“19th International Symposium on Flow Visualization”に参加しました.

 皆さん,こんにちは.小林です.先日24歳の誕生日だったのですが,何と,研究室のメンバーの皆からたくさんお祝いをしていただきました.温かい研究室です.大変嬉しかったです.ありがとうございます.

 9月14日~16日の三日間,“19th International Symposium on Flow Visualization”が行われ,参加しました.本来なら上海で行われれるはずだった国際会議でしたが,今回は“Gather”と呼ばれるプラットフォームを用いた,バーチャルの場での学会となりました.自分たちがそれぞれアバターを作成し,そのアバターを動かして特別講演を聞いたり,ブースを回ったりするという仕組みのものです.これまでに使用してきたzoomやwebexとは異なり,ゲームのような感覚でいろいろな人と気軽に話すことができたため,ラフで面白い仕組みに感じました.(下の画像は,作成したアバターです.)特別講演はどれも興味深い内容で,「世界の研究者の方々はすごいなあ…」と思いながら拝聴しておりました.2日目の特別講演の一つに写真に出ていた女性の教授がものすごく綺麗な方で,そちらに気を取られてしまったことを,ここで白状させていただきます.笑



 昨年度,本学の主催した国際会議“8th International Joint Symposium on Applied Engineering and Sciences”に参加した際には,質問することはおろか,発表の中身すら十分に理解できない部分もありましたが,今回は中身をある程度理解したうえで,国籍や年代を問わず,様々な人とディスカッションをすることができたように思います.これは,今年に入ってから始めた試みである,2週間に一度の研究報告会を,英語で発表していたことが要因だと考えています.以前までは言いたいことを組み立てて,頭の中で単語を用意することにとても時間がかかっていたのですが,少しずつですが,スラスラと英語を話すことができてきているように思います.正直,いつか役に立つだろう,くらいにしか思わずに取り組んできましたが,こういった場所で少しずつ活用できたことがとても嬉しく,また頑張ろうと思いました.

 また,今回の学会を通して,外国の研究者の方と数多くの意見交換ができたことに対して,とても嬉しく感じました.本来だと現地で直接,研究やその他諸々の話をする事ができるのはずですが,オンラインでも楽しかったです.学会とはこういうところか,と知ることができました.そのほかにも,他の大学のドクターの方とも,研究発表を通して知り合うことができ,研究内容や博士の過ごし方などに関して、多くのアドバイスを頂くことができました.次回の部門講演会でもお会いできるということなので,楽しみです.

 次回の大きな発表は,2か月後に迫る日本機械学会 第99期 流体部門講演会です.今回の3つの学会で頂いたアドバイスや,得ることのできた気づきを糧にして,残り2か月間,しっかりと準備を整えていこうと思います.それでは.