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2025年度 渕脇先生のお誕生日!

みなさんこんにちは!ダイエットを開始してから早いこと3ヶ月, あごの輪郭が出てきた B4の田崎和寛です. 暖かな陽気に包まれた4月も終わり, 新緑の匂いが感じられる季節となってきましたね. この時期の祝日といえば, 5月11日の母の日がありました. みなさんは感謝の気持ちを伝えることができましたでしょうか. 私はというと, 普段は恥ずかしさからなかなか言葉にできないので, こうした機会をうまく活用して少しずつでも感謝の気持ちを伝えていけたらなと思います. また, 母の日に限らず, お世話になった方々対して, 日々の中で自然に感謝の気持ちを伝えられるようになれたら素敵ですね.

さて、今回はタイトルにもある通り渕脇先生のお誕生日についてです. 先日, 先生が53歳のお誕生日を迎えられたということで, ささやかではありますが, 研究室のみんなでお祝いをしました. お誕生日といえば欠かせないのが, やはりケーキです. 今年は, M2の先輩たちが中心となって選んだ, メッセージ付きのビスケットが乗ったチョコケーキとイチゴのカップケーキを準備しました. 先生にも喜んでいただけたようで, 研究室の学生一同, 嬉しい気持ちでいっぱいになりました. 今年は新たな試みとして, 「今日の主役」と書かれたタスキを思い切って用意してみました. 葉石さんがおそるおそる先生に渡していましたが, 先生はとても楽しそうに肩にかけてくださり, ホッと安心しました. 最後には先生を囲んで集合写真を撮影. 普段とは少し違う, 和やかで暖かな空気が流れる, 素敵なひとときとなりました.

こうして無事に先生のお誕生日をお祝いすることができ, 改めて日々の感謝をお伝えする良い機会になったように感じます. 渕脇先生, いつも本当にありがとうございます. そして、53歳のお誕生日おめでとうございます!

みんなで撮った集合写真

今年のケーキ

渕脇研究室に2人の留学生が来てくれました

初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。M1の江口魁人です。新年度が始まって早くも2か月が経とうとしていますが、皆様充実した日々をお過ごしでしょうか。私たちの研究室では、新しく配属されたB4の学生3名も、研究室での生活に徐々に慣れてきたと感じています。

話は変わりますが、4月より新たな仲間として2人の留学生が加わりました。ご紹介が遅れてしまいましたが、今回はその2人についてご紹介します。一人目はタイのKing Mongkut’s University of Technology よりやってきた Pornchitha Pholyiam さん,ニックネームはBambam(バンバン)です.二人目は同じくKing Mongkut’s University of Technology よりやってきたNattaporn Yujaroen さん,ニックネームはAI(アイ)です.お二人は英語でのコミュニケーションが不慣れながらも、自身の成長のために勇気をもって日本への留学を決意して来てくれました。

先月の4月3日に,他研究室に所属される留学生とともに,福岡空港に到着しました。大学に戻る際は、留学生が4人に加えて、チューターが6人という大所帯での移動となり、少し賑やかな旅の始まりとなったことを覚えています。大学の寮に荷物を運び終えたのは夜遅い時間でしたが、事前にAIさんから「日本に行ったらラーメンが食べたい」との希望を聞いていたため、皆で近くのラーメン屋「ろくのや」へ向かいました。初めての日本での食事を「おいしい!」と言ってもらえて、私たちもほっとしたのを覚えています。下にそのときの記念写真を掲載していますので、ぜひご覧ください。

また,先月の4月23日に二人の歓迎会を実施しました.会場は新飯塚駅からほど近いところにある有門亭というお店です.二人に福岡の美味しいものを食べてもらいたいということで,もつ鍋を提供しているこのお店にしました.この会は,今年の一月に本研究室に来たSudamさんやB4の三人の歓迎会も兼ねていました.Sudamさんの歓迎会は前から実施しようという話はあったのですが,卒論や修論等で流れてようやくの開催となりました.さて,BambamとAIの二人ですが,もつ鍋をいたく気に入っていた様子で,出された料理の中でもつ鍋が一番おいしかったそうです.一方のSudamさんは,芋焼酎に挑戦していました.学生会の際にも試していましたが,やはり芋焼酎特有のにおいはお気に召さない様子でした.総じて研究室のメンバー全員楽しんでいる様子でした.特に,BambamとAIの二人にもつ鍋を気に入っていただけて,この会を設定した意義が大いにあったといえました.

現在、Bambamさん、AIさんは、毎日研究室で研究活動に励んでおり、ANSYSを用いた翼の数値シミュレーションに取り組んでいます.特に最近は「翼を動かした場合」の解析を実施しております。研究に対する姿勢も真剣で、短い滞在期間の中でも多くのことを吸収しようと努力する姿が印象的です。

また,ゴールデンウィーク中には大阪や博多の観光をし,日本の文化や食も楽しんでいるようです。来月末に帰国の予定ですが,それまでの間、研究室一同で彼女たちの充実した滞在を全力でサポートしていきたいと思います。

来日した留学生とチューター一同

ラーメン屋に行ったときの様子

太田 峻介(Shunsuke Ota)

田崎 和寛(Kazuhiro Tasaki)

2024年度 送別会 ~ 岡本さん,川口さんお元気で ~

おはようございます.就職活動真っ盛りのM2金澤です.

先月3月25日に2024年度の情報工学府,情報工学部の卒業式および送別会があり,岡本さん,川口さんがご卒業されました.コロナの面影も遠くに過ぎ去り,例年通りの送別会を開催することができ,卒業されるお二人には感謝を伝えることができました.今年はおおまかなセッティングを弘中君,お花の準備を松尾さん,プレゼントの手配を金澤で準備させていただきました.弘中君には細やかな手配をしていただき,松尾さんには花言葉まで考えた豪華な花束を用意していただいたことで,卒業されるお二人や研究室の皆さんにも楽しんでいただけたのではないかと思います.

話は変わりますが,私が研究室に入りたての頃,岡本さんと川口さん二人組の印象としては仲がいいのか悪いのかよくわからないというものでした.お互い言い争っているのかと思えば,一緒に学食を食べに行ったりと不可解だなと思うような行動ばかりでした.しかし一緒に生活を続け,一年二年と経つうちに言う時はいうものの,お互いを尊重しあい,お互いの長所短所をカバーしあう最強コンビへと変わっていました.そんなお二人も卒業し別々の道へと歩まれていきますが,渕脇研究室での苦悩や楽しい思い出を忘れず,それぞれの道でのご活躍を期待しています.

追伸

ビヨンドその他諸々お待ちしております.

次にB4の卒業,学生会の結果発表に話は移るのですが,今年届いた賞状は一つ,大変豪華なものが用意されていました.江口君と吉川君は目を瞑り,期待に胸を膨らませ肩を叩かれるのを今か今かと待っていたのですが,今年,肩を叩かれたのはなんと岡本さんでした.岡本さんが受賞したのは,日本機械学会から優秀な学生に送られるもので,大変名誉ある賞のようです.さすがの一言です.その一方で,B4の2人はとても悔しがっており,吉川君は酒に飲まれ悪酔いしてしまい,挙句の果てには帰りがけに電柱をキックし出す始末.近藤さんと葉石さんのドクターペアに支えられながら,帰宅する吉川君でした.

改めまして,川口さん,岡本さんのご活躍を祈りつつ,自分自身の就職活動と研究がうまくいくことを願っています.

4th International Joint mini-Symposium on Fluid Dynamics in KMUTNB (TGGS)-KYUTECHに参加しました

2025年3月18日に,4度目となるキングモンクット工科大学とのミニシンポジウムが行われました.渕脇研究室からは3人がタイに行き,発表しましたので,それぞれの記事を下記に掲載します.

<近藤さん>

はじめまして,D1の近藤 亜寿香(こんどう あすか)です.’24年10月より社会人ドクターとして渕脇研究室で研究させていただいております.会社では,流体解析を活用することで一定の改善効果が得られていますが,さらなる課題も明らかになっています.そこで,流体力学や,その解析および実験に関する専門知識を身に着けるために,本研究室で学んでいます.

この度は,タイのキングモンクット工科大学で開催された,流体力学に関する国際合同ミニシンポジウムに,発表者として参加させていただきました.そこで,自分の英語力の乏しさを痛感するとともに,知的好奇心が強くかき立てられました.タイのみなさんは,学習意欲が旺盛で,研究について様々な議論ができました.興味深い研究ばかりだったため,もっと多くのことを質問したかったのですが,英語で上手く表現できず,もどかしい思いです.次の機会に十分な議論ができるように,もっと興味深い研究結果を出して,英語力も身に着けます.はじめての海外で緊張してしまい,マイクをスタンドごと持って発表してしまいましたが,たくさんの方々のおかげで,大変有意義な時間を過ごすことができました.

ミニシンポジウムでの発表風景

議論の後には,タイの学生さんたちがタイ料理を紹介してくださいました.とても優しく,明るい方々で,普段人見知りが激しい私もすぐにジョークを交わせるほどになれました.やはり,世界共通言語は英語ではなく,笑顔なのだなと改めて感じた時間でした.タイの学生さんたちは,辛い物が苦手な私に,料理が出される度に辛さの程度を教えてくれました.しかしながら,タイの方にとっての「little bit」は,自分にとっては「too much」であり,「辛い、辛い」と言いながらみんなで笑っていました.辛くても箸が伸びてしまうのは,きっと料理のおいしさのためだけではなかったと思います.もしまた会えたら,英語でたくさんお話したいです.

タイの学生さんたちとの夕食風景(写真中央のエビと野菜の料理が一番辛かったですが,おいしかったです.)

至らぬ点ばかりではありますが,がむしゃらに食らいついて参ります.これからどうぞよろしくお願いいたします.

<弘中くん>

皆様お疲れ様です.最近飼っている蛇の脱皮シーンを視ることができて興奮気味の,M1の弘中です.

2025年3月18日(火)に開催された,キングモンクット工科大学との4回目のミニシンポジウムに参加しました.私自身昨年の11月に続き,2度目となる英語での発表だったのですが,反省する点も多く,成長できた3日間でした.

シンポジウム当日,渕脇先生のご挨拶から始まり,タイの学生の発表が始まりました.発表を聞いていてまず感じたのは,前回の発表よりは,リスニングの能力が上がっている気がする...!ということです.なにも分からなさすぎて質問すらできないという状態からは抜け出せたのかなと思いました.そして発表が続き,いよいよ私の番となります.発表はというと,まだ資料に記載された英語を頼りにしている節が残っているなと感じ,事前の発表練習の少なさを痛感しました.これまで何度か学会に参加させていただいている以上,これ以上発表練習の少なさを繰り返さないように,より一層スケジュール管理を徹底しないといけないなと感じました.

発表中の様子

ミニシンポジウムが終了した2日目の夜,夕食を食べるために,Tor達がチャイナタウンに連れて行ってくれました.日本にも数あるチャイナタウンですが,どこにも行ったことがなかったので,初めてのチャイナタウンでした.到着してすぐの大きな門の装飾は,イメージする中国そのもので,タイにいるのに中国!という気分でした.ですが,いざチャイナタウンを歩いてみると,中国語であふれているのかと思いきや,タイ語がたくさんでした.日本のチャイナタウンも日本語であふれているのでしょうか.

そんなこんなでチャイナタウンを進み,お店に到着しました.当日の夕食は海鮮系のお店で,ピザポテトのようにギザギザした貝,たこ,牡蠣,大きな魚を使った料理の数々はとても美味しかったです.特に自分は牡蠣を使った料理(写真中央)がお気に入りで,甘辛いタレと合わせると絶品でした.そしてコーラはどこに行っても美味しいです.

チャイナタウン

チャイナタウンにそびえ立つ門

海鮮系の夕食(中央の牡蠣料理がおすすめ)

最後に,前回のタイ渡航に引き続き,タイでお世話をしてくれたTorと研究室の皆さん,本当にありがとう!!

<吉川くん>

こんにちは!新M1の吉川です。

3月17日~20日にタイで開催された第4回ミニシンポジウムに、近藤さん、弘中さん、そして私の3人で参加してきました。

今回のシンポジウムでは、英語で自分の研究内容を発表する機会をいただきました。初めての海外、そして初めての英語での発表ということもあり、慣れておらず、思うように話すことができませんでした。自分なりに準備はしていたつもりでしたが、実際に発表してみると、想定していた以上に言葉が出てこず、相手に伝わっているか不安なまま終えてしまいました。質疑応答の時間でも、質問の意図を完全に理解できず、的を射た返答ができなかったことが悔しく、もっとリスニング力とスピーキング力を高める必要があると痛感しました。

それでも、質問を通して自分の研究に関心を持ってくださった方がいたことや、海外の学生と直接交流できたことは、大きな刺激となりました。今回の経験を振り返ってみると、準備や練習不足を実感すると同時に、自分には何が足りていないかが明確になったと感じています。次回同じような機会があれば、今回の反省を生かし、もっと堂々と発表できるように努力していきたいと思います。

発表している様子(吉川)

話は変わりますが、シンポジウムのあとには自由時間もあり、せっかくの機会なのでバンコクの名所「ワット・アルン」を訪れました。塔の表面にはタイルや貝殻が美しく装飾されており、その緻密なデザインには目を奪われました。本堂の金色の仏像も印象的で、見ているだけで気持ちが落ち着きました。夜はライトアップされるそうですが、時間の都合で見られなかったのが心残りです。

また、滞在中は現地のタイ人学生・トールさんに多くの場面で助けていただきました。初めての海外ということもあり不安も大きかったのですが、トールさんの丁寧なサポートのおかげで安心して過ごすことができました。

今回のタイ訪問は、英語での発表という大きな挑戦と、それに伴う学びや反省が詰まった貴重な経験となりました。これを一つの転機として、今後さらに成長していけるよう取り組んでいきたいと思います。

ワット・アルン①

ワット・アルン②

令和6年度 知的システム工学科 卒業論文発表会がありました.

2025年2月19日に2024年度卒業論文発表会がありました.渕脇研究室からは3名が発表しました.下記に三人の記事を掲載します.

<菅田さん  ~卒論を終えて~>

ご無沙汰しております.半年近く前に行った自己紹介以来になりますB4の菅田侑希です.

先日,卒業論文の提出も終わり,卒論の発表も終え,卒業に向けひと段落が付きました.卒業論文の修正や引継ぎ資料などまだまだやることはありますが,ひと段落がついてほっとしている今日この頃です.とは言うものの,卒業論文の修正や引継ぎ資料の作成の他にも,四月からは実家の方に帰る予定なので後回しにしていた部屋の片づけや引っ越しの準備,入社に向け手続きなどもあるのでやることがたくさんあり,まだまだ忙しくなりそうです.

卒論発表では緊張からか早口になってしまい時間配分をミスしてしまいました.また,その焦りから練習の時のようにはうまく発表できず,悔いの残る結果となってしまいました.練習ではうまくいっていても,本番ではそううまくいかないものではありますが悔しく思います.ですが,先生や先輩の指導のおかげでスライド資料自体の出来には納得しているので、その納得した資料が見せることができたのは良かったです.

今後の抱負としては,研究室で学んだ流体の知識やその他の様々な知識を今後の生活で活かして行きたいなと思います.一年間ありがとうございました.

<江口君>

こんにちは,江口魁人です.

投稿が遅れましたが,2月19日に知的システム工学科の卒業論文発表会が実施されました.私,江口,吉川君および菅田さんの3人でこの一年の締めくくりであるこの行事に臨みました.私自身の発表に対する所感といたしましては,60点といったところでしょうか.吉川君や菅田さん,諸先輩方に発表練習に付き合っていただいたため,本番は問題ないと思っておりました.しかしながら,本番では一回目のベルで非常に焦ってしまい,ミスしてしまいました.また,発表時間を少々超過するだけでなく,質問の一つを取り違えてしまいました.本番の焦りや緊張が必ずあるからこそ,渕脇先生がおっしゃっていたように入念な準備が必要だと痛感いたしました.

3月5日に学生会が控えているため,発表資料を含め発表をよりブラッシュアップし,その日に向けて準備に取り掛かっていきます.卒論発表会という山場を一つ乗り越えられたため,この経験を糧にすればよい発表ができると考えています.

そして,この発表会は,資料を最後まで丁寧にご指導くださった弘中さん,卒論の執筆をサポートしてくださった葉石さん,熱い言葉で𠮟咤激励してくださった渕脇先生,テーマは違えど,卒論という壁にともに向き合った吉川君,菅田さん,彼ら彼女らのおかげで乗り越えられたと感じました.本当にありがとうございました.

<吉川君>

こんにちは!ブログの更新が遅くなりました.バタバタな日々を過ごしているB4の吉川です.2月19日(水)に2024年度学部4年生の卒業研究発表会が行われました.

この卒業研究発表会は一年間の集大成であるため,後悔が残さずに,これまでの研究成果をすべて発表できるように心がけ,準備を進めました.初めての研究発表で,スライドの作成や発表の仕方など分からないことも多くありましたが,先輩方のご指導のおかげで無事に準備を終えることができました.

発表当日は,久しぶりのスーツに袖を通し,ガチガチに緊張しながら登壇しました.私は,昔から大勢の人の前に立つと緊張してしまうタイプで,今回もその影響で非常に緊張してしまい,言葉が詰まることが多くありました.そのため,完璧な発表とは言えませんでしたが,貴重な経験を得られたと感じています.次回に向けて改善し,より良い発表ができるように努めたいです.

また,同期である江口君や菅田さんと,お互いに励まし合いながらこの日を迎えられたことに感謝しています.無事に発表を終えられたことに安堵するとともに,今後の成長に向けて課題も見つかりました.卒業研究発表は,研究の成果を示す場であると同時に,自分の成長を実感できる機会でもありました.この経験を糧に,次にステップへ進んでいきたいと思います.

打ち合わせと出前講義のためにキングモンクット工科大学に行きました!

皆様お疲れ様です.M1の弘中です.

2025年2月3日から2月6日まで,タイ,バンコクにあるキングモンクット工科大学に行ってきました.私自身初の海外で,出発前に先生から,人攫いや飛行機墜落の話を聞き,不安たっぷりでしたが,Torが案内してくれたおかげで,無事に帰ってくることができました.

今回タイを訪れた目的は,研究の打ち合わせと先生の出前講義のお手伝いです.この2つの仕事をするにあたって,作業を並行して進めることの大切さを学びました.今回のタイへの渡航が決まったのは,出発のおよそ一週間前で,その間に,打ち合わせ資料の準備,実験の実演練習を行う必要がありました.そこで,まず考えたのは優先順位です.打ち合わせ資料の準備については,これまでの議論やゼミの積み重ねがあるのですが,実演では,破損した部品があった場合,すぐに準備できない可能性があると思い,実演を優先的に準備しました.その甲斐あって,実演本番は問題無く終えることができたのですが,打ち合わせは不完全燃焼になってしまいました.打ち合わせでは,本当に伝えたいことは伝わったように思うのですが,それ以外の内容,質問は,図や英語の準備不足を痛感しました.これもひとえに,優先順位によって打ち合わせ資料の準備がおろそかになり,先生との打ち合わせを十分に行わなかったことが原因だなと感じました.優先順位をつけるにしても,同時並行を常に頭において,準備する大切さを学びました.

3月末にタイの大学とのミニシンポジウムが行われます.その舞台で発表させていただけることになったので,この打ち合わせの反省を活かして,発表の準備と普段の仕事を並行して準備し,より良い発表となるよう頑張ろうと思います.

実演をするタイの学生

タイに滞在中,いろいろな文化に触れることができました.印象深かったのはホテル・お寺・食事です.

ホテルについて,本来は大学内の寮に宿泊する予定だったのですが,急遽泊まれないということで,大学近くのホテルに宿泊しました.木造の,緑に囲まれた雰囲気あるホテルで,ところどころにヤモリがいたのもポイントが高かったです.

タイを移動中に,たくさんのお寺を見ることができました.どのお寺も煌びやかで見応えがあったのですが,そのお寺の前にある,大きな鳥居のような建物は,なんと昔はブランコのような使われ方をしていたそうです.しかし,そこには儀式的な意味合いがあり,これもタイの重要な文化の一つであることを学びました.

タイに滞在中,たくさんの美味しいものを食べることができました.また,初めての昆虫食に挑戦しました.コオロギと幼虫です.ホテルに滞在していた他の日本人の方曰く,蛾の幼虫らしいです.どちらも見た目さえ気にしなければ,かっぱえびせんとピーナッツのような味わいで,美味しかったです.飼育しているヤモリの気持ちになることができました.

ホテル

煌びやかなお寺

最後に,今回のタイ渡航が無事に,楽しく終えることができたのは,案内をしてくれたTorに加え,KMUTNB,TGGSの方々の支えがあってのものです.ありがとうございました!

Torと研究室の2人

昨年留学に来てくれたEarthとMick

近藤 亜寿香(Asuka Kondo)

申し訳ありません、このコンテンツはただ今 English のみです。

2024年度 トークインが開催されました!

 皆さんお疲れ様です.最近食卓に卵を導入し,動物性タンパク質をかみしめているM1の弘中です.

2024年9月6日から7日にかけて,大分県の九重にて,第22回九州地区流体工学研究会トークインが開催されました.企業の方のご講演に加え,各大学からの発表,飲み会を通して情報交換を行うような会になります.今年は渕脇先生主催ということもあり,渕脇研メンバー全員が準備に追われていましたが,去年の経験もあって,トークイン中の運営は比較的スムーズに行えたように思います.

一日目最初はイーグル工業株式会社より,王岩さんの表面テクスチャリング技術によるメカニカルシールに関する発表がありました.デモ機の展示もあったため,実際にさわらせていただいたのですが,たった数ミクロンの溝の違いでここまで回し易さが違うのかと驚きました.また,渕脇研究室から,我らがドクター葉石さんの発表がありました.結論に対する丁寧な説明,堂々とした発表,英語の質問に対する受け答えなど,見習うべき点がたくさんありました.なお,あまりの発表の素晴らしさに,発表中の誰も写真を撮り忘れるという事態が発生したため,トークイン準備中の葉石さんの写真を載せておきます.ごめんなさい.そして一日目最後は懇親会です.さまざまな大学の先生方,学生が居る中で,特に印象に残ったのは,長崎大のケニアからきたドクターとの話です.その方は発表の中で,特にApplicationを重要視しているのだと話してくれました.Applicationとは,その研究が何に応用できるのかということだそうで,その部分がしっかりしていると良い発表だと感じるそうです.このように,飲み会ではいろんな方の考え方を聞くことができたので,研究に対する良い刺激になりました.

飲み会の様子

発表の様子?(左:葉石さん 右:弘中)

2日目は,午前中に学生発表の後半戦がありました.私自身の発表も2日目にさせていただいたのですが,自分自身の実力不足をひしひしと感じました.今回の反省点を次回に活かせるよう,これからの研究も頑張ります.

最後になりますが,参加してくださった,たくさんの大学および企業の方のおかげもあり,今回のトークインも素晴らしい会になりました.ありがとうございました.