備できない可能性があると思い,実演を優先的に準備しました.その甲斐あって,実演本番は問題無く終えることができたのですが,打ち合わせは不完全燃焼になってしまいました.打ち合わせでは,本当に伝えたいことは伝わったように思うのですが,それ以外の内容,質問は,図や英語の準備不足を痛感しました.これもひとえに,優先順位によって打ち合わせ資料の準備がおろそかになり,先生との打ち合わせを十分に行わなかったことが原因だなと感じました.優先順位をつけるにしても,同時並行を常に頭において,準備する大切さを学びました.
3月末にタイの大学とのミニシンポジウムが行われます.その舞台で発表させていただけることになったので,この打ち合わせの反省を活かして,発表の準備と普段の仕事を並行して準備し,より良い発表となるよう頑張ろうと思います.
実演をするタイの学生
タイに滞在中,いろいろな文化に触れることができました.印象深かったのはホテル・お寺・食事です.
ホテルについて,本来は大学内の寮に宿泊する予定だったのですが,急遽泊まれないということで,大学近くのホテルに宿泊しました.木造の,緑に囲まれた雰囲気あるホテルで,ところどころにヤモリがいたのもポイントが高かったです.
タイを移動中に,たくさんのお寺を見ることができました.どのお寺も煌びやかで見応えがあったのですが,そのお寺の前にある,大きな鳥居のような建物は,なんと昔はブランコのような使われ方をしていたそうです.しかし,そこには儀式的な意味合いがあり,これもタイの重要な文化の一つであることを学びました.
タイに滞在中,たくさんの美味しいものを食べることができました.また,初めての昆虫食に挑戦しました.コオロギと幼虫です.ホテルに滞在していた他の日本人の方曰く,蛾の幼虫らしいです.どちらも見た目さえ気にしなければ,かっぱえびせんとピーナッツのような味わいで,美味しかったです.飼育しているヤモリの気持ちになることができました.
ホテル
煌びやかなお寺
最後に,今回のタイ渡航が無事に,楽しく終えることができたのは,案内をしてくれたTorに加え,KMUTNB,TGGSの方々の支えがあってのものです.ありがとうございました!
Torと研究室の2人
昨年留学に来てくれたEarthとMick