皆さんこんにちは,池田です.
今は,就活の次期で,学生だけでなく,会社も学生を探しに学校へといらっしゃいます.今回は,OB訪問として研究室の先輩である永嶋さんが,株式会社大電よりいらっしゃいました.
長嶋さんは,渕脇先生の3つ下の後輩です.つながりやエピソードに研究室の歴史を感じます.
僕も現在就活をしておりますが,正直な話,大企業ばかり調べていて,大電という会社を知りませんでした.そういう意味で,今回聞かせて頂いたお話はとても貴重なものが多かったように思います.特に印象に残ったお話は,
「大企業は出来上がった1つ製品を作っているが,その製品を構成するパーツ,例えば,冷却用のファンや,パーツ同士をつなぐケーブルを研究開発しているのはウチ(大電)みたいな企業だ.良い製品を作るための原動力となっているような,比較的小さな企業にも目を向けてはどうか.」
といった内容で,大きな企業ばかりに目が行っていた現状を,少し考えさせられるようでした.
もう一度立ち止まって,じっくり将来について考えてみます.
質問タイムでは,研究OBの先輩もいらっしゃるということで,比較的和やかなムードで,僕たちのよくわからない質問になんでも答えてくださいました.
お忙しい中,わざわざ来てくださって,僕たちの研究室の中も見学していただきました.大電の皆さん,ありがとうございました!
研究室ブログ
過去の研究室の先輩が,OB訪問としていらっしゃいました!
渕脇先生がタイの国際会議でBest Paper Awardを受賞されました!
皆さんこんにちは,池田です.
すでに,九工大の学科のホームページにて報告されておりますが,渕脇先生が,タイのプーケットで開催された国際会議「The 9th Thai Society of Mechanical Engineers, International Conference on Mechanical Engineering (TSME-ICoME) 2018」において,Best Paper Awardを受賞されました!
題目は「Growth of Vorticity in a Vicinity of Wall of an Elastic Moving Airfoil」ということで,弾性翼関連の論文における受賞となります.
弾性翼の研究は,僕たちの研究室では10年以上前から活発に行われている研究です.僕から見ると伝説的な世代の先輩方が研究に関わっていて,とても重い歴史を持っています.弾性翼に関連する研究は,代々先輩から後輩へと受け継がれており,その流れで僕も一度させていただいた事がありました.とても難しく,人に伝わり難い研究ですが,それだけ伝わったときの感動が大きい研究だったように思います.
渕脇先生,この度はおめでとうございます!
余談ですが,現在,4年生が3月にある学生会に向けて発表練習を頑張っております.学生会にも優秀講演賞が設けられているので,こちらも賞が取れるように,ぜひ頑張っていただきたいです!
卒論のシーズン
この季節になると体調をいつも崩しがちな池田です.
ちなみに毎回喉からやられます.皆様はいかがでしょうか.
さて,ホームページのブログの更新を長らく停滞しておりましたが,研究室は現在,学部4年生の卒業論文作成の真最中です. みんな集中して卒論の作成をしています.文書作成ってすごく時間がかかって重労働です.
正確には,卒業論文の提出は,先週金曜に完了しており,今は,卒業研究発表へ向けての資料作成および発表練習をしております.
この時期の忙しさは研究室の風物詩ですね.寒さのピークを迎えると同時に忙しさもピークに達します.
4年生のみんなは,これまでやってきた研究をまとめようと各々の表現を駆使して文章を作成し,頑張っております.ただ,まだ4年生ということもあって,まだまだ表現の仕方に慣れていないようでかなり苦戦しているようです.
各々が抱えている問題も様々です.書きたい結論に対するデータが揃ってなかったり,データを持っていても考察の仕方がわからなかったり,文章の書き方がわからなかったりなどなど...問題にもそれぞれの個性がでてます.
机いっぱいに資料を広げて,せっかく年末にきれいにした机やその周りも散らかって来ていますが,それだけもがいているだなあとしみじみ思います.
右も左もわからずに苦戦している4年生を見ていると過去の自分を見ているようで懐かしいです.自分もまだまだ文章を作るのが下手です.ですが,4年生が自力で作り上げた,なんとも形容し難い図や文章を拝見させていただくと,そのおかしさに気づくことで自分の成長を実感します.苦しい時期ですが,4年生のみんなには頑張ってもらいたいです.
卒論が終われば次は酒です.いいお酒が飲めるようにみんなでがんばりましょう.僕も頑張ります.
それでは.
2018年忘年会
みなさんこんにちは.
2018 年最後に心に深く刻まれた言葉は“酒は飲んでも、飲まれるな”
どうもB4 野村です. 最近, 飯塚でも雪が降り, 冬本番って感じですね. 研究室の大掃除中に雪が降ったので、外の窓ふきは凍えるかと思いました。皆様もお体にお気を付けください.
先日, 渕脇研究室でも忘年会が開かれました. 年末の研究報告も終了し, みんなリラックスして忘年会を迎えました. 渕脇研究室では今年一年たくさんのイベントがあり, 他大学との交流やスポーツ, 飲み会が多く, 研究室の垣根を超え多くの方と交流する機会がありました。なかでも, スポーツに関してはこの一年は, 大学生活で一番運動した年となりました。今年は, 最も大きなスポーツイベントである二本松杯(ソフトボール大会)が台風で中止になったので, 猛練習の成果を発揮する場がありませんでしたが, 先生も含め研究室全員で運動する機会がたくさんあり, 研究室の雰囲気がとてもいいなと感じました.
ぼく個人はこの一年, 研究室配属や院試, 卒業研究 ,タイ研修などなど初めてのことや, 進路, 研究に関する出来事が多くありました. 研究室に所属し, 慣れないことばかりで大変なことがたくさんありましたが, 先生や研究室のメンバーの方たちに支えられ、充実した 1 年を送ることができました.
さて、楽しい時間はあっという間に過ぎるもので, 忘年会もあっという間にお店を出ない
といけない時間になりました.みんな話し足りないのか,飲み足りないのか,自然と二次会へ突入しました.
ふらふらと歩きながら二次会のお店を決め,2 次会へ
2次会も終始盛り上がり,最後はみんなで記念撮影.
写真はぶれぶれですが、目標に向かってぶれずに2019年を過ごせたらなと思います。
皆さん、良いお年をお迎えください。
流体工学部門講演会(室蘭)に参加させていただきました!
皆さんこんにちは.池田です.
先日,北海道の室蘭市で開催された,日本機械学会流体工学部門講演会に参加させていただきました.
偶然にも,去年の可視化学会に続き,2回目の訪問となり,何かと縁のある土地です.
今回は,ポスター発表ということで,口頭発表とは異なる,新しい経験となりました.
出発当日は,前日までチェックをさせていただいたポスターを印刷会社に持ち込み,印刷が終わるまでの間,近くに合ったコメダでモーニングを食べながら,資料のチェックをしていました.以外に喫茶店での資料作成ははかどりますね.今後休日なんかに利用してみようかなんて考えていました.
そんなこんなで出来上がったポスターを抱えてバタバタ北海道へと飛び,バスの中でマレーシア人と間違えられながら室蘭へと向かい,夜は先生と室蘭の焼き鳥(豚)を食べに行きました.行ったお店は,去年行ったときに気に入ったお店です.出張先で行きつけのお店を見つけるのも,学会の醍醐味ですね.そこで,美味しいお酒や焼き鳥(豚)を頂きながら,先生に人生相談に乗っていただきながら,1日目が過ぎていきました.
そうして二日目に学会が始まりました.いつものオーラルセッションと異なり,一つの空間にすべての発表者が集まり,会場は大変賑わっていました.はじめてのポスターセッションへの参加をした感想としては,気になる発表を,自分から見に行くというところに醍醐味があるように感じました.しかしながら,裏を返せば,自分から興味を持って聞きに行かなければ,なんの情報も得ることができないことを意味します.正直,自分も最初のうちは,なれない空間に,質問のしづらさを感じていましたが,思い切って,最初の質問をすると,その後は意外に質問に慣れました.思い切って腹を決めることは大事ですね.
その日のセッションが終わったあと,旭山の園長が基調講演に傾聴しました.旭山動物園の立て直しから,そこで暮らす動物たちの行動を展示するという内容で,大変興味をそそられる話だったのですが,書くと長くなりすぎるので,割愛させていただきます.興味のある方は,ぜひ池田まで.
その後は懇親会に参加させていただき,普段出会うことのない他大学の先生や,ドクターの先輩方とお話をさせていただきました.余興のよさこいの迫力もすごかったです.
その後は,二次会に先生方から誘っていただいて,ご一緒させていただきました.場所は昨晩と同じやきとり屋です.学生は僕だけで,正直緊張しましたが,いろんな先生とお話をさせていただいて,とても刺激になりました.大勢の先生方とご一緒に日常的な会話をさせて頂く機会など,学生ではほとんど無いので,大変貴重な経験となりました.お話に付き合ってくださった先生方にはこの場を借りて感謝いたします.
帰り道には,雪が降りました.室蘭とはいえ,さすが北海道.完全に凍った道路に足を取られながら宿へと向かい,次の日に備えました.
翌日の午前はいよいよ僕の発表でした.ポスターを貼り付けて,準備をしているそばから興味を持ってくださった先生もいました,まだ要領を得ないポスターの説明に手こずりながらも,持ってきた動画などを見せつつ,どういった現象か,から,どういう結論なのかまで我ながら必死に説明しました.説明が終わったときに,「なるほど,そういう現象ね,面白いね」と言っていただいたときに,がんばって準備してきてよかったと,報われたような気分になりました.最後までポスターのチェックに付き合っていただいた渕脇先生に感謝いたします.また,先日,やきとり屋でお世話になった先生方もいらしていただいて,研究に興味を持っていただき,たくさんの質問や貴重なコメントをいただきました.飲みの席で別の大学の先生から顔を覚えていただいて,つながりを作ることの重要性を感じます.僕が説明する10時から12時までの間,ノンストップで学生から先生方まで様々な方に,喉を枯らしながら議論をしたため,2時間は思いの外あっという間でした.発表が終わったあとも,午後のセッションで気になる研究を聞きながら,過ごしました.
今回の部門会は,2回目の室蘭ということで,新しい体験への期待はそこまで大きくはなかったのですが,終わってみると,はじめての事づくしで,かなり大きな経験になったのでは無いかと思います.室蘭での飲み方も,板についてきました.
今年は,9,10,11月と連続で学会に参加させていただき,その締めくくりが去年の11月にも行った室蘭でした.なんだか一周して戻って来たみたいですね.
室蘭に何かしら縁を感じたところで,締めくくりたいと思います.
それでは.
渕脇先生がサイエンスカフェでご講演されました!
なさんお元気ですか?最近コーヒーにハマり, 飲みすぎて頻尿気味なB4の大井です.コーヒーといえば皆さんも眠気覚ましに飲むのではないでしょうか. 私もそうです. ちなみにコーヒーを飲んでからカフェインが脳に届くまで20分ほどかかるそうです. なので, お昼ごろ眠くなったらコーヒーを飲んで20分昼寝をして起きると頭がフル回転で回るそうですよ. 昼寝といっても目を閉じるだけでも効果はあるようなので, ぜひ試してみてはいかがでしょうか.
さて, カフェにちなんでコーヒーの話をしましたが, 先日11月9日に渕脇先生がサイエンスカフェにて九工大飯塚キャンパスのラーニングアゴラにて「“流れ”を視る, 理解する, 操る」という題目でご講演されました. 私たち学生も先生の助手役として4人ほど参加しました. 会場には学生からご年配の方まで老若男女幅広く参加されていました.
講演中の先生
まずは先生の自己紹介に始まり, 主に研究紹介と流体力学についての基本的な話が中心でした. 先生のお話を聞いていると先生が担当されている流れ学Ⅰの講義を受けていたころを思い出しました. あの頃は単位を取るために必死でした(流れ学Ⅰを二回履修したことは内緒です(笑))また, ところどころで冗談を言ったり, クイズ形式で会場の方に問いかけたりとわかりやすく説明されていて私自身もとても楽しく, 発表の勉強にもなりました.
実演についてですが, まずは風船の実演です. これもクイズ形式で, どうすればドライヤーを使って風船を一定の高さでキープできるのかという問題です. 実際にこの競技のプロである池田さんが実演してくださいました.
実演する池田プロ(25) part1
写真を見て頂くとわかると思いますが, とんでもない集中力です. 池田さんは研究についても勉強についても集中力がとてもすごいです. ほんとに集中しているときは話しかけても返事がありません. 私は集中力が続かないタイプなので見習いたいです. ちなみに池田さんは見事にこの実演を成功させ, 会場から「お~」とちょっとした歓声が聞こえたのを覚えています.
次の実演は, 野村君と刀根さんによる翼の揚力の再現です.
実演する野村君と刀根さん
写真を見て頂くとわかると思いますが翼のモデルが扇風機の風によって揚力を生み, 浮き上がっているという様子です. 野村君と刀根さんは, この装置を作るために時間をかけていたので成功してよかったです. また, 二人には他に加湿器から出るミストに光を当てて, 可視化するという実演もやってくれました.
最後はタコマブリッジが崩壊した話をもとに, 再び池田さんが固有振動数についての実演をしてくれました.
実演する池田プロ(25) part2
この実演では, 棒に括り付けた長さの違うひもにつけたピンポン玉をどれか一つだけ揺らすように棒を振るという実演です. これも池田さんは見事に成功し会場からは少しだけ歓声が上がりました.
会場には飲み物や食べ物も用意されており, 参加者の方々もリラックスして聞くことができていたように感じます. 今回のサイエンスカフェで流体力学という分野が注目されていてまだわからないことも多くあるということを再認識することができ, また, 一般の方々も興味を持っていただいているということを知りました. 今後, 機会がありましたら皆さんもサイエンスカフェに参加してみてはいかがでしょうか.
それでは, サイエンスカフェ当日23歳の誕生日だったタイ人留学生のToonさんのbirthday shotでお別れしたいと思います. Congratulation!!!!!
Toonさん
ISGフェスタ2018
みなさんこんにちは.先日,自動車学校を卒業した刀根です.念願の運転免許まであと一歩,頑張ります.
さて,今回は10月27日(土)に飯塚キャンパスで行われたISGフェスタについて書こうと思います.
渕脇研究室は「飛行機は何故飛ぶの?」という体験教室を開きました.今まで,高校生や高専4年生に向けて研究室紹介をしたことはありますが,小学校低学年の子たちに向けての説明は初めてでした.スライドの説明は2回とも大井くんがしたのですが,難しい単語を使わず,子どもにもわかりやすく説明していてすごいなと感じました.私も大井くんのような発表技術を身につけたいと思いました.
体験教室は2回ともたくさんの子どもたちが来てくれました.最後には,パナート先生のお子さんも来てくれました.
上の写真は,子どもたちがクイズに答えている様子です.みんな腕をしっかり伸ばして答えてくれました.また,最後の余った時間には元気にいろんな質問をしてくれました.大人になると当たり前に感じることが子どもたちには当たり前ではないため,ナルホドと思う疑問がたくさんありました.久しぶりに子どもたちと触れ合うことで,元気を分けてもらえた気がします.
親子での参加が多く,飛行機が飛ぶ理由について感心・納得してした親御さんもいらっしゃいました.
また,私が一番うれしかったことは,体験の途中で,「飛行機が好きでこれに来たから楽しかった」と言ってくれた子がいたことです.子どもの口から直接聞けるとは思っていなかったのでとても印象的でした.来年も開催されるのであれば,また子どもたちに楽しんでもらえるようなものにしたいと思います.
ICVFM2018(西安)に参加しました
皆さんこんにちは,最近ぎっくり腰になりかけました.池田です.
この度,10月16日~18日の間で,中国の西安交通大学で開催されたICVFM2018にて発表をさせていただきました.僕にとっては,はじめての国際学会です!
西安での行動は,基本的に渕脇先生と,大分高専からいらっしゃった稲垣先生とご一緒させていただきました.初日は学会の受付終了後,街の通りにある小さなお店へ3人で晩ごはんを食べ,謎の食材で作られた料理でお腹を満たしました.食べている途中,このお店で食い逃げがあったらしく,物々しい雰囲気となっていました.下の左の画像の,稲垣先生の後ろに写っているのは警察に事情を説明する店員です.中国に来て初日から,洗礼を受けました.
学会は受付を済ませた次の日の朝8時半から始まりました.
僕の発表は,最終日の午前最後の発表だったので,それまで気が張り詰めていて,終わった後の脱力感が半端ではありませんでした.しかし,発表が終わるまでの間,いい緊張感の中で学会発表を聞けたので,良かったのかもしれません.
学会初日,研究室に,少しでもプラスになる情報を取るつもりで,かなり神経を研ぎ澄まして聞いたつもりでしたが,1%ぐらいしか理解できず,特に,ネイティブやなまりの強い英語に関しては,全く聞き取ることができず,自分が普段留学生と使っている英語の狭さを痛感しました.これもまた,1ついい体験となったのでは無いかと思います.また,1日中真剣に英語を聞く機会なんて滅多に無いので,そういう意味でもプラスになったと思います.
学会二日目,前日真面目に聞いたから,少しは耳がなれているだろうなんて思いながらこの日も朝から聞いていましたが,現実はそんなに甘くなかったです.少しは学会で使うボキャブラリーが増えたぐらいでしょうか,相変わらず,聞く内容はあまり理解できません.が,発表が上手い人だと,何が本当に伝えたいことなのかをなんとなく理解できるような気がしました.発表する技術の差は,こういうところから出てくるものなんだなと思います.そして,夜にはバンケットがありました.日本の学会では体験したことのないものです.学会参加者みんなで高級そうな料理とダンスショーを見ることができました.これもまた,大きな体験の一つです.
学会の最終日,その前の晩の夜も何度か発表内容を声に出して確認し,いよいよ来る発表へ向けて準備し,初の国際学会の発表へと臨みました.
僕の番は,午前のセッションの最後だったのですが,僕の前に3人も発表をキャンセル(すっぽかし?)したため,心の準備が整わないまま,登壇しました.
話はそれますが,この学会では発表のドタキャンが多かった印象で,セッションが予定より早く終わることが何度かありました.これも文化の違いでしょうか.
そんなこんなで,ドキドキした心臓を止められないままマイクを握り,マイクの握り方はこれであってるんだろうか,などといらない心配をしながら発表しました.発表はとても緊張し,自分の英語は,発表は,本当に通じているのかといろんなことを考えながら発表していましたが,日頃から少しずつ練習してきた甲斐があったのか,いらないことが頭をよぎっても,手や足が震えていても言葉が自然と出てきます.日頃の積み重ねの大きさを実感しました.質問の受け答えは,やはりまだまだ難しく,相手の意図を正確に理解しきれて無いなと痛感しつつ,もっといい受け答えができたはずだと少し後悔が残ります.発表自体ももっと良くなるはずだと思いますし,渕脇先生もそうおっしゃっていたので,ここで得た経験を,次に生かしていこうと思います.
下の写真は,渕脇先生から取っていただいた発表中の僕です.やっぱりマイクの持ち方が少し変ですね.
そうしてようやく発表のプレッシャーから開放され,その後は,余った時間で西安近郊を渕脇先生,稲垣先生とご一緒させていただいて,少し観光してきました.ここで,観光案内をしてくれたのは,渕脇先生が以前の学会でお知り合いになった,西安交通大学の研究室の学生のハンくんです.彼が,僕らの英語を中国語に訳して対応してくれました.普通なら何万円かガイド費を取られるところを,私達一行は格安で観光する事ができました.学会でのつながりは大切ですね.
そうして,ハンくんのガイドのもと,秦始皇帝のお墓である一番の観光地,兵馬俑へと向かい,古代中国王朝の莫大な権力を感じ,その後その大きなお墓の周りをぐるっと散歩しました.その後,ハンくんと,その研究室の先生方と一緒に最後の晩餐へと向かいました.そこで中国流の飲み方を,研究室の先生方から手ほどきしてもらいつつ,楽しい時間を過ごさせていただいきました.
そうして,お酒がそこそこに回って来た後,西安交通大学の先生がたへ感謝しつつ東京理科大学の,石川先生御一行と合流しました.石川先生の研究室の学生さんも発表されたので,その席で学会発表の感想を話しながら,西安の夜の最後のひとときを過ごしました.そして次の日軽く二日酔いになりました.もはやお決まりですね.中国のお酒は強かったです.
中国に対するイメージは,それまである程度偏りがあったのですが,実際に来てみると,テレビやネットの情報では得られない情報や体験ばかりで,終わってみれば,とてもいい体験だったなと感じます.特に,中国の人は,イメージよりもずっと親切で,優しい人が多かった印象です.また一つ,いい価値観ができたのではないかと思います.
全体を通して感じたこととして,今回の国際学会は,日本という小さな国で過ごしてきた自分にとっては,景色も,体験も,人との出会いもとても刺激的なことばかりでした.準備は大変でしたが,いい経験になったと強く思います.ついでに,今回の出張は,僕にとって初めて大陸へと出た出張でもありました.日本で見てきた風景と違って,どこまでも広がる地平線に,世界は広いなぁと.中国の広大な土地にポツポツと点在する高層ビル群を見ながらそんなことを漠然と考えていました.
最後に,本学会へ向けて,準備や発表練習に何度も付き合ってくれた研究室の後輩たち,そして,熱心に指導していただいた渕脇先生に,心から感謝いたします.ありがとうございました.
まだ体験したことの半分も書けてはいませんが,あまりに長くなるので,このくらいで.
それでは.
2018年後期がスタートしました
後期スタート記事
みなさんお久しぶりです,M1の近藤です.最近は爽やかな秋晴れが気持ちよいですね.みなさん変わらず元気に過ごされていますでしょうか.季節も変わり,大学では後期がスタートしました.研究室メンバーも一人増え,心機一転研究室一同研究に励みたいと思います.
私ごとでありますが9月10日から3日間大阪で開催された機械学会の年次大会に参加してきました.年次大会は,3月に大分で開催された学生会とは異なり,大人も参加する初めての学会で,どの講演も内容,発表ともにレベルが高く議論内容もより専門的でとても勉強になりました.その中でも,渕脇先生が企画されたワークショップでの,他の先生方の実験に対する考え方や経験談,失敗談,アプローチ方法などの講演はとても参考になり,今まで自分の中にあった先入観が変わるとても貴重な経験となりました.また,学会全体で,他の先生方や学生の発表を聞く中で,自分の中ではやっているつもりで,勉強不足,努力不足であることを強く実感することになりましたが,それも学会に参加したから気づけたとポジティブに捉え,次は自分が納得できる研究結果を万全の準備で発表したいと思います.このように,学会を通して,今まで知らなかった広い世界を知ることができ良い刺激を受けました.この機会を与えてくださった渕脇先生に感謝し,後期も始まったので,より一層研究に励みたいと思います.
また,後期が始まるとともにB4の学生の卒論のテーマも決まり卒業研究も本格的にスタートしました.B4の平尾君,林君,野村君は実験系の研究で,大井君,刀根さんが数値解析を使った研究になりました.前期は僕と留学生の2人だけで広々と自由に実験室が使えていましたが,最近はB4の3人が実験室に侵略してきたので,場所の取り合いが勃発しています(笑).また彼らのおかげで,実験室の雰囲気も活発になってきたので,最近はより楽しく研究が行えています.研究では彼らに負けないように,先輩の意地を見せたいと思います.前期が終わり,大学院生活にも慣れてきたので,後期では研究のペースを上げ,研究だけでなく授業,B4の研究のサポート,研究室関連の仕事を責任を持って行いたいと思います.
実験系メンバー
数値解析系メンバー
Toonさん welcome party
皆さんこんにちは,今週末の二本松杯にむけてソフトボール猛特訓中でしたが,本日台風のため中止ということを知り,絶望中の平尾です.
今回,タイからの留学生Toonさんが来たので,早く仲良くなるためにも飲み会を開催しました.彼は日本では初めての飲み会で,日本酒や焼酎といった日本のお酒はどれも初めてでした.あまり口には合わなかった様ですが,居酒屋独特の雰囲気を体験することができ楽しそうでした.日頃は少しシャイな面のあるToonさんですが,お酒の力で気さくに話してくれました.また,本日は鹿児島高専の学生さん坂口君も参加してくれました.2日後に学会を控えていて,お昼に行った発表練習の時はガチガチに緊張していましたが,飲み会の時だけはリラックスできていました.先生と同じ出身地ということで地元トークが盛り上がっていました.鹿児島の良いところをたくさん知れたので,機会があればぜひ行きたいと思います.さて,渕脇研究室飲み会と言えばメインは大井君による一発ギャグの披露会です.今回は4つのネタを披露していました.その後になぜか僕までネタをする流れになり, 2つネタをしました.急な無茶ぶりということもあり2つともすべりました.しかしBowさんだけは笑ってくれたのでやってよかったです.(笑)