2020年度 部門会 at Zoom ウェビナー

皆さんお久しぶりです.マスクをしていると喉の渇きに気づきにくいということで,毎朝2Lの水を購入し,1日で飲み干す努力をしているM2の刀根です.ただ,2Lを飲み干すのは大変で,なかなか達成できません...

さて,私は,11月11-13日に開催された日本機械学会流体工学部門講演会に,M1の小林くんと一緒に参加させていただきました.今年は大阪市立大学が主催のため,本来なら大阪で発表する予定でしたが,コロナウイルスの影響で,オンライン開催となりました.昨年お世話になった先生方と,直接顔を合わせてお話しすることができなかったので,非常に残念です.

今年は,昨年のポスター発表とは異なり,口頭発表でした.オンラインによる口頭発表は,相手の顔も見えず,身振り手振りによって伝えることもできないため,非常に緊張しました.発表資料は,渕脇先生に何度も修正していただきながら,何とか完成させたので,発表自体は問題なく終えることができました.しかしながら,発表後の質問の時間は,最初に来た質問に対してうまく答えることができませんでした.その焦りから,その後の質問の意図をくみ取れず,的外れな回答を何度もしてしまいました.発表中は,焦りと緊張から,その回答が的外れであることは全く気づきませんでしたが,発表が終わりホッとしたら,だんだん質問の意図がわかり,「こう答えるべきだった...」と非常に後悔しました.これは,発表資料の作成に手いっぱいで,質問対策資料の作成の手を抜いてしまったのが原因であり,準備不足を痛感しました.今回は現地にも行けず,飲み会もないため,モチベーションの維持が大変でしたが,発表が終わって,こんなに後悔するなら,もっと入念に準備を頑張っておけばよかったと思いました.後悔先に立たずとはまさにこのことです...



学会開催中の3日間は,いろいろな発表を聞きました.結果がシンプルにまとめられていて,一目見るだけで伝わる発表や,研究背景や目的がしっかりしていて,何を知りたいのかがはっきりしている発表などがありました.中でも,発表を聞きながら,ここに絵があったらもっと伝わりやすいのになぁと思うことがありました.そう思った直後に,自分が作る資料は,自分の中ではわかりやすく作成しているつもりでも,相手からすると伝わりにくい資料になっているかもしれないと思いました.これからは,自分の資料を客観的にみて,どうすれば相手に伝わりやすいかをもっと考える必要があるなと強く思いました.

先日,可視化シンポジウム開催の手伝いをして,学会をオンライン開催することの大変さを経験しました.そのため,この3日間,この流体工学部門講演会を主催してくださった実行委員の皆様およびご関係者様に感謝したいと思います.ありがとうございました.
準備不足から,満足のいく発表にはなりませんでしたが,学ぶことは今までで一番ありました.
これからは今回の反省点を生かし,有終の美を飾るべく,修士論文に向けて精進します!

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皆様,お久しぶりです.「最近老けた」と言われがちなので,何とか若返ろうともがいている小林です.

11月11日より3日間,流体工学部門会が行われました.流体部門ということで,可視化情報学会とはやや異なり,主に流体工学に特化した内容でした.内容の密度に関しても非常に高く感じ,刀根さんをはじめ,他の先生方や学生さんが高いレベルの発表と議論が行われていました.自分は2日目の朝一番のセッションにて,発表を行いました.自分のセッションでは,偶然なのか,自分の研究対象と非常に近い分野の研究発表がほとんどでした.普段聞くことができないような話も聞くことができ,大変勉強をさせていただきました.また,似たようなケースの解析において,条件について知ることができたので,こちらもぜひ,自分の研究に取り入れていこうと思います.

 学外での研究発表は2度目ということもあってか,前回よりは準備期間のスケジュール管理や,研究成果をまとめるノウハウが若干,本当に若干ですが分かりかけてきたような気がします.しかしながら,やはり準備には未だ慣れず,作業が長引いてしまい,日をまたぐこともしばしばありました.
 準備を重ね,いざ当日,発表はスムーズにできたと思ったのですが,質問に対して十分な返答をする事ができませんでした.これは,事前の準備が足りなかったことが問題でした.質問を予想して資料を作成することは重要だと,実感しました.今後の発表の機会では,万全の準備で臨みたいと思います.

 また,もう一つ心残りなのは,実際に現地へ赴くことができなかったことです.こればかりは仕方がありませんが,せっかくならいつもとは違う環境で,先生方や同年代の学生さんの発表をじかに聞いて,自分も画面越しではなく発表できたらな,と思いました.今年度,現地での学会に参加することは難しいとは思いますが,来年度,機会を頂けたときには現地で発表できたらいいなと思いました.

 今回,反省も含め,他の講演者の方の講演を聞いて得た気づきも多く,自分にとって非常にプラスなものになったと感じました.今回得たことをうまく活用して,今後につなげていきたいと考えています.