令和4年度 修士論文発表を終えました.

山口
 皆さん,こんにちは!M2の山口です.遅ればせながら,明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!

 皆さんもこの時期になると思い出すのではないでしょうか.そうです!今年も,2月14日に修士論文発表会が行われました.2年前の卒業論文発表会は,コロナウイルス真只中だったので,遠隔で行われましたが,今年は2年ぶりに対面での発表が実施されました.

 これまでの,私の大学院生活でのゼミや授業のほとんどは,遠隔で行われてきました.そんな中,大一番の発表が対面で行われることを知り,楽しみな反面,緊張していました.しかし,今年1月になってから,論文の概要,本文の提出と多くの期限が迫ってくると同時に,楽しみな気持ちは一切無くなり,緊張の日々が続きました.緊張を払拭するためにも,資料の準備や発表練習を重ね,本番に挑みました!

 いざ,発表が始まると,私の緊張がPCにも伝播したのでしょうか,スクリーンにPC画面が映らなくなりました.スクリーンが真っ暗になったと同時に,私の頭の中は真っ白になってしまいました.慌てて同期の葉石くんからPCを拝借してバックアップとして用意していた資料を用いて発表させて頂きましたが,その後はあまり覚えていません...

 発表を終えて,こういった場でやらかしがちな私は,「どうしていつも普通のことができないのだろう」と嘆きましたが,それと同時に,そんな私が修士論文発表の場に立つことができたことへの感謝の気持ちが湧いてきました.普通のことが普通にできない,やらかしがちな私は数多くの失敗をしてきました.渕脇先生には多くのご迷惑をお掛けしたと思いますが,3年間ご指導頂き,誠にありがとうございます.また,今回PCを貸してくれた,同期の葉石くんをはじめ研究室の先輩,後輩の支えがあったからこそ,ここまで来ることができました.本当に感謝しています.

 渕脇先生をはじめ多くの方のもとで学んだこと,失敗したことを活かして,社会で頑張っていきます!

葉石
 皆さん,お久しぶりです.M2葉石です.最近は,シェアハウスのはずが,自分の部屋に滞在していた留学生が全員,帰国したために日本人の自分独りだけになり,少し寂しくなってしまいました.真夜中に薬缶の中のお湯がたぎる音,床に調理後のフライパンが置かれていたこと,今では懐かしく思います.

 さて,話は変わりますが,2月14日に,大学院博士前期課程の集大成である学位論文公聴会が行われました.私は,当日の昼過ぎ14時から発表を行いました.私の研究内容は,蝶の羽ばたきにより生成された渦輪ならびに非定常流体力をより簡単に予測することです.修士論文では,その一部である渦輪の予測について発表をしました.ギリギリまで発表練習および資料の修正を行ったことで,当日は無事に発表を終えることができました.

 学部4年生から現在の修士2年生に至るまで,私は非常に先入観や固定概念が強く,なかなか研究が進まず,渕脇先生や研究室の先輩や後輩には,多大な迷惑をかけてきました.それでも,渕脇先生のご教鞭や先輩である小林さん,後輩たち,さらには同期である山口君のサポートがあったからこそ,ここまでやってこられたと思っています.これから,私は,博士後期課程に進学し,研究を進めていくための努力がさらに必要となります.まだまだ未熟ですが,企業に就職して,今後頑張っていく山口君に負けないよう,精進していこうと思います.