研究室ブログ -2010/2/21-

修士2年 栗波です.

2月15日 博士前期課程 学位論文 公聴会.
3年間の集大成の発表が終わりました.
私自身,感慨深いものがあります・・・.
今回は,そんな修士2年全員のコメントを頂きました.
題名は「修論を終えて」.
どうぞ!!
綾部 孝則
 「3年間で進化したこと」をテーマに掲げ,その準備を行いました.研究内容の進化や,自身の成長を15分でわかり易く伝えることを心がけました.
企業との研究や学会などで実につけたことを十分に発揮できたと思います.
この3年間は,人生の中で最も目まぐるしい3年間であったと思います.楽しいことや辛いこと,本当にたくさんの出来事がありました.
今のM2のメンバーだったからこそ,辛い事も乗り越えられ楽しいことは倍以上に楽しく過ごすことができました.助け合いながら皆でここまでこられたことは,一生の財産であると思います.
田中先生,渕脇先生には厳しく,そして温かくご指導していただきました.
この研究室で,3年間で学んでこられたことが何よりも自信になると思います.
本当にありがとうございました.
大庭 稔史
  研究を進めながらの修士論文,概要作成そして発表の準備は精神的,体力的にかなりハードでしたが,振り返るとあっという間の一ヶ月でした.公聴会前夜はなぜか興奮して寝付けずほぼ徹夜状態で本番に.発表の順番を待っている間もソワソワしながら,でも程よい緊張感の中,3年間の集大成だと思いながらモチベーションを上げてから本番に臨みました.まぁ悪くは無い出来だった?ということにさせておいてください.自分のことはさておき,その他のM2のプレゼンを見ながら思ったこと.それは,「4年のころに皆成長したな~」って.本番での堂々とした発表もさることながら,今回の修論発表に向けての準備に取り掛かる思いや姿勢はさすがこの研究室の学生だなって思わされました.僕自身まだまだなので,これから卒業までの一ヶ月でみんなに追い付けるように頑張ります(笑)!!
川野 貴史
  大学院の2年間,私は蝶まわりの流れ場について明らかにしてきました.今振り返ってみると,この2年間はあっという間でした.最初は「可視化って何?」といった段階からのスタート…蝶のまわりの流れ場を全く捉えることができませんでしたが実験装置・方法の改良を繰り返すことにより少しずつ視ることができるようになりました.蝶の研究というのは一見華やかに思えますが,華やかさ故に泥臭い作業を要します.私はこの2年間で学会に2度参加させていただきましたが,学会に参加することにより,自分の現状のレベル,今後の課題などが見えてくるようになり,非常に有意義な時間を過ごさせていただきました.学会前の資料作りや考察は正直かなり大変でしたが,発表前に自分を追い込めば追い込むほど学会では大きな成果が得られると思います.
泥臭く緻密な作業に対してどれくらいバカになって取り組むことができるか,これが大学院2年間を乗り切るために最も重要なことであると思います.
栗波 智樹
 研究室配属が決定した3年前は・・・
「大庭くんって,年上だろ?マジ気まじぃー.」
「綾部って誰?俺らの学科?」
「野村?あのうるさい奴と一緒かよ.」
・・・と正直思っていました.
それが現在では,
綾部くんと毎日ご飯を食べ,
大庭くんには,「走り方おっさん過ぎ(笑)等速度運動かよ(笑)」と言えるほど気兼ねなく話せるようになり,野村くんには,徹夜の介護(3回)をするほどの仲になりました.
あっという間の3年間であり,すごくきつかった3年間であり,すごく楽しかった3年 間でした.
言葉にすると,あまりにも陳腐ですが,「この研究室を選んでよかったぁ~(笑)」.
本当にそう思います.
最後に,3年間支えてくれた仲間達にHIPHOPアーティスト並に感謝します.
渕脇先生,田中先生,今後もご指導ご鞭撻の程宜しくお願いします.
佐藤 英弥
 田中・渕脇研究室に配属された3年前を思い出していました.希望の研究室への配属が決まり,期待と不安を抱いていたあの日から,本当にあっという間に月日が流れてきたように感じています.この3年間で私が一番学んだことは,人と人とのつながりは何よりも大事な事であるということです.多くの挫折や苦悩を味わいながらの研究室生活は,先輩や仲間達の助けが無ければ今の私や研究成果は無かったと思います.また,研究室ではよく遊びよく学ぶことの大切さも学びました.何も無い「無」から生まれるもの,一瞬の閃きによって研究が進んだ経験は今後の私の生真面目な性格を修正してくれました.月並みな言葉ですが,私は田中・渕脇研究室に配属されて本当に幸せだったと思っています.そして最後になりますが,寛大な心で最後まで指導して頂いた,田中和博教授,渕脇正樹准教授,清水文雄助教本当にありがとうございました.
永田 哲志
 やあ,修論発表の追い込みはみなさん見事だったと思います.エスカップ,ファンテユンケル,スパークユンケルを保険に,自分の精神と肉体の限界に挑戦しました.
そんなに飲んでないですけど.
これまで,やってきたことを台無しにしないために,前日まで驚異の粘り.
発表練習→訂正→発表練習→訂正→ゆんける(肉体疲労回復)→練習...ヘビーローテーションです...
この甲斐もあり本番当日は,やってきたことを楽しみながら発表することが出来ました.
みんなの発表姿を見るとその表情,目からは涙が・・・ありません(笑)
けれど,最後の発表に,これまで共に戦ったみんなのチョーカッコいい姿を見れたことを嬉しく思います.巣立っても逞しく生きようぜ(涙)ありがとー!!
廣渡 俊充
 三年間の集大成を発表する修士論文公聴会!!!
発表の練習や資料の訂正と悔いを残さないように必死なって準備を行いました.
そのかいあって,修論を終えた今でもスライドなしで発表が出来るほど,
発表スライドが頭の中に焼きついています.(笑)
当日は,程よい緊張感に包まれ発表を行うことが出来ました.
しかし,質問に対する回答に満足いかなかった私は,
自分の未熟さを最後の最後まで実感させられるものとなりました・・・
卒業まで残り一ヶ月!!終わりよければ全てよし!!
最後の最後で気を抜かないように研究がんばるぞーーーー!!
野村 良
先日,平成22年2月15日に修士論文発表会が開催されました.これをもって私の6年間に及ぶ大学生活も終わりを迎えようとしています.人によって研究を続けるもの,就職後に備えて勉強をするもの,はたまた博士の後期過程を目指すものなど状況は様々だと思いますが,一つの区切りを迎えたことは誰にとっても間違いのないことです.
 大学6年間には色々なことがありました.正直,学部生時代は大学以前の生活と変わらず,惰性で授業を受けて流されるように生活していた感があります.よって,研究室配属の際も割りと適当に決めました.その生活もこの「田中・渕脇研究室」に入ることによって劇的な変貌を遂げます.私は田中・渕脇研究室は第二志望で希望書を提出したと思います.その理由も「先生方が厳しそうだから,こんな自分を変えられるかもしれない」というものでした.しかし,誤算だったのは予想の2倍,いや3倍くらいこの研究室が厳しいことでした.
 田中・渕脇研究室で3年間やってきたわけですが,自分は変わったと胸を張って言える程の成果を挙げたとはいいがたいです.学部時代とは異なる真面目な研究生活についていくのがやっとでした.それでも,過去の自分と比べると,ほんの少しかもしれませんが確実に前進していると実感しています.無論,研究室のみなの支援があってこそです.特に担当指導教官であった渕脇先生には大変お世話になりました.いつも不甲斐ない姿を見せて申し訳ありません.こんな自分ですが,先生のおかげで色々なことが学ぶことができました.先輩方,同期生,後輩の皆にもいろいろ助けてもらいました.同期生の川野君には本当に迷惑をかけました.この場を借りて,もう一度お礼とお詫びを言いたいと思います.どうもすみませんでした.ありがとう.考えもまとめずに書き続けてしまったため,少々長くなってしまいました.だらだらと書き連ねるのは昔の自分に戻った気がしますので,ここで切り上げます.
研究室の皆さんありがとうございました.おかげで有意義な大学生活となりました.
鶴田 浩史
 今回,修士論文の提出・発表が無事に終わり,現在はほっとしております.修士論文は私が今まで行ってきた研究の集大成であるため,全力を注いで執筆しました.  この論文は私一人の力だけでなく,周りの方々の支えもあり,何とか書き上げることが出来ました.この場をお借りして,このブログを見て気に掛けていただいた方々に対し,お礼を申し上げます.
修士論文が終わり一段落着きましたが,これからも研究の継続を行っていきます.修士論文までに終わらせられなかった点がまだまだありますので,その研究に力を注いでいきたいと考えております.また研究と平行して,入社までの期間に会社で必要な知識の吸収や社会生活におけるマナー,社会情勢の勉強なども少しずつ行っていきたいと考えております.そして社会に飛びこんだ際に,この研究室で培ったもの,つまり研究に対する姿勢,人間関係等を少しでも生かすことができればと考えております.
まさに“十人十色”.
しかし,共通しているのは,仲間・先生への感謝だと思います.
まだまだ3月まで時間はあります.
悔いを残さず,走り抜けていきましょう!
以上,今週の研究室でした.