日本機械学会九州支部 卒業論文講演会にて優秀講演賞を受賞しました.

田中
 寝るときは半袖短パン毛布が最高ですよね. 田中です.

 先日, 日本機械学会九州支部卒業発表講演会が行われ, 優秀講演賞を獲得することができました. 初めて周りのいろいろな大学の学生と正式な研究発表を行い, 受賞することができ, 大変うれしく思います. 1年間の集大成として臨み, これまでたくさん怒られ続けてきましたが, やってきたことは間違いではなかったと思いました.

 1年間を振りかえると, 最も自分が苦戦したのは「作業を話さないこと」でした. 毎週の議論, ゼミでの発表などで何度も作業報告はいらないとご指摘を受けました. その内容は「実験しました. こういう結果でした」というように何も考察のない内容でした. 最初はあまりピンと来ておらず, 作業報告をしていた自覚がなかったため, 何度も指摘を頂くことになりました. しかし, 1年たった今, ようやくわかった気がしていて, これが知りたいから次はこれが必要だ, 作業は知りたいことを明らかにするための手段だとわかりました.

 今, これまでの議事録を見てみると, 「作業報告はいらない」他にも「データの次数を上げる」「頭の中の整理」など度々同じ言葉が書かれていました. これらの度々言われ続けてきたことは, “これが知りたいからこれが必要だ(= 作業). すると, 〇〇がわかった. 次は○○を使えば××もわかる(= データの次数). そのためには常にやることを明らかにしておかなければならない(= 頭の中の整理)”. というように1年を通して, 全てつながってきました. これがわかったことがまずは大きい収穫だと思います. そしてこのわかったことを自分のものとして身につけていくことがこれからの大学院での研究生活で必要だと感じています.

 もう大学院生活はスタートしています. これまで学んだことはもう言われなくてもできるように, こまめに議事録を振り返ると共に, 目標をもって順調にいけば2年間過ごそうと思います. まずはM1でだらけることのないよう, こまめな研究報告を行い, さらにすごい賞を受賞したいです.

 先生や先輩方, これからもよろしくお願いします.

中島

 皆様,お世話になっております.最近,太り気味のため食事制限といたしまして,学食のご飯のサイズをLからMに変更して,自己満足している中島です.

 さて,前回のブログでご報告させていただいた,日本機械学会九州支部卒業論文講演会にて,優秀講演賞を受賞させていただきました.本講演会では,卒論発表時に味わった悔しい思いを胸に,渕脇先生をはじめ,先輩方からご指導をいただきながら,発表スライドの訂正,発表練習を繰り返し行い,「卒論よりもイイモノ!」という目標のもと準備をし,本番に臨みました.その結果,このように講演賞という形で評価が得られたことに,達成感および嬉しい思いでいっぱいです.このような賞をいただくことができたのは,渕脇先生をはじめ,先輩方からいただいたご助言およびご指導があってことだと感じています.本研究室に配属される前の自分なら勝手に限界をここまでいい,ここまでしかできないと決めつけて,失敗や挑戦することに諦めていましたが,「そうじゃない」と渕脇先生がご鞭撻していただいたおかげで,一年間で大きく成長することができました.誠にありがとうございます.

 これからは,できないと決めつけて諦めのではなく,何が原因で,どのような力が働いたのか等の過程を注視し,発生した現象に対して,様々なアプローチで現象を解明していく立派な技術者および研究者に成長できるよう,現時点をゴール地点と満足するのではなく,日々高みを目指して,より一層いい研究生活が送れるように,研究はもちろん人間的な面でも大きくなれるように,一生懸命頑張ります.

 最後に渕脇先生をはじめ,研究室の皆様,至らない点も多々ございますが,これからもよろしくお願いいたします.