研究室ブログ

ICVFM2018(西安)に参加しました

皆さんこんにちは,最近ぎっくり腰になりかけました.池田です.

この度,10月16日~18日の間で,中国の西安交通大学で開催されたICVFM2018にて発表をさせていただきました.僕にとっては,はじめての国際学会です!

西安での行動は,基本的に渕脇先生と,大分高専からいらっしゃった稲垣先生とご一緒させていただきました.初日は学会の受付終了後,街の通りにある小さなお店へ3人で晩ごはんを食べ,謎の食材で作られた料理でお腹を満たしました.食べている途中,このお店で食い逃げがあったらしく,物々しい雰囲気となっていました.下の左の画像の,稲垣先生の後ろに写っているのは警察に事情を説明する店員です.中国に来て初日から,洗礼を受けました.

学会は受付を済ませた次の日の朝8時半から始まりました.
僕の発表は,最終日の午前最後の発表だったので,それまで気が張り詰めていて,終わった後の脱力感が半端ではありませんでした.しかし,発表が終わるまでの間,いい緊張感の中で学会発表を聞けたので,良かったのかもしれません.

学会初日,研究室に,少しでもプラスになる情報を取るつもりで,かなり神経を研ぎ澄まして聞いたつもりでしたが,1%ぐらいしか理解できず,特に,ネイティブやなまりの強い英語に関しては,全く聞き取ることができず,自分が普段留学生と使っている英語の狭さを痛感しました.これもまた,1ついい体験となったのでは無いかと思います.また,1日中真剣に英語を聞く機会なんて滅多に無いので,そういう意味でもプラスになったと思います.

学会二日目,前日真面目に聞いたから,少しは耳がなれているだろうなんて思いながらこの日も朝から聞いていましたが,現実はそんなに甘くなかったです.少しは学会で使うボキャブラリーが増えたぐらいでしょうか,相変わらず,聞く内容はあまり理解できません.が,発表が上手い人だと,何が本当に伝えたいことなのかをなんとなく理解できるような気がしました.発表する技術の差は,こういうところから出てくるものなんだなと思います.そして,夜にはバンケットがありました.日本の学会では体験したことのないものです.学会参加者みんなで高級そうな料理とダンスショーを見ることができました.これもまた,大きな体験の一つです.

学会の最終日,その前の晩の夜も何度か発表内容を声に出して確認し,いよいよ来る発表へ向けて準備し,初の国際学会の発表へと臨みました.
僕の番は,午前のセッションの最後だったのですが,僕の前に3人も発表をキャンセル(すっぽかし?)したため,心の準備が整わないまま,登壇しました.
話はそれますが,この学会では発表のドタキャンが多かった印象で,セッションが予定より早く終わることが何度かありました.これも文化の違いでしょうか.
そんなこんなで,ドキドキした心臓を止められないままマイクを握り,マイクの握り方はこれであってるんだろうか,などといらない心配をしながら発表しました.発表はとても緊張し,自分の英語は,発表は,本当に通じているのかといろんなことを考えながら発表していましたが,日頃から少しずつ練習してきた甲斐があったのか,いらないことが頭をよぎっても,手や足が震えていても言葉が自然と出てきます.日頃の積み重ねの大きさを実感しました.質問の受け答えは,やはりまだまだ難しく,相手の意図を正確に理解しきれて無いなと痛感しつつ,もっといい受け答えができたはずだと少し後悔が残ります.発表自体ももっと良くなるはずだと思いますし,渕脇先生もそうおっしゃっていたので,ここで得た経験を,次に生かしていこうと思います.
下の写真は,渕脇先生から取っていただいた発表中の僕です.やっぱりマイクの持ち方が少し変ですね.

そうしてようやく発表のプレッシャーから開放され,その後は,余った時間で西安近郊を渕脇先生,稲垣先生とご一緒させていただいて,少し観光してきました.ここで,観光案内をしてくれたのは,渕脇先生が以前の学会でお知り合いになった,西安交通大学の研究室の学生のハンくんです.彼が,僕らの英語を中国語に訳して対応してくれました.普通なら何万円かガイド費を取られるところを,私達一行は格安で観光する事ができました.学会でのつながりは大切ですね.
そうして,ハンくんのガイドのもと,秦始皇帝のお墓である一番の観光地,兵馬俑へと向かい,古代中国王朝の莫大な権力を感じ,その後その大きなお墓の周りをぐるっと散歩しました.その後,ハンくんと,その研究室の先生方と一緒に最後の晩餐へと向かいました.そこで中国流の飲み方を,研究室の先生方から手ほどきしてもらいつつ,楽しい時間を過ごさせていただいきました.

そうして,お酒がそこそこに回って来た後,西安交通大学の先生がたへ感謝しつつ東京理科大学の,石川先生御一行と合流しました.石川先生の研究室の学生さんも発表されたので,その席で学会発表の感想を話しながら,西安の夜の最後のひとときを過ごしました.そして次の日軽く二日酔いになりました.もはやお決まりですね.中国のお酒は強かったです.

中国に対するイメージは,それまである程度偏りがあったのですが,実際に来てみると,テレビやネットの情報では得られない情報や体験ばかりで,終わってみれば,とてもいい体験だったなと感じます.特に,中国の人は,イメージよりもずっと親切で,優しい人が多かった印象です.また一つ,いい価値観ができたのではないかと思います.

全体を通して感じたこととして,今回の国際学会は,日本という小さな国で過ごしてきた自分にとっては,景色も,体験も,人との出会いもとても刺激的なことばかりでした.準備は大変でしたが,いい経験になったと強く思います.ついでに,今回の出張は,僕にとって初めて大陸へと出た出張でもありました.日本で見てきた風景と違って,どこまでも広がる地平線に,世界は広いなぁと.中国の広大な土地にポツポツと点在する高層ビル群を見ながらそんなことを漠然と考えていました.


最後に,本学会へ向けて,準備や発表練習に何度も付き合ってくれた研究室の後輩たち,そして,熱心に指導していただいた渕脇先生に,心から感謝いたします.ありがとうございました.

まだ体験したことの半分も書けてはいませんが,あまりに長くなるので,このくらいで.
それでは.

2018年後期がスタートしました

後期スタート記事

 みなさんお久しぶりです,M1の近藤です.最近は爽やかな秋晴れが気持ちよいですね.みなさん変わらず元気に過ごされていますでしょうか.季節も変わり,大学では後期がスタートしました.研究室メンバーも一人増え,心機一転研究室一同研究に励みたいと思います.
 私ごとでありますが9月10日から3日間大阪で開催された機械学会の年次大会に参加してきました.年次大会は,3月に大分で開催された学生会とは異なり,大人も参加する初めての学会で,どの講演も内容,発表ともにレベルが高く議論内容もより専門的でとても勉強になりました.その中でも,渕脇先生が企画されたワークショップでの,他の先生方の実験に対する考え方や経験談,失敗談,アプローチ方法などの講演はとても参考になり,今まで自分の中にあった先入観が変わるとても貴重な経験となりました.また,学会全体で,他の先生方や学生の発表を聞く中で,自分の中ではやっているつもりで,勉強不足,努力不足であることを強く実感することになりましたが,それも学会に参加したから気づけたとポジティブに捉え,次は自分が納得できる研究結果を万全の準備で発表したいと思います.このように,学会を通して,今まで知らなかった広い世界を知ることができ良い刺激を受けました.この機会を与えてくださった渕脇先生に感謝し,後期も始まったので,より一層研究に励みたいと思います.
 また,後期が始まるとともにB4の学生の卒論のテーマも決まり卒業研究も本格的にスタートしました.B4の平尾君,林君,野村君は実験系の研究で,大井君,刀根さんが数値解析を使った研究になりました.前期は僕と留学生の2人だけで広々と自由に実験室が使えていましたが,最近はB4の3人が実験室に侵略してきたので,場所の取り合いが勃発しています(笑).また彼らのおかげで,実験室の雰囲気も活発になってきたので,最近はより楽しく研究が行えています.研究では彼らに負けないように,先輩の意地を見せたいと思います.前期が終わり,大学院生活にも慣れてきたので,後期では研究のペースを上げ,研究だけでなく授業,B4の研究のサポート,研究室関連の仕事を責任を持って行いたいと思います.


       実験系メンバー      


       数値解析系メンバー

Toonさん welcome party

皆さんこんにちは,今週末の二本松杯にむけてソフトボール猛特訓中でしたが,本日台風のため中止ということを知り,絶望中の平尾です.
今回,タイからの留学生Toonさんが来たので,早く仲良くなるためにも飲み会を開催しました.彼は日本では初めての飲み会で,日本酒や焼酎といった日本のお酒はどれも初めてでした.あまり口には合わなかった様ですが,居酒屋独特の雰囲気を体験することができ楽しそうでした.日頃は少しシャイな面のあるToonさんですが,お酒の力で気さくに話してくれました.また,本日は鹿児島高専の学生さん坂口君も参加してくれました.2日後に学会を控えていて,お昼に行った発表練習の時はガチガチに緊張していましたが,飲み会の時だけはリラックスできていました.先生と同じ出身地ということで地元トークが盛り上がっていました.鹿児島の良いところをたくさん知れたので,機会があればぜひ行きたいと思います.さて,渕脇研究室飲み会と言えばメインは大井君による一発ギャグの披露会です.今回は4つのネタを披露していました.その後になぜか僕までネタをする流れになり, 2つネタをしました.急な無茶ぶりということもあり2つともすべりました.しかしBowさんだけは笑ってくれたのでやってよかったです.(笑)

新しくタイから留学生が来ました!

はいどうも!みなさんこんにちは!毎日変わらない何気ない日常に幸せを感じていますB4の大井です. もうすっかり秋になり, 朝と夜はだいぶ冷え込みますね. そういえば, ガソリンは気温が低い時に入れるといいらしいですよ. なので私は, いつも朝入れるようにしています.

さて, ウンチクは置いときまして, 9月21日に我々の研究室にNutさん, Bowさんに続いて, M1で新しくタイからの留学生Toonさんが来ました.
私が福岡空港国際線にWelcome boardを持って, 迎えに行ったのですが, 私のは, 他の方のWelcome boardに比べて一回りも二回りも大きかったので私だけ浮いていました(笑). しかしその大きさが功を奏し, Toonさんとスムーズに合流できました.
彼は, Nutさん, Bowさんの後輩らしく, 彼ら同様に明るい性格の持ち主で, すぐに仲良くなれました. 研究室に案内するとき, とても緊張していましたが, 私を含めてみんな親切で気さくなのですぐに打ち解けられていて, 安心しました.
そして一人メンバーが増えたこともあってか, 研究室により活気が出たような気がします.

話は変わりますが, 今月30日には, 二本松杯(ソフトボール大会)が控えているので, みんな優勝したい一心でキャプテンの近藤さんを中心に日々猛特訓しています. もちろんToonさんも一緒です. Toonさんからすると, 来日していきなりソフトボールなので少々キツイかもしれませんが, みんなとコミュニケーションを取れる良い機会だと思います. また, タイでは野球やソフトボールはあまり人気がないようなので, この機会に楽しさを伝えられたらなと思います.
研究もイベントも全力で取り組むスタイル, 最高にかっこいいですよね. 私の研究はまだまだといったところで少し焦りを感じていますが…(苦笑). 当日の天気予報は雨ですが, 晴れることを祈って頑張りますので応援よろしくお願いします!

寒くなって来たので, 体調には気をつけてくださいね. では, 今日はこの辺で.

(左:大井, 右:Toonさん @福岡空港国際線)

2018年度日本機械学会年次大会(池田)

2018年 年次大会(池田)

皆さんご無沙汰しております.
来月にようやくM2になる池田です.

先日,関西大学千里山キャンパスで開催された,機械学会年次大会に,後輩である近藤くん,重信くんと3人で参加させていただきました.
学会は9月10日から12日の間で開催されたので,その前の日から大阪入りしました.
宿泊費と移動費は,安さにこだわった結果,新幹線とホテル代こみで3泊4日で20000円ほどに抑えられました.自分でも想像以上に安く抑えられて驚いています.また一つ,旅のノウハウが増えました.
泊まったホテルは,道頓堀のすぐ近くで,一緒に行った他の2人と一緒の3人1部屋でした.どんなところに押し込められるのか,少し不安でしたが,部屋は,まさにマンションの一部屋で,ベッドが3つ,広々として,以外にも清潔感のある部屋でした.さらに,部屋を2部屋に仕切ることができて,仕切った片方の部屋で,次の日に発表のある人が資料のチェックができるといったメリットもあって,個人的に大当たりのホテルでした.もちろん,朝食なんかはついていませんが,目の前にコンビニもあって,立地も完璧でした.


機械学会の開催された関西大学千里山キャンパスへはホテルからおよそ1時間で到着するのですが,そのうちの15分ほどは,駅から発表会場への徒歩の時間でした.関西大学は九工大飯塚キャンパスに比べてとてつもなく広大でした.(あと学食もはるかに美味しかった)

学会発表は,3人別々の日に行われました.この研究室では,仲間が発表しているときは,不具合に備えて,必ず別の人がバックアップを取ります.幸い,仲間内で発表中に不具合は発生しませんでしたが,他の大学の方の中に,発表中に動画が動かなくなったり画面のサイズがおかしくなる人がいたので,準備に越したことはありませんね.
学会では,普段聞くことのない分野の研究を聞くことができるので,自分の見聞を広めるいい機会でした.今年もいろんな研究を聞かせて戴いたのですが,特に印象としてはプラズマアクチュエータを多くの研究室がされている印象でした.研究にも流行があるようです.
僕たちの発表自体は,無事終わったのですが,質疑応答を含めた内容としては,あまり満足の行く内容とはなりませんでした.やはり準備に準備を重ねて知識を深めていくことが重要だと痛感します.
下の写真はそれぞれ発表する近藤くんと重信くんと僕です.


学会が終わった後は,先生と一緒に4人で十三駅で串カツ屋へと向かいました.十三駅前はとにかく飲み屋が多く,18時ごろだったので,仕事の終わったサラリーマンや,なんの仕事をしているのかさっぱり分からない風体のお兄さん方で賑わっていました.大阪で串カツを食べて飲めたので僕は満足です.あと大阪の方たちはとてもフレンドリーでいいですね.見ていても楽しかったです.

来月には,いよいよ国際学会が控えているので,気を落とさずに頑張っていきたいと思います.
それでは.

2018年度日本機械学会年次大会(重信)

こんにちは.重信です.今日は,9月に関西大学で開かれた日本機械学会年次大会で発表させていただいたことについて書きます.
僕たちが参加した一般講演の期間は9月10日から三日間あり,僕の発表日は二日目の9月11日でした.学会前日の9月9日に大阪に到着し,心斎橋付近のアパートみたいなホテルで一泊したのち,会場がある関西大学に朝一で到着しました.学会初日の発表は,近藤君の発表が控えており,学会発表がどのようなものになるかということを知っておく良い機会になりました.いつもポジティブな近藤君もさすがに少し緊張した様子でしたが,いざ発表になると,難しい内容にもかかわらず,とてもわかりやすく発表していました.その場にいた聞き手もよく理解した様子でした.一日目の近藤君の発表が終わり,二日目はついに僕の番が回ってきました.発表が朝だったこともあり,想像していたよりは人が少なかったことが幸いして,あまり緊張せずスムーズに発表できました.しかし発表が終わった後,発表に関する質問をしてくださった先生方に不十分な解答をしてしまい,研究に対する理解の深さが足りていないことを強く実感する一日となりました.三日目は,池田さんの発表があり,最終日とあって多くの人が集まっていました.池田さんは,学会経験豊富で発表も質問も卒なくこなしておられました.感服です.
 この学会で,全国の大学の発表を多数聞くことができ,普段の研究生活では滅多に聞くことができない分野の研究を聞くことができ,流体工学のトレンドを知ることができました.また僕が発表したセッションは剥離流れに関する部門でレベルの高い発表を聞くことができ,“渦”をテーマとする自分の研究にフィードバックできる情報も得ることができ,大変有意義な三日間でした.一方で発表の反省点も多かったことから,次はうまくやるぞと決意する三日間にもなりました.この学会での経験が次に活かせるように,これからも努力していこうと思います.

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開催地 関西大学 正門


発表する重信

トークイン@九重に参加しました!

皆さんこんにちは. 最近髪の毛が伸びるのがとても早いのが悩みのB4の大井です.
蝉の鳴き声があまり聞こえなくなり, 平成最後の夏が幕を閉じようとしていますね. 皆さん, いかがお過ごしでしょうか.
さて, 我々渕脇研究室は8月31日から9月1日にかけて, 九重で行われた第19回九州地区流体工学研究会トークインに参加してきました. トークインとは, 九州地区の流体研究室が集まり, お互いの研究発表をするとともに議論を交わし, 交流を深めるといったプログラムです. 参加大学は, 九州工業大学・九州大学・長崎大学・大分大学・佐賀大学・熊本大学です. はじめに酉島製作所の中野さんに講演をして頂き, 主にポンプについてのお話でポンプ業界の歴史や現在について知ることができました. そのあと各研究室から代表1名が研究発表をするのですが, 渕脇研究室からは重信さんが発表しました. 重信さんは, その日, 朝から緊張されていましたが, いざ発表を始めると, 堂々と自信をもって発表しているのが伝わってきました. さすがの一言です. 他の研究室の方の発表も非常に興味深く, いくつか質問させて頂きました. 自分たちが研究していることや勉強していることを共有できるのは視野が広がったような気がしてとても良いことだと感じます.
また, 夜には懇親会を開いて頂き, お酒を交えて皆さんと交流を深めました. お酒のいいところは, 普段と違う一面を見たり, 普段聞けない話を聞けたり, 初対面の方とでも気軽に話をしたりすることができるところだと思います. 今回もお酒の力を借り, 色々な人と色々な話をしながら皆で大笑いすることができ, とても有意義な時間を過ごすことができました.
思えば渕脇研究室に配属されてから時間が経つのが早く, 様々なことを経験させて頂き, 充実した時間を過ごすことができ, 感謝の気持ちでいっぱいです.
今回, トークインを行うにあたって, 準備をして下さった皆さんに感謝申し上げます. ありがとうございました.
次は9月末に二本松杯(ソフトボール大会)が控えていますので優勝目指して練習がんばります. 応援よろしくお願いします.
それでは, 季節の変わり目になりますので, お体には十分に気をつけてお過ごしください.
(写真は, 懇親会の風景と帰りに寄った牧ノ戸峠での集合写真です.)
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2018年度タイ留学(平尾)

今回10日間のタイ研修プログラムに参加してきました!
そこでは,まず自分が日本で行っている研究についてプレゼンテーションしました.もちろん英語です!万全の準備をしていたので緊張することなく発表でき,とても貴重な経験ができました.
3日目以降はメインであるワークショップを行いました.内容はロボットにプログラムを書き込み,黒の線で描かれたコースを時間内にどれだけ走らせることができるか競うものです.もちろん最初からうまくはいきませんでした.その時にタイの学生さんと英語で議論し問題を解決できたことは良い経験です.最後の競技では直前に欲をだしプログラムを書き換えたことがあだとなり,惜しくも3位をのがし4位でした(4チームしかなかったことは内緒です.)結果は良くなかったですが,オリジナルのプログラムを作れたことは良い経験になりました.
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研修がないフリータイムにはタイの学生さん達にマーケットや寺院など様々な場所を案内してもらいました.タイの寺院はタイの文化だけでなく中国やインドの文化も融合されていて,日本と同じ仏教といっても寺院の雰囲気は全く別物でした.マーケットにはタイ料理やお土産などが数多く売られていました.特にタイ料理は信じられないほど辛い物もありました.何度かトライしましたがもちろん翌日の朝は食べた事を後悔させられました.(笑)
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今回の研修ではプレゼンテーション,ワークショップ,観光,日常生活で常に英語を使っていました.私は英語が苦手で最初は抵抗がありましたが,タイの学生さん達と過ごすことで自然と英語で話すようになると同時に英語でコミュニケーションをとる楽しさも学びました!また機会があれば行きたいと思います!

2018年度タイ留学(刀根)

みなさんこんにちは.B4の刀根です.
今回は短期留学でタイに行ったことについて書こうと思います.

交流プログラムでは主にWorkshopと観光を行いました.
Workshopでは,ライントレースロボットの動作プログラムの作成を行いました.
最初はロボットが動かなかったり,コースを逆走したり,問題点は山積みでしたが,グループ内でたくさん話し合うことで,ロボットは無事に1周することができました.
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観光でいちばん印象に残っているのは,Wat Arunというお寺です.
日本のお寺とは違い石造で,4本1セットの旗が周囲に立てられていました.
タイの学生に教えてもらったのですが,4本の旗は左からタイの国旗,仏教旗,国王旗,王妃旗となっています.
タイでは誕生曜日を大事にするという習慣があり,国王旗と王妃旗はそれぞれの誕生曜日の色となっています.ちなみに,黄色は月曜日を,青色は金曜日を表しているそうです.
日本はお寺に旗はなく,誕生曜日を大事にするという習慣もないため,日本と異なる文化を肌で感じることができました.
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10日間をとても楽しく過ごすことができたのは,お世話をしてくれたタイの学生のおかげです.
彼らはとても勉強熱心で,好奇心旺盛だったので私も見習わなければならないなと思いました.
彼らに会いに,またタイへ行きたいと思います.
Thank you for such wonderful memories!!
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2018年度タイ留学(野村)

こんにちは。タイ研修を終え、先日帰国しましたB4 野村です。
今回の研修を経て、タイという国は日本と全く違う文化を持つ国で、いろんな意味で刺激的な国だなと感じました。(もちろん食べ物も。)

さて、今回のタイ研修では“キングモンクット工科大学”の学生たちのお世話になり、実りある研修を行うことができました。外国の学生と交流する機会はいままであまり経験したことがなく、研修中はお互いの国の学生生活などについて夜遅くまで話しました。
今回のブログではタイでの教育や学生生活についてお話ししたいと思います。

まず、タイは急速に成長している国であり、日本の高度経済成長時と教育や考え方が似ていると感じました。あるタイ学生の「日本では幼いころ、サッカー選手になると言えば両親は応援してくれるかもしれないけど、タイでは怒られる。勉強していい大学を出て、いい職に就きなさいと言われる」という言葉に、多くのタイ人学生は共感していました。日本でも勉強することはとても大切ですが、幼いころからそのように教育することが一般的であることに、国の勢いの差を感じました。平日は朝から晩まで勉強し、休日は実家の工場で、大学で学んだ技術を親に教えているという学生もいました。
また語学が堪能で、「英語くらいは話せるようになってくれ」と言われて育ったという学生が多くいました。そのほかにも中国語や日本語など複数の言語について勉強している学生は少なくないようです。英語も上手に話せない自分を恥ずかしく思いました。

タイ人学生の語学力や努力、勉強量を知り、自分はまだまだだなと感じ、反省しております。そしてタイは人も暖かく、とてもいい国でした。ぜひまた行きたいと思います。

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