可視化情報シンポジウム2023 in 北海道(小樽)

8月上旬に北海道にて,「可視化情報シンポジウム2023」が開催されました.私たち渕脇研究室からは,三名の学生が参加しましたので,下記に三人のブログを記載させていただきます.少し長いですが,読んでもらえると幸いです.


<葉石編>

 こんにちは,あるいはこんばんは,皆様.間食大魔王ことD1葉石です.目の前に甘味があれば,全て食らう.ひどいときには,パック分けにされているファミリーパックのお菓子を一日で平らげてしまう.そんなことを繰り返すうちに,未踏の体重にまで到達してしまいました.一日の運動量に対する摂取量を考えて食べないと,太ってしまいますね^^;.中学や高校の時のように,食べても太らないなんて状態ではないことを思い知りました.若いって素晴らしいです.

 

 さて,本題に入りますが先日,8月7~10日の間に,北海道の小樽にある小樽グランドパークにおいて,可視化シンポジウム2023が開催されました.会場である小樽グランドパークは,港に隣接した場所にあり,会場の休憩スペースからは水平線を視ることができる素敵な会場でした.

 

 今回,可視化シンポジウムには,D1葉石,M2田中君,M1岡本君の三人で参加しました.可視化という単語があるように,様々な現象を可視化することを趣旨として,熱流体力学やコンピュータビジョン,さらには心理学など様々な分野の発表がありました.


 私は蝶の翅まわりの流れ場に関する研究をしていることから,生物・生体まわりの可視化というセッションで発表させていただきました.学会での発表が5回目ということもあり,落ち着いて発表することができました.以前よりも聞き手側の方々が理解してもらえてはいたものの,結果を得るまでの過程に関する質問が多く,結果をもとにした考察に対する質問があまり得られませんでした.まだまだ,未熟な部分があるということを,今回の学会で学ばせていただきました.


 学会の後,飛行機に搭乗するまでに少し時間があったので,北海道のグルメを満喫することにしました.最初は,札幌に向かい駅付近のお店で,お昼ご飯を済まそうとしました.しかしながら,さすがは北海道,多くの観光客でごった返しており,待つことなく入ることができるお店が一切ありませんでした.このまま入店できるまで待っていては,飛行機に乗り遅れてしまいそうだったので,新千歳空港でグルメを堪能することにしました.


 新千歳空港は,私が考えていた空港のイメージとは異なり,雑貨やレストラン,お土産売り場がほぼすべての階にあり,非常に多くのお店がありました.ここでも,やはり北海道,観光する人々がごった返しており,気を付けていないと通行人にぶつかってしまいそうでした.そんな中で,私たちは「北海釜めし海鮮 銀しゃり ふく亭」で昼食をとりました.釜めしの上に贅沢に敷き詰められた海鮮に醤油をかけて食べたり,お茶漬けにして食べたりと,北海道の海鮮を満喫することができました.次回,また北海道に行く機会があれば,市場に行って海鮮丼にありついてみたいです.

 他にも,「よつ葉ホワイトコージ」というお店で,塩キャラメルとバニラのミックスソフトを食べました.これまで食べてきたソフトクリームとは一線を画すようなうまみと濃厚さに舌がうなりました.あまりの美味しさに,鶴瓶さんにも似ているとよく言われる満面の笑みが出てしまいました.




















 9月上旬には,年次大会が東京であるので,また学会後にブログをアップすることになると思います.その時には,少しでも顔の輪郭がスリムになっているようにしておきます.それでは,またお会いしましょう!



<田中編>
 M2の田中です.

・学会発表について
 今回の学会は,”準備が悪い”に尽きる学会でした.アブストの段階で,締め切りを過ぎ,ベストプレゼンテーション賞の選考対象外になるところから始まり,質問資料を十分に作成しておらず,簡潔な説明ができなかったため,余計な時間を消費し,質問時間はあっという間に無くなってしまいました.これまでに3回,学会参加したにも関わらず,準備不足というのは,一番あってはならないことだと思います.この失敗は,修論までの残り半年間,頭に残し,なくすこと,さらに,後輩に伝えておこうと感じました.


・in 北海道
 まずは一言で,今回の冒険記は失敗に終わりました.北海道がでかすぎるあまり,どこで何をしたらよいのかわかりませんでした.そのため記憶に残ったソフトクリーム2選を紹介します.
 今回,ソフトクリームを2店分食べ,そのうちの2選をランキング形式で紹介します.優勝は...よつ葉さんです.ガツンと来るミルクのかほり,しかしながら甘すぎることなく,コクの後にコクが押し寄せるというコクのタイダルウェーブ.


まさしく “コクのフラクタル構造やぁ”  たなまろ



何重にも積み上げられたソフトクリームはペロリと行けちゃいます.また,店員さんも道産子美人さんで,勝手にほほが緩んでしまいます.よって,よつ葉さんは優勝とし,☆5つを差し上げます.


 惜しくも準優勝となったのは,椿・DREAM DOLCEさんです.まず,見た目が通常のソフトクリームと異なり,表面がつるつるのソフトクリームで,ミシュランみたいなソフトクリームです.よつ葉さんをキレイ系のソフトクリームとするなら,椿・DREAM DOLCEさんは,かわいい系といった感じです.味についても申し分なく,口の中で,十勝の牛さんがモォーモォー鳴いています.ただ,その時の自分には,甘さが若干強かったかなといった感じでした.また,この店も道産子美人さんが出迎えてくれました.よって,椿・DREAM DOLCEさんは準優勝とし,☆5つを差し上げます.


 次はもっと上手な歩き方をしようと思います.また,強靭な胃袋となるよう鍛錬し,ソフトクリーム10選に挑みます.























※ちなみに葉石は富山県にはいっておりませんので,誤解なきよう
 富山県に行ったのは,田中君です.


<岡本編>

 初めて歩くのに不自由するほどの捻挫をした岡本です.

 今回は第51回可視化シンポジウムに参加させていただきましたので,そのことについて書かせていただきます.

 が,その前に,独白を少々.


 私は自分の身の上話を書くとき,それが出来るだけ無駄の多い文章になるように意識してきました.当たり前のことですが,ブログの記事を見返す時には,書かれている内容は既に過去の出来事になっています.私は忘れっぽいですし,こういった記事を見返す時くらいしか,過去のことを思い出す機会というのがありませんから,せめて読み返した時に,最大限,その時のことを思い出せればな,と思っているのです.そうして文章を書き起こしておくと,見返した時に,ああ,あの頃はこんなことにハマっていたのだった,とか,あの時はこんな境遇で,自分の周りもどうだった,とか,そんなことを自分が思い出してくれますから.しかしながら,それももう億劫になってきたので,以降書く際は普通に凡庸に,それを書かせてもらおうかなと,そう思います.

 飽きっぽい性分ですので,何がどこまで続くのか,わかりませんがね.


 それでは,改めまして可視化シンポジウム,お疲れさまでした.

 会場は,北海道・小樽.自分にとっては初めての学会でしたが,そんなに緊張は無かったです....無かったのですが,発表中は結構早口になっていたらしいです.心拍とかはいつも通りだったので気づかなかったです.緊張って,自分自身も気づかないものみたいで,それにはすごく驚きました.あと印象に残っていることといえば,先輩方の発表です.葉石さんも,田中さんも,声が明瞭で,一言一言の間の取り方も塩梅がよく,聞き取りやすかったです.いろいろと,勉強させていただきました.


 勉強させていただいたといえば,そういえば今回の遠征で,初めてコインランドリーなるものを使いました.じゃんけんに負けて,先輩たちの衣服をぶち込みにいったのですが,ランドリーの洗濯機はすごく大きくて,驚愕しました.加えて仕上がりも温かで良い香りです.共用の洗濯機ということで,清潔なイメージを持ちづらかったのですが,なかなかどうしてといったところ.他にも,歯磨き類,カッターシャツなど学会に必要なものを現地調達することで,荷物を極限まで減らす荷造り術も,田中さんから相伝しました.人生を豊かにする経験って,いいものですね.


 ただ,肝心の北海道観光は時間が無くてあまり出来なかったので,そこは残念でした.民泊近くで目星をつけていたダイニングバーに行けなかったのも,心惜しかったです.諸々果たすために,今度は,観光目的で,お二人と北海道旅行に行きたいです.その機会があればよいのですが.


 それでは,このあたりで.

 失礼いたします.