2018年度卒論発表

先日,学部4年生たちの卒論発表がありました.
年度内のイベントとしては1週間後に佐賀で学生会が控えておりますが,とりあえず一段落です.
次の準備に向けて休む暇はあまりありませんが,ここで現在の心境を各々に書いてもらいました.
かなり長くなりますが,ぜひ読んでいただけると幸いです.

大井
ログを見てくださっている皆さん,こんにちは.最近,一人で温泉に行ってまったりするのが楽しみであります,B4の大井です.ちなみに私がよく行く温泉は,宗像の王丸温泉(やまつばさ)というところです.なかなかいいお値段ですが,温泉のバリュエーションは豊富でスタッフ対応も良く,おすすめです.
 さて,私のプライベートは置いときまして,題名の通り,先日(2月22日)は本学科の卒業研究発表会でした.私は,10:30からのセッションで11:15から発表でしたので,時間帯的に,教室の雰囲気も良く,人が多い時間だったので,コンディションはgoodでした.そんな運の良さもあり,発表はほぼ理想通りの出来だったと思います.自分で言うなと思った方もいらっしゃると思いますが,本当にその通りです.調子に乗りました,すいません(笑).でも,それくらい練習して,準備して臨んだ自信があります.そんな自信満々の私の写真を載せておきます.
私は,今回の発表で学んだことが3つあります.1つ目は,準備に妥協しないことです.これは,最重要事項だと感じました.私は,発表の準備はしっかりとしたつもりでしたが,質問対策の準備が甘かったです.結果,準備しておけば資料を使って上手に答えられた質問に口頭で答え,後悔しました.「これくらいでいいや」だったり「これくらいで大丈夫だろう」という考えでは,何かしらで失敗して,後悔する羽目になると実感しました.2つ目は,自分がトップだという自信を持つことです.発表中,自信がある人とない人では,一目瞭然でした.それだけでも印象は違い,聞く側も圧倒されると感じました.質問対応も気持ちを強く持つことが大切だと感じました.3つ目は,多方面の意見を聞けるということです.発表にはいろんな人がいるため,その知識や考え方も十人十色です.今回の発表で質問やコメントをいくつか頂きましたが,捉え方は人それぞれですね.自分と違った観点で物事を視る人の意見は極めて貴重です.もしかすると,それが新たな発見につながるかもしれません.それ以外にも,細かいことでいえば,たくさん学ぶことがありました.これらのことを今後生かせるように努めていきます.
発表が終わったあと,研究室の皆さんとお酒を交え,卒業研究発表会を振り返りました.色んな話ができて楽しかったです.このような会を準備してくださった渕脇先生,先輩方,ありがとうございました.
また,発表を行うにあたって,お忙しい中,発表や資料の添削をしてくださった渕脇先生,先輩方,そして,審査員の先生方や練習に付き合ってくれたB4のみんな,協力してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです.ありがとうございました.
これで1つ山は越えましたが,3月1日に九州支部学生会での発表が控えています.卒論発表が無事終わったからと気を抜かないように,「勝って兜の緒を締めよ」の精神で今回以上の発表ができるように精一杯頑張ります.
最後まで読んでいただきありがとうございました.まだまだ寒いので,皆さんも体調には気を付けてお過ごしください.では今日はこの辺で.

刀根
みなさんお久しぶりです.B4の刀根です.去年のことになりますが,無事に運転免許を取得しました.春休みに,いろんな場所をドライブしてみたいと思います.
さて今回は,先日行われた卒業論文発表会について書きます.
発表当日までは,結果をまとめて論文を書いたり,資料を作成して発表練習をしたり,とても忙しい日々を送りました.
私は,練習の際に先生から言われた「もう1歩戦うことに挑戦した方が良い」というアドバイスが心に残っています.それまでは,ただ発表するだけで,相手に伝えようという気持ちが弱かったと感じています.しかし,アドバイスを頂いてからは,スライド作成や発表方法を工夫して,どのようにしたら相手に伝わるかということを考えるようになりました.うまく発表に取り入れられたかに関しては一抹の不安が残りますが,相手のことを考えられるようになっただけでも私の中での進歩だと思います.
当日,私の発表は第一セッションだったので,寝坊しないかがとても不安でした.しかし,ちゃんと起きることができたのでよかったです.発表のときには,研究室の4年生や先輩方が応援に来てくれたので,とても心強かったです.私はセッションの最後だったので,1人ずつ発表が終わって,どんどん出番が近づくことにとても緊張しました.しかし,発表を始めると,あまり緊張を感じることなく発表の12分が過ぎていきました.しかし,3分間の議論の時間に出た質問にうまく答えられなかったことが少し悔しく感じています.質問対策のスライドの準備不足や,相手の質問の意図の理解不足を感じました.
来週は佐賀で機械学会が行われるため,その時には発表練習や質問対策をばっちりして,本番に臨みたいと思います.

野村
こんにちは.B4野村です.皆さんいかがお過ごしでしょうか.最近は日に日に暖かくなり,梅の花が咲いているのを見て,春が近づいていることを実感しはじめました.
それと同時に花粉の飛散が始まり,ぼくは花粉症におびえています.
 さて,そろそろ大学生活も終わろうかという季節になり,先日,僕たちは卒業論文を発表しました.今回は卒論発表についてお話ししたいと思います.他の研究室の教授や学生の前で発表をするのは初めてで,とても緊張しました.
 2月22日 卒業論文発表が学内で行われました.卒業論文を発表するにあたり,研究をままとめ,概要や論文,発表資料などをつくる必要がありました.このようなことは今までほとんどしたことがなく苦労の連続でした.概要や論文を書く際には,書かなければならない内容が頭の中にいくつもぼんやりとある状態で,なかなか考えがまとまらず,手が動かないことばかりでした.そのため何度も確認し,論文や資料を読み直し,頭の中を整理するのに多くの時間を割くことでどんどん締め切りが迫り,焦りと不安でいっぱいでした.自分の研究に対する姿勢や,考え方などについても考えさせられ,一年間を振り返り,反省する点がたくさん見えてきた期間でもありました.発表の練習では,なかなかうまく自分の言いたいことがまとまらず,どう伝えればいいのか,もどかしさを感じました.他の人に発表を見てもらうことで,自分ではわからない伝わりにくい部分を指摘してもらい,発表するごとに少しずつ改善されていきましたが,かなりの時間をかけないとうまくならない,いい発表ができないことに気づかされました.本番では,スライドの表示がうまくいかないハプニングもあり,動揺気味でスタートしましたが,発表練習の甲斐もあり,少し時間がたつと落ち着いて発表できました.自分の発表内容がうまく伝わったかは分かりませんが,準備しただけのことは最低限出来たかなと思います.今回の発表で,本番では準備した以上のことはできないため,準備をする段階で,妥協や満足することなく,“もっと良く,もっと良く”という気持ちをもって,突き詰めていくことを心掛け,次の機会に活かそうと思いました.今回の卒論発表で継続と準備の大切さを痛感します.また,自分の足りないところもたくさん見えてきました.
 研究室の先生や先輩,同期にたくさんの助言や指摘を頂き,何度も助けられ,なんとか卒論発表を終えることができました.感謝の気持ちをもって,姿勢を正して今後の研究につなげたいです.


みなさん、こんにちは。そして、お初にお目にかかります。渕脇研究室 B4の林と申します。突然の挨拶で申し訳ありませんが、これからどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、最近、大学構内をふらふらと歩いていると、本学の一般入試の開催案内が掲示されていました。もうそんな季節になったのかと驚きつつ、世間との時間感覚のズレを感じられる一幕でした。
 みなさんは、どのようにお過ごしでしょうか。早速ですが、これから私および研究室のb4を取り巻く最近の出来事についてお話ししたいと思います。
世間では、高校生の方々が大学入学試験に勤しむ一方で、我々、B4は大学生活の集大成である”卒業論文”の作成と”卒業発表”に日々を追われていました。目まぐるしい毎日が続きます。まずはじめに、卒業論文の提出があり、提出締切日には、皆次々に提出先へと殺到し、長蛇の列ができていました。私たちの研究室では、前日までに渕脇先生から修正を頂き、早朝に提出を完了し、次へと備えます。次のイベントとは何を隠そう、”卒論発表”です。やはり、卒業論文だけでは自分たちの研究内容を十分に伝えられません。ただ、味気のない文字を、誰が見てもわかりやすい漫画絵やストーリーへと落とし込んで初めて、発表の舞台に臨むことができるというものです。そのために、発表資料ももちろんなのですが、発表”練習”もさらに重要でした。そして、卒業論文の提出を終えると、発表練習と発表資料の修正を行う日々です。痛感するのは、文章力の無さ、ストーリー構成力の無さ、一番は忍耐力・継続力の無さでした。
文章力は、自分の考えを相手に誤解なく伝えるために、文や単語の取捨選択ができる能力です。お恥ずかしいですが、私の文章を見ていただけると、この文章力の無さをご理解頂けるかと思います。
 さて、次に、ストーリー構成力です。こちらは発表において大きなポイントとなります。その理由は単純明快です。ストーリーは、人から共感を得る事ができ、さらに、人を感情移入させることで、興味・理解を引き出すことができるからです。発表において重要なことは、内容に興味・理解を持ってもらうことに尽きます。どんなに素晴らしい研究結果を得ることができても、それを人に理解してもらわなければ、研究に費やした時間に意味が無くなり、見向きもして貰えません。重要なのは、興味・理解を持ってもらうこと。そのために、ストーリーを構成することが必要不可欠でした。
 最後に、忍耐力・継続力です。これは、私特有の問題でもあるのですが、何事も続けることができないと成長は望めないということです。折角、テンポよく物事を進めることができても、それを続けられず、一々リセットをかけてしまう。私が抱える大きな問題の1つです。
 以上、山あり谷ありの日々が続きましたが、やっとの事で、2019年2月22日の卒論発表会に漕ぎ着けることができました。以下が発表会の風景となります。
緊張しつつも、想定通りに発表を終えることができました。しかし一方で、多くの課題が浮上した1日でもあります。多くのギャラリーの前で発表を行うことで初めて気がついたのですが、自分の伝えたいことが理解されていない場面では、観客の方々が困惑した雰囲気になります。言葉で表すことは難しいですが、内容が伝わっていない場面ではそれが顕著にわかりました。これも発表ならではなのだと思います。私の発表においては、発表内容が後半に移るに連れて、理解が得られていないことがわかりました。発表の後半と言えば、研究の考察や結論の部分であり、最も重要な内容でもあります。やはり、ここが伝えられるか、できないかで、発表の良し悪しに大きな影響を及ぼすことは明らかです。
 私の課題は明らかになりました。すなわち、発表内容後半の研究結果において、どこに注目してもらうか、何が重要であるかということをきっちり理解してもらうということです。そのためには、やはり、発表内容前半の誘導が十分ではなかったと思います。何を見てもらうべきか、これを事前にしっかりと伝え切れていないことに大きな敗因があります。
以上が、私の”卒論発表会”となります。一大イベントが終了し、やっと一息ですが、私の研究室では、2019年3月1日に”機械学会 学生会” もあり、ここでも研究発表会があります。まだまだ終わりではありません。寧ろ、これからが気合いの入れどころです。先で得られた課題を元に、学生会では、さらなるアップデートを重ねた発表をご覧に入れたいところです。
 さて、何かと忙しい日々ですが、この重圧をバネに、最後まで駆け抜けたいと思います。簡単な状況報告でしたが、これにて失礼させて頂きたいと思います。
では、皆さん、新たな春に向かって頑張りましょう。さようなら。

平尾
皆さんこんにちは.今回の卒論発表でアクシデントを起こしました平尾です!そのアクシデントというのは!発表本番にプロジェクターとPCの接続が切れてしまったことです!バックアップの大井君のおかげで,なんとか発表をすることができました.しかし,その発表もアクシデントによるパニックからひどい物でした(笑).自分では気づかなかったのですが,「はく離すると」を「はく離る」と言うなど,日本語を間違えまくっていたそうです(笑).そういったアクシデントもあり,今回は特に自分の準備力のなさを感じました.準備力のなさは,アクシデントへの対応だけでなく,質問時間を通しても感じることができました.終わってみたら,資料があれば,質問には答えることができたと思いました.しかし,本番でその資料を準備していなかった事が問題であったとも気づかされました.また,何度も練習した発表も,本番では全く上手くできませんでした.何度練習で上手くいっても本番は別である.だからこそ満足せずに何度も何度も練習することが大事だということに気づかされました.
 そして,今回の卒論では渕脇先生をはじめ,先輩方に何度も発表を聞いてもらい非常に感謝しています.時には,日本語の分からないタイ人の方々にも聞いてもらい,お世話になりました.この感謝を卒論では示すことができなかったので次回の機械学会では示すことができるよう頑張ります.
 卒論の後にはみんなで飲み会に行きました.久しぶりのお酒でみんな非常に楽しそうでした.お店から大きな日本酒のサービスももらい,独り占めさせていただきました.発表はいまいちでしたが,最後の飲み会が楽しかったので最高の1日でした.