二本松杯が3年ぶりに開催されました.

 皆さん,こんにちは!スポーツを愛しているが,スポーツに愛されていると感じたことはない男,M2の山口です.

 最近は,カタールでサッカーワールドカップが開催されており,「世界一サッカーが強い国」を目指し,毎日のように熱い試合が繰り広げられています.当然,スポーツを愛している私は,身を削りながら観戦・応援に励んでおります.我らが日本は,強豪国に勇敢に立ち向かい,そして勝利し,世界一サッカーが強い国へ一歩一歩近づくとともに,私たち国民へ勇気と感動を与えてくれております.

 そんな中,日本の福岡県の九州大学伊都キャンパスのグラウンドでは,二本松杯と呼ばれる,ソフトボール大会が開催され,渕脇研究室も参加させて頂きました.この大会は,九州大学,九州工業大学の流体研究室から8チーム集まり,研究室間の交流を目的としております.しかし,コロナ禍の影響で開催は3年ぶりとなりました.また大会後に例年行われている懇親会は,今年度はありませんでした.そのため,全力でソフトボールを楽しんで,優勝することを,この研究室の目標に設定しました.

 ちょっとだけ小林>>>
 3年前の大会では,とある先輩のお名前を拝借し,「令和のitsuki」というチームで出場しておりました.今年は何と,同じ名前の4年生が配属され,その時ビビッと来た小林は,すかさずチーム名を「令和のitsuki ’22」としました.リニューアルしたみたいでかっこいいですよね??笑 3年前を知っている身としては,同じチーム名でプレーできるのはかなり嬉しかったのですが,後輩たち的には,”???”だったみたいです.そりゃそうか.来年もめげずに「令和のitsuki ’23」を,チーム名の候補に挙げようと思います.
 <<<小林おわり

 優勝を目標にするにあたり,そのための練習量は必要不可欠であります.私たちは本番の1ヶ月前から,毎日,日が暮れるまで練習を続けてきました.練習内容は,ノッカーが打った瞬間ランナーが走るといった,より実践を意識した守備練習でした.ソフトボールは塁間の距離が短いため,守備側は急いでランナーをアウトにするために焦ってしまいます.この練習のおかげで慌てないメンタルを身に付けました.また,ランナー側は守備のミスを誘うためにも,全力で一塁へ走らないといけません.これらの練習で培った,基礎的な部分を怠らない,抜け目のない野球を武器に本番へ臨みました!

 初戦は,この大会を一番楽しみにしていたと言っても過言ではない田中君が空回りしてしまい,攻守にわたって本領を発揮できていませんでした.しかし,ピッチャーの葉石君が打たせて取るピッチングをしてくれたおかげで,私たちの持ち味である抜け目のない守備を存分に発揮し,田中君のミスもカバーすることができ,勝利することができました.2戦目は,野球経験者が多くいるチームとの激しい点の取り合いの末,逆転負けをしてしまいました.1勝1敗で迎えた最終戦,勝ったチームが3位になれる試合で,私たちは勝利し,8チーム中3位になることができました!目標としていた優勝にはあと一歩及びませんでしたが,私たちの全力プレーは,サッカー日本代表に負けない,勇気と感動を与えることができたと感じています!
 今大会を通じて,スポーツへの愛が増したのはもちろんですが,相手バッターの雰囲気からポジションを変更する,相手の守備位置からどこに打てばヒットになるかなど,常に頭を回転させることの大切さを実感し,このような姿勢や視点を研究や普段の生活から持ちたいと感じました.また,来年は九工大の飯塚キャンパスが大会会場となるので,今大会で気づいた点をアップデートして,より良い大会にしていきます!

 最後に,バット,ボール等,寄付頂ける先輩方がいらっしゃれば,今後の勝利のため,よろしくお願いします!それでは!