第50回 可視化情報シンポジウムにてベストプレゼンテーション賞を頂きました.

 皆さん,ご無沙汰しております.小林です.

 さて,8月に東京で行われた可視化情報学会にて,ありがたいことにベストプレゼンテーション賞を頂くことができましたので,ご報告させていただきます.今回,渕脇研究室からは,私と田中の二名が受賞いたしました.

小林

 まず,今回このような賞を頂けて,非常に光栄に思っています.ありがとうございます.

 今回,7月に原稿を提出し,8月に発表だったのですが,準備が遅いことで多くの指摘を受けました.特に,原稿を作成するにあたってバタついてしまったことから,結果を捻り出すことの難しさを痛感した学会となりました.

 その遅れを取り返そうと,原稿を提出後は素早く動くことを心がけました.そのために,これまで参加してきた講演会の中で,最も発表資料の作成や発表練習に時間と労力をかけました.

 
 その結果,発表そのものは一通り,スムーズに行うことができただけでなく,気持ち的にも随分落ち着いて臨めたことから,内容的にもメンタル的にも,前もって動くことが重要であることを学ぶことができました.ただし,他の講演者の話を聞く中で,自身の発表や研究内容の質については,もっと高める必要があったと気付きましたし,発表後に頂いた質問に対しては,100%答えることができなかったため,相手の意図をくみ取り,丁寧な返しを行うことを,次回に控えている部門講演会の目標とします.今回は現地に赴くことができず,zoomでの参加となりましたが,部門会は対面での参加となるため,より一層気を引き締めて臨む所存です.

 その跡を認めてくださったのか,ありがたいことに,今回賞を頂くことができました.また,私にとって,学会で賞を頂くことはこれが初めだったため,受賞できたことへの驚きと喜びが同時にやってくる奇妙な感覚でした.実は本シンポジウムへの参加はこれが2回目で,昨年度の参加時には,原稿も発表も,とても賞など貰えるはずもない,良いといえたものではありませんでした.そこから自分なりに行動した結果が,今回顔を出してくれたのではないかと考えています.大変光栄な賞ですが,今回に満足せず,今後も怠ることなく,より高い目標を設定し,頑張っていこうと思います.まずは,11月の部門講演会で,有益な情報を取れるよう,準備を進めますのでよろしくお願いいたします.



田中

 先日,一人暮らしを始めて初,大きめなGを我が家に迎えました.ちょうどブラジリアンワックス中だったのでペタっとくっつけて退治しました,M1田中です.皆さん,ゴキブリ退治にいかがでしょう.

 この度,8月に開催された”可視化シンポジウム”においてベストプレゼンテーション賞を受賞することができました.今回の可視化シンポジウムでは,B4の学生会時の結果をアップデートすることができたと考えています.学生会以降,自分なりに実験条件を改善しながら,より正しく撮影できた結果で受賞でき,大変うれしく思います.

 しかし,発表内容は,自分の準備次第ではもっと改善できたと思います.先生ともっと議論し,修正を繰り返すことができていれば,といった風な後悔が残っています.すると,多くの人にわかりやすく伝えられ,質問を引き出すことができ,結果,より良い意見交換・議論ができたと思います.
 また,今回の学会で,結果(可視化)の正確さがいかに重要かを痛感しました.周りの人の発表を見て,きれいな可視化結果だなと思うことがありました.可視化結果が美しければ,それだけでも,聴衆を惹きつけることができます.今後は,より誤差の少ない撮影,より美しい可視化結果を出すことができるようにPIVについてもっと勉強しようと思います.

 このほかにも多くの反省点・学んだことがあります.これらは,研究室の後輩に伝えるとともに自分のものにしていきたいと思います.11月に行われる部門会に向けて早めの準備を意識し,可視化シンポジウムより進化した発表ができるように努めます.