今週の研究室‐091016-

博士前期課程1年の山川です.

私は,10月7日(水)~9日(金)に仙台国際センター(宮城県仙台市青葉区)で行われた

社団法人自動車技術会が主催する秋季学術講演会に参加し,自分の行っている研究に関して発表して来ました.

自動車技術会は,自動車に関わる研究者,技術者および学生などの多彩な会員層から構成されており,

個人会員約40,000名,賛助会員(法人)は,500社以上にのぼります.

その自動車技術会の開催する行事として春季と秋季の2つの学術講演会があります.

  

私の発表は9日で,福岡を出発するのは8日でしたが,台風の影響で8日の便は欠航になったので,

急遽チケットを変更し,7日に福岡を出発しました.

7日は,ホテルで自分のプレゼンの発表練習をして,8日は他の講演者のプレゼンを聞いていたのですが,

自動車技術会が主催するだけあって学生の講演者が少なく,企業に勤めている方が大半を占めていました.

企業に勤めている方のプレゼンを聞いていて思ったことは,相手に自分の伝えたいことを伝える能力が非常に高いということです.

話のつなげ方も非常に滑らかで分かりやすい印象を受けました.

また,学生とは違う社会人になってから求められる能力というものをひしひしと感じることができました.

やはり上手いプレゼンを聞くと自分のモチベーションも上がります.

福岡で自分のプレゼンを猛練習していただけあって,発表当日はあまり緊張せずに自分の発表に望むことができました.

質疑応答の部分では企業に勤めている方からの鋭い質問に挫けそうになりましたが,なんとか事なきを得ました.

学会発表が無事に終わったこともあって,その夜は宿泊するホテルの温泉に浸かると,

充実感と達成感とが相まってなんとも幸せな気分になりました.

このような幸せな気分を味わえるのも大仕事が終わったならではのものだと思います.

ちなみに夕食は,2日連続で仙台名物である牛タン料理でした(笑)

今回,学会に参加する機会を作って下さったのも,そこで多くの経験を積むことができたのも先生方の

懇切丁寧で熱心なご指導があったからだと思っています.

以上が秋季学術講演会の出張報告でした.