今週の研究室‐2010/10/30‐

こんにちは!

ブログの担当をさせて頂くM2の岩橋 (以下,イ) と森 (以下,モ) です.

先日 (10月30日(土)) にISG (Iizuka Science Gallery) が行われましたので,報告します.

今回は趣向を変えて”二人の会話形式”でお送りしたいと思います!!

<前日>

モ:岩橋君,ISGって何だっけ?

イ:ISGとは “Iizuka Science Gallery” の略称で,九州工業大学,情報工学部のこれまでの歩みや研究成果を紹介する一般の方々に紹介するイベントなんだよ! 簡単に言うと,九工大の歴史の紹介や研究紹介のイベントだね.

モ:へー!!うちの研究室も参加するの?

イ:私達の研究室ではイムズのイベントやテレビ出演をしたロボフライの紹介をするんだよ♪

モ:けど今回は井村さんが学会でいないからなぁ・・・

そうか!! 研究室のプリンス『下田君』が発表するんだね!

研究室のプリンス (?) 下田君

イ:そうだよ! でも彼一人が発表だと大変そうだから,僕らでサポートをしようよ!!

モ:そうだね♪ 子供達がゴム動力のロボフライを飛ばす時の手伝いと写真撮影とビデオ撮影が必要かな

イ:写真撮影とビデオ撮影は準備だけでいいとして,ゴム動力のロボフライを飛ばしたことがないね・・・僕らも練習が必要だね!

その日,僕らはデジカメとビデオカメラを準備し,明日に備え何度もロボフライを飛ばす練習を行うのであった...

<当日>

モ:ゴム動力のロボフライ,デジカメ,ビデオカメラの準備良し!

昨日の練習の成果を発揮しないとね♪

イ:下田君の発表までまだ時間があるけど,早めに会場に行って他の人の発表を聞きに行こうよ!

モ:まずは伊藤先生の発表...『鉄道のふしぎ』かぁ

電車の動く仕組み,電車の発車音が出る仕組み...鉄道模型を使った電車の操作の体験...小学生も楽しそう♪

発車音の原理は知らなかった(汗)

イ:発車音はモーターの回転数に関係していたんだね.この音が苦手な人のために,発車音をメロディに変換している電車もあるのか...

そしてついに『下田君』の発表が始まるのであった・・・

発表内容=====================================

・     ロボフライの紹介

・     蝶の翅の模型を使った翅の動きの実演

・     ロボフライの飛翔の実演 (研究用ロボフライ)

・     ゴム動力のロボフライの体験 (小学生参加)

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イ:ロボフライの紹介...ロボフライの必要性,利点,蝶を模倣した理由が小学生にもわかりやすい表現になっているね♪

モ:蝶の翅の模型を使った翅の動きの実演...蝶が翅を動かす時のねじり方や羽ばたき方を実演するんだったな! あっ装着に手間取ってる (汗)

イ:ロボフライの飛翔の実演...練習では問題なく飛んでいたけど本番でも飛ぶといいなぁ.いよいよ実演・・・飛んでいる! しかも小学生の頭の上を旋回して飛んでいる!!

あっ,小学生が捕まえようとしている (汗) 急いで回収回収...

モ:ゴム動力のロボフライの体験...ついに今日の山場かぁ.小学生の元気さに圧倒されそうだ (汗)

おぉ!? いっぱい来た!! みんなが興味持ってくれて嬉しいな♪ 下田君も笑顔になってるね~ (笑)

イ:飛ばすことだけに興味があると思っていたけど,ロボフライの構造や作り方に興味を持ってくれる子が多いのはびっくりだなぁ...まぁそれは秘密です♪

モ:ゴムを巻くのは僕達の仕事♪ 小さい子にはロボフライを飛ばすのが難しいみたいだなぁ.ここは改良が必要かもね (汗)

イ:小学生多すぎて写真撮る暇が無い...(涙) 怒涛のように時間が過ぎてゆく...

こうやって1回目の発表は無事終えたのであった...

今回,発表は2回あったのだが,2回目も1回目に劣らず多くの小学生が来場した.

ゴム動力の構造について,子供だけでなく親の質問にも秘密を守り通し,小学生がゴム動力のロボフライを持ち帰りたいと言う要望を必死でなだめ,彼らはくたくたになりながらも一日を終えたのであった...

っとまぁこんな感じでした♪

<最後に...>

今回の下田君の発表・実演を通して科学に興味を持ってくれて,小学生にとっては貴重な体験になったと思います.これから様々なものに興味を持ち,科学を好きになって九工大に入学してくれればと...(笑)

私達は下田君のサポートとして参加しましたが,どうやってロボフライの飛ばし方を教えるのかという課題がありました.小学生にとってどこが難しいのか,どうすれば飛ばしやすいのか,相手の気持ちを読み取り教えることがいかに重要で難しいかを実感しました.今回のイベントで学んだ,相手の気持ち・考えを読み,対応することを日常や研究発表にも生かせるよう努力したいと思います.