2025年度 オープンキャンパス 開催!

ご無沙汰しております.B4の太田です.

 ここの研究室に所属してから早いもので,もう8 月に差し掛かろうとしている事実に震えております.卒論発表まであと半年ほどとなりましたので,これからさらに気を引き締めて研究に取り組んでいきたいです.

 さて,本学では,7 月 19, 20 日にオープンキャンパスが開催されました.今回のオープンキャンパスでは,私, 髙橋くん, 田崎くんの B4 チームで,高校生の皆さんに研究室説明を行いました.ポスターでは数値解析と PIV による流体の可視化について説明し,スライドでは PIV を用いて,飛行機がなぜ飛ぶのかを説明しました.

◦ 初日のオープンキャンパス

 発表練習をしている間は,どれくらい多くの人が来てくれるのか,どのような質問をされるのか,といったことばかり考えてかなり緊張していましたが,いざ本番が始まると,楽しみながら発表することができました.特に,「流体とは何か?」という問いかけをして,前にいる方に答えていただけた時はとても嬉しかったです.また,発表の途中で PIV の実演も行いました.私が発表したときは見学者が多く,実演を見せるためにどのように移動してもらえばいいのか悩みましたが,皆さん一人一人が配慮してくださったおかげで,全員に翼周りの流れをちゃんと見ていただけました.

発表の様子(太田)

発表の様子(髙橋くん)

発表の様子(田崎くん)

発表の様子(髙橋くん)

発表の様子(田崎くん)

実演の様子(PIV)

 そして発表が終わると,参加した方々からいくつかの質問をいただけました.少し答えに詰まることもありましたが,髙橋くん, 田崎くんのサポートもあり,無事に乗り越えられました.高校生の皆さんだけでなく,保護者の方々にも鋭い質問をいただき,自分の知識を確認するいい機会にもなりました.

 終わってみれば楽しい一日でしたが,この研究室独自の内容が少なかった点と,あまり双方向的な発表ではなかった点は,反省して次に活かそうと思いました.

◦ 最終日のオープンキャンパス

オープンキャンパスの2日目は,1 日目の反省を活かしてスライドや発表内容を変更しました.また,1 日目よりも双方向的な発表になるように,こちらから問いに答えてくれる人を当ててみました.

 その結果,高校生の皆さんにより興味を持っていただき,こちらの発表に対する相槌が増え,質問の数も増えた…気がします.

修正したスライド発表

答えてくれる人を探す田崎くん

 2 日目もたくさんの方々にここの研究室を紹介でき,充実した日となりました.しかし,「ここの研究室からはどのような就職先に行けるのか」という質問に対して,返答することはできたのですが,そういった将来を見据えた質問を想定していなかったことは今後見直すべき点だと感じました.

 今回のオープンキャンパスでは,研究室について説明した私たちにも得られたものがたくさんありました.特に,来ていただいた方々にはどのような目的があるのか,私たちの発表にどのようなことを期待してくれているのかということを,今後はもっと考慮していきたいです.

 最後になりますが,発表資料やポスターを見てくださった先生と先輩方,発表内容について話し合ってくれた髙橋くんと田崎くん,そして何より,私たちの研究室に興味を持って来て下さった参加者の皆様方に,深く感謝を申し上げます.

 ありがとうございました!