2018年度日本機械学会年次大会(重信)

こんにちは.重信です.今日は,9月に関西大学で開かれた日本機械学会年次大会で発表させていただいたことについて書きます.
僕たちが参加した一般講演の期間は9月10日から三日間あり,僕の発表日は二日目の9月11日でした.学会前日の9月9日に大阪に到着し,心斎橋付近のアパートみたいなホテルで一泊したのち,会場がある関西大学に朝一で到着しました.学会初日の発表は,近藤君の発表が控えており,学会発表がどのようなものになるかということを知っておく良い機会になりました.いつもポジティブな近藤君もさすがに少し緊張した様子でしたが,いざ発表になると,難しい内容にもかかわらず,とてもわかりやすく発表していました.その場にいた聞き手もよく理解した様子でした.一日目の近藤君の発表が終わり,二日目はついに僕の番が回ってきました.発表が朝だったこともあり,想像していたよりは人が少なかったことが幸いして,あまり緊張せずスムーズに発表できました.しかし発表が終わった後,発表に関する質問をしてくださった先生方に不十分な解答をしてしまい,研究に対する理解の深さが足りていないことを強く実感する一日となりました.三日目は,池田さんの発表があり,最終日とあって多くの人が集まっていました.池田さんは,学会経験豊富で発表も質問も卒なくこなしておられました.感服です.
 この学会で,全国の大学の発表を多数聞くことができ,普段の研究生活では滅多に聞くことができない分野の研究を聞くことができ,流体工学のトレンドを知ることができました.また僕が発表したセッションは剥離流れに関する部門でレベルの高い発表を聞くことができ,“渦”をテーマとする自分の研究にフィードバックできる情報も得ることができ,大変有意義な三日間でした.一方で発表の反省点も多かったことから,次はうまくやるぞと決意する三日間にもなりました.この学会での経験が次に活かせるように,これからも努力していこうと思います.

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開催地 関西大学 正門


発表する重信