研究室ブログ

研究室ブログ -2010/2/22-

 もうすぐ2月も終わりスギ花粉も飛散し始める今日この頃.
みなさんこんにちは.博士前期課程2年で花粉症の川野です.
本研究室ではM2の修士論文公聴会が終了し,B4の卒業論文発表会も目前に控えており,研究室からは絶え間なく4年生の発表練習が聞こえてきます.

 さて,私はこの2年間を通じて「蝶のまわりの流れ」について研究をやってきましたが,この研究,実験場所は全て鹿児島高専で行っており,これまでに十回近く鹿児島まで実験しに行ってきました.一回の実験の期間は約一週間程度であり,その期間はひたすら実験実験実験実験…です.鹿児島高専の流体研究室より装置と実験場所を借り,朝から夜まで実験させていただいています.鹿児島高専の流体研究室の方々,いつも本当にありがとうございます!!

 そんな実験は,どのように始まるかというと,まず,実験装置や高速度カメラやらを車に積み飯塚から鹿児島までレッツゴーです.しかも高速千円です.福岡から鹿児島までなんてめちゃくちゃ遠いと思われがちですが車の中でわいわいがやがやと過ごせば鹿児島なんて3時間ほどであっという間です.この時ばかりはちょっとした旅行気分も混じっており,みんなのテンションも割と高めです.

 鹿児島に到着.まずはホテル…ではなくウィークリーマンションにチェックイン!!やはり1週間の滞在となるとホテル代はばかにならないので…
これまでにいろんな宿に泊まってきましたがここが一番.雰囲気はまさに普通の家です.しかも一週間泊まって一人8000円弱という破格値.超オススメです.

           
   蝶の保存方法(こうすると長生き!!)         鹿児島での実験の様子

 到着翌日より実験が開始します.まずは装置を組み立てる等の実験の準備をし,そこから一週間ぶっ通しで実験をします.夏は猛暑,冬は凍える中で実験を行うのでみんなのテンションも日に日に下がってきます.その上,夏は蝶の調達もする必要があります.いい年した大学院生が虫取り網や虫かごを持って蝶捕獲に出陣です.こうやって改めて虫取りをしてみると福岡には飛んでいない蝶もちらほら…その色は鮮やかなオレンジやブルーが入り混じっており,まさに南国専用みたいな色をしています.そして福岡で飛んでいる蝶は逆にあまり見かけず3人で一時間以上歩きまわって一匹捕まえるのがやっとといった状態です.もうそのときには汗だくでかなり疲れていますが…
 よく小さい頃はあんなに走り回れたなぁっと痛感してしまう瞬間です.さらには,自分の汗臭さに驚愕し,食生活を見直そうとする瞬間です.しかしながらなんだかんだ言いながら蝶が捕れたときには子供のようにキャッキャキャッキャと騒いでいます.

 そんな日々が一週間続くわけですが,必ずしもしんどいことばかりではありません.何度も何度も対策を練って実験を行った結果,やっとのことで得られる実験結果というのは言葉では言い表せない程の感動を覚えます.根気良く(頭を使いながら)実験を繰り返し行えば,必ず,視たい流れを捉えることができるということを私は鹿児島での実験を通じて学びました.何事も根性だと思います!!

 また鹿児島には美味しい物もたくさんあり,これを食べるためにやる気を奮い立たせたりもします.写真に示しているのはおそらく鹿児島で一番おいしいおでんやの掌(つかさ)です.この牛スジの大きさを見てください!!じゃがいもが小さく見えます(笑)
 そして実験最終日には霧島温泉に入って一週間の疲れを落とし,そのときの成果と反省,そして次回の抱負をみんなで語り合います.

 こんな感じで鹿児島へは実験しに行っているわけですが,なんだかんだ毎回楽しんでおいしいものを食べています♪♪そもそもこんなに定期的に出張して実験をさせてもらう研究なんて,まずないと思いますし,田中・渕脇研究室に入って蝶の研究ができてよかったなぁと思います!!

    
       おでん屋の掌(つかさ)          霧島には風情あふれる温泉がたくさん    

 今月末私は最後の鹿児島実験に行ってきます.最後の実験ということで少し寂しい気持ちもありますが,そこでは,私の学生生活最後の根性を出し,少しでも良い結果を研究室に残せるよう精一杯頑張り,また楽しみたいと思います!!

 以上,川野が鹿児島高専での出張実験について報告させていただきました.
次回もお楽しみに♪♪

研究室ブログ -2010/2/21-

修士2年 栗波です.

2月15日 博士前期課程 学位論文 公聴会.
3年間の集大成の発表が終わりました.
私自身,感慨深いものがあります・・・.
今回は,そんな修士2年全員のコメントを頂きました.
題名は「修論を終えて」.
どうぞ!!
綾部 孝則
 「3年間で進化したこと」をテーマに掲げ,その準備を行いました.研究内容の進化や,自身の成長を15分でわかり易く伝えることを心がけました.
企業との研究や学会などで実につけたことを十分に発揮できたと思います.
この3年間は,人生の中で最も目まぐるしい3年間であったと思います.楽しいことや辛いこと,本当にたくさんの出来事がありました.
今のM2のメンバーだったからこそ,辛い事も乗り越えられ楽しいことは倍以上に楽しく過ごすことができました.助け合いながら皆でここまでこられたことは,一生の財産であると思います.
田中先生,渕脇先生には厳しく,そして温かくご指導していただきました.
この研究室で,3年間で学んでこられたことが何よりも自信になると思います.
本当にありがとうございました.
大庭 稔史
  研究を進めながらの修士論文,概要作成そして発表の準備は精神的,体力的にかなりハードでしたが,振り返るとあっという間の一ヶ月でした.公聴会前夜はなぜか興奮して寝付けずほぼ徹夜状態で本番に.発表の順番を待っている間もソワソワしながら,でも程よい緊張感の中,3年間の集大成だと思いながらモチベーションを上げてから本番に臨みました.まぁ悪くは無い出来だった?ということにさせておいてください.自分のことはさておき,その他のM2のプレゼンを見ながら思ったこと.それは,「4年のころに皆成長したな~」って.本番での堂々とした発表もさることながら,今回の修論発表に向けての準備に取り掛かる思いや姿勢はさすがこの研究室の学生だなって思わされました.僕自身まだまだなので,これから卒業までの一ヶ月でみんなに追い付けるように頑張ります(笑)!!
川野 貴史
  大学院の2年間,私は蝶まわりの流れ場について明らかにしてきました.今振り返ってみると,この2年間はあっという間でした.最初は「可視化って何?」といった段階からのスタート…蝶のまわりの流れ場を全く捉えることができませんでしたが実験装置・方法の改良を繰り返すことにより少しずつ視ることができるようになりました.蝶の研究というのは一見華やかに思えますが,華やかさ故に泥臭い作業を要します.私はこの2年間で学会に2度参加させていただきましたが,学会に参加することにより,自分の現状のレベル,今後の課題などが見えてくるようになり,非常に有意義な時間を過ごさせていただきました.学会前の資料作りや考察は正直かなり大変でしたが,発表前に自分を追い込めば追い込むほど学会では大きな成果が得られると思います.
泥臭く緻密な作業に対してどれくらいバカになって取り組むことができるか,これが大学院2年間を乗り切るために最も重要なことであると思います.
栗波 智樹
 研究室配属が決定した3年前は・・・
「大庭くんって,年上だろ?マジ気まじぃー.」
「綾部って誰?俺らの学科?」
「野村?あのうるさい奴と一緒かよ.」
・・・と正直思っていました.
それが現在では,
綾部くんと毎日ご飯を食べ,
大庭くんには,「走り方おっさん過ぎ(笑)等速度運動かよ(笑)」と言えるほど気兼ねなく話せるようになり,野村くんには,徹夜の介護(3回)をするほどの仲になりました.
あっという間の3年間であり,すごくきつかった3年間であり,すごく楽しかった3年 間でした.
言葉にすると,あまりにも陳腐ですが,「この研究室を選んでよかったぁ~(笑)」.
本当にそう思います.
最後に,3年間支えてくれた仲間達にHIPHOPアーティスト並に感謝します.
渕脇先生,田中先生,今後もご指導ご鞭撻の程宜しくお願いします.
佐藤 英弥
 田中・渕脇研究室に配属された3年前を思い出していました.希望の研究室への配属が決まり,期待と不安を抱いていたあの日から,本当にあっという間に月日が流れてきたように感じています.この3年間で私が一番学んだことは,人と人とのつながりは何よりも大事な事であるということです.多くの挫折や苦悩を味わいながらの研究室生活は,先輩や仲間達の助けが無ければ今の私や研究成果は無かったと思います.また,研究室ではよく遊びよく学ぶことの大切さも学びました.何も無い「無」から生まれるもの,一瞬の閃きによって研究が進んだ経験は今後の私の生真面目な性格を修正してくれました.月並みな言葉ですが,私は田中・渕脇研究室に配属されて本当に幸せだったと思っています.そして最後になりますが,寛大な心で最後まで指導して頂いた,田中和博教授,渕脇正樹准教授,清水文雄助教本当にありがとうございました.
永田 哲志
 やあ,修論発表の追い込みはみなさん見事だったと思います.エスカップ,ファンテユンケル,スパークユンケルを保険に,自分の精神と肉体の限界に挑戦しました.
そんなに飲んでないですけど.
これまで,やってきたことを台無しにしないために,前日まで驚異の粘り.
発表練習→訂正→発表練習→訂正→ゆんける(肉体疲労回復)→練習...ヘビーローテーションです...
この甲斐もあり本番当日は,やってきたことを楽しみながら発表することが出来ました.
みんなの発表姿を見るとその表情,目からは涙が・・・ありません(笑)
けれど,最後の発表に,これまで共に戦ったみんなのチョーカッコいい姿を見れたことを嬉しく思います.巣立っても逞しく生きようぜ(涙)ありがとー!!
廣渡 俊充
 三年間の集大成を発表する修士論文公聴会!!!
発表の練習や資料の訂正と悔いを残さないように必死なって準備を行いました.
そのかいあって,修論を終えた今でもスライドなしで発表が出来るほど,
発表スライドが頭の中に焼きついています.(笑)
当日は,程よい緊張感に包まれ発表を行うことが出来ました.
しかし,質問に対する回答に満足いかなかった私は,
自分の未熟さを最後の最後まで実感させられるものとなりました・・・
卒業まで残り一ヶ月!!終わりよければ全てよし!!
最後の最後で気を抜かないように研究がんばるぞーーーー!!
野村 良
先日,平成22年2月15日に修士論文発表会が開催されました.これをもって私の6年間に及ぶ大学生活も終わりを迎えようとしています.人によって研究を続けるもの,就職後に備えて勉強をするもの,はたまた博士の後期過程を目指すものなど状況は様々だと思いますが,一つの区切りを迎えたことは誰にとっても間違いのないことです.
 大学6年間には色々なことがありました.正直,学部生時代は大学以前の生活と変わらず,惰性で授業を受けて流されるように生活していた感があります.よって,研究室配属の際も割りと適当に決めました.その生活もこの「田中・渕脇研究室」に入ることによって劇的な変貌を遂げます.私は田中・渕脇研究室は第二志望で希望書を提出したと思います.その理由も「先生方が厳しそうだから,こんな自分を変えられるかもしれない」というものでした.しかし,誤算だったのは予想の2倍,いや3倍くらいこの研究室が厳しいことでした.
 田中・渕脇研究室で3年間やってきたわけですが,自分は変わったと胸を張って言える程の成果を挙げたとはいいがたいです.学部時代とは異なる真面目な研究生活についていくのがやっとでした.それでも,過去の自分と比べると,ほんの少しかもしれませんが確実に前進していると実感しています.無論,研究室のみなの支援があってこそです.特に担当指導教官であった渕脇先生には大変お世話になりました.いつも不甲斐ない姿を見せて申し訳ありません.こんな自分ですが,先生のおかげで色々なことが学ぶことができました.先輩方,同期生,後輩の皆にもいろいろ助けてもらいました.同期生の川野君には本当に迷惑をかけました.この場を借りて,もう一度お礼とお詫びを言いたいと思います.どうもすみませんでした.ありがとう.考えもまとめずに書き続けてしまったため,少々長くなってしまいました.だらだらと書き連ねるのは昔の自分に戻った気がしますので,ここで切り上げます.
研究室の皆さんありがとうございました.おかげで有意義な大学生活となりました.
鶴田 浩史
 今回,修士論文の提出・発表が無事に終わり,現在はほっとしております.修士論文は私が今まで行ってきた研究の集大成であるため,全力を注いで執筆しました.  この論文は私一人の力だけでなく,周りの方々の支えもあり,何とか書き上げることが出来ました.この場をお借りして,このブログを見て気に掛けていただいた方々に対し,お礼を申し上げます.
修士論文が終わり一段落着きましたが,これからも研究の継続を行っていきます.修士論文までに終わらせられなかった点がまだまだありますので,その研究に力を注いでいきたいと考えております.また研究と平行して,入社までの期間に会社で必要な知識の吸収や社会生活におけるマナー,社会情勢の勉強なども少しずつ行っていきたいと考えております.そして社会に飛びこんだ際に,この研究室で培ったもの,つまり研究に対する姿勢,人間関係等を少しでも生かすことができればと考えております.
まさに“十人十色”.
しかし,共通しているのは,仲間・先生への感謝だと思います.
まだまだ3月まで時間はあります.
悔いを残さず,走り抜けていきましょう!
以上,今週の研究室でした.

研究室ブログ -2010/1/12-

修士2年の廣渡です.

☆ワールドワイドな研究室☆

今回は,アメリカから来て頂いたDr.Raghuについて書きたいと思います.
Dr.Raghuは昨年から研究室に来て頂き,英語での講義や我々の研究の指導を行ってもらっています.
今年も,2010年1月18日から21日の4日間,特別公演が開催されました.

まずは講義の風景です.
   

                           

みんな興味深深で話しを聞き,多くの質問が飛び交い活発な授業が行われました.
もちろん講義も質問も全て英語です!!

私が,海外で得た英語の力をついに発揮するときがついにきました!!!
今こそ海外で得た英語の力を見せるときと,
私も質問したのですが・・・うまく英語が通じず.....
身振り手振りで伝えるのがやっとでした.惨敗・・・
しかし,一度では引き下がらない私は,二度三度と何度も英語での質問に挑戦しました.
英語で質問を行い,少しでも質問の意図が伝わったときの嬉しさが忘れられないため,また私は何度も質問をするのです!!!

続いて,M1を中心に行われた研究発表です.
                               
M1の学生は,自身の研究を聞いてもらい,少しでも良いディスカッションができるように必死なって英語での発表練習をおこなっていました.
私も昨年,発表をしたのですが,英語で自身の研究を発表することはとても根気がいり,何度も練習を繰り返す必要があります.
今年のM1もその苦労を味わえたのではないかと思います.
しかし,英語での発表後は,日本語での発表ではあじわうことが出来ない達成感と満足感に満たされること間違いなし!!

その他にも,Dr.Raghuと一緒にご飯も食べに行きました.
彼は,ベジタリアンなので自然食バイキングやベジタリアン用のパスタなどを食べました.
普段は,肉が主食の私も胃を休める良い機会となりました!!
          
Dr.Raghuも終始“おいしい”と満面の笑みで,とても満足のいく食事だったのではないかと思います.

また,飯塚といえば!!!
☆嘉穂劇場☆
    
これは,中さん(D2)と栗波君(M2)が案内を行いました.
昨年は,伊藤伝衛門邸.今年は,嘉穂劇場と飯塚の歴史を存分に学んでもらいました.
日本の文化に興味があるDr.Raghuはとても喜んでくれたことだと思います.
さて,来年は,どこに連れて行こうか,もうすでに考えている私たちです!!

このように,4日間ほぼ英語漬けの楽しい日々を送った研究室でした.

最後に忘れてはならないのが,我が研究室には,タイの留学生(左から2番目)やマレーシアの留学生(右)がおり,この写真だけみれば,日本では無いのではないかと思うほどの研究室です!まさにワールドワイド!
                                             
以上 廣渡がワールドワイドな研究室について報告させて頂きました.

今週の研究室-2009/12/24-

修士2年 菅です.

一年でもっともロマンチックなクリスマスの夜.

皆さんはどのように過ごされましたでしょうか?

彼氏,彼女と愛を確かめ合った人.

家族そろってのディナーを楽しんだ人.

セレンディピティな出会いを信じ,街中に女の子を捜しに行った人.

あるいは思い出の歌を聞きながら過去を思い出し,ひとり物思いにふけった人...

しかし,ここ田中渕脇研究室というリングには,そんなロマンチックな空気を微塵も寄せ付けず,

研究に没頭する熱い魂を持った男たちがいるのです.

そんな(残念ながらクリスマスを一人で過ごす)総勢14名の雄たちのために,

渕脇先生,ドクターの中さん,井村さんからクリスマスケーキが贈呈されました

 

このケーキは男の中の男にだけ与えられる称号のようなものです.

大変名誉なことなのです.渕脇先生,中さん,井村さん有難うございます.いただきますっ.

 

写真は新しい眼鏡を購入したばかりの下田くん.

先日のサッカーで眼鏡をしているにもかかわらず顔面でインターセプトし,眼鏡が真っ二つになってしまいました.

新品の眼鏡にお祝いの生クリーム注入.立派です!

さて,男の中の男たちは食べ物を粗末にしないことでも知られています.

ケーキ入刀後の包丁に付着しているあの部分を...そう,食べるんです.

 

写真は後輩なのに僕よりよくできる岩橋くんと松村くん.大変喜んでいます.

 

こちらはアッパイオン君と先輩の中さん.アッパイオン君は終始「ラッキーラッキー」と大喜び.

中さん...指を丁寧に舐めないでください(笑)

楽しいひと時を過ごした14名の男たちは来年の再会を約束し,それぞれの研究場所に散っていきました.

来年のクリスマスには(ケーキを食べれる人が)何人になってるのかなぁ...

口に残った甘いクリームの香りと指に残った男たちの口臭を感じながら

まだ見ぬ彼女とのロマンチックな夜を思い描くのでした.

否っ!!再び研究に没頭したのでした.

以上,菅が今週の研究室をお届けしました.

今週の研究室-2009/12/20-

修士1年 下田です.

今年も残すところあとわずか,みなさんいかがお過ごしでしょうか.

今の時期は,忘年会などの飲み会行事があり,先輩や後輩とたくさん交流するでしょうね!

お酒は飲んでも飲まれるな,でも社会の荒波には飲まれてください.

もちろん,20歳未満の方はお酒を飲まないでくださいね!

田中・渕脇研究室は,未成年の飲酒禁止を応援しています.

ってことで,今週の研究室は卒業したOBの方たちと交流を行いました.

今回は,12月19日に「TKP 博多シティーセンター」で行われた熱流体シンポジウムについてです.

熱流体シンポジウムとは,いったいどんなものなのでしょうか…

お答えしましょう!

現在在籍している田中・渕脇研究室のメンバーと,この研究室を卒業したOBの方たちが集まり,

意見交換を行うことで,今後の研究に役立てようという試みです.

本研究室からは,修士2年の永田さん・廣渡さん,修士1年の岩橋君・山川君が発表を行いました.

先生やOBの方々の前で発表するということで,みなさん朝から大変緊張していたみたいです.

前日の夜に発表練習を行ったり,電車の中でイメージトレーニングをやったりと,

準備を怠らないその姿勢はすばらしいものでした.

時には厳しい意見や質問も出ていましたが,その意図をかみ締め,今後の研究に役立ててくれることを祈っています.

発表を行った4人の皆さん,大変お疲れ様でした!

 

またOBからは,TOTO株式会社の浜福さん,キャノン株式会社の林さん,

ヤマハ発動機(株)の垂水さんの3人の方々が発表を行ってくれました.

滅多に聞けない大企業の人からの発表ということで,研究室のみなさんは興味津々!

学生の研究とはまた違う企業の考え方などが聞けて,とても考えさせられました.

発表を行ってくださった3人の方々,この場をお借りして感謝申し上げます.

?

シンポジウム後には,研究室のメンバーとOBの方々と更なる交流を深めるために,懇親会が開かれました.

お酒飲み放題ということで,みなさん最初から飲みまくり!

さ・ら・に

メインディッシュが博多名物「もつ鍋」ということで,懇親会はいろんな意味でヒートアップ.

中には,まだ十分に火が通ってないにも関わらず鍋をつついている人もちらほら・・・.

また,OBの方々と一緒にお酒を飲むことで,普段は聞けない企業の話や,

学生時代の苦労話などを赤裸々に語っていただきました.

みなさん楽しく飲んだり食べたりして,懇親会はやはりいいなぁ~っと個人的に思いました.

そして,私もOBの方たちの話を聞こうと思ったのですが,ちょっと個人的な事情のおかげで断念しました.

みなさん,お酒はほどほどにしましょうね!

  

この熱流体シンポジウムは1年に1度しかない行事です.

準備や後片付け等大変なことが多く,反省点も多々あると思いますが,私的には成功したと思っております.

また,年末という大変忙しい時期に,熱流体シンポジウムに参加していただいたOBのみなさん,

本当にありがとうございました.

来年も参加してくださることを願っております.

更に,今年参加できなかったOBの方々,来年もおそらくこのシンポジウムを行うと思いますので,

ぜひ参加のほうよろしくお願い致します.

以上で,今週の研究室の紹介を終わりますっ!

来週はいったい誰がどんなことを書いてくれるのでしょうか.

私はもう,楽しみで楽しみで夜も眠れないと思います.

みなさん,乞うご期待!

それではまた来週~

今週の研究室-2009/12/18-

学部4年 黒木です.

今年もあと残りわずかとなりましたが,皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

年末でバタバタしている頃だと思います.

私ですか?私は,元気にやっています.

ここで話しは変わりますが,私は先週まで一人でフランスとドイツに行ってきました.

なぜ私が一人でフランスとドイツに訪れたかというと,

自分の知らない世界を自分の肌で感じたいがためです.

そして,自分の小ささ・未熟さを知り,一回り大きく成長することができるのではないか,

という期待を抱いていたためでもあります.

フランスとドイツで何をしていたかは,今からじっくり語らせて貰いますが,お時間はよろしいですか?

まず,フランスではパリを訪れ,ドイツではフランクフルト,ベルリン,ケルン,アーヘンを訪れました.

まず,パリについてお話します.パリと言ったらやはり,エッフェル党と凱旋門,

ノートルダム大聖堂にルーヴル美術館ですよね!!

どれも非常に素晴らしい建物でした.

私の一番のお勧めは,ノートルダム大聖堂ですかね.

  

ノートルダム大聖堂(左:外観 右:ステンドグラスとマリア像)

外観もものすごいし,内装に関しては,とてもビューティフルですよ笑

あと,パリでの思い出は,食事がとても美味しかったです.

さらに,女性も美人な人が多く,目の保養になりました.

ドイツは,ドイツでとても楽しく,ほとんどドイツでは飲み食いしていた記憶があります.

私の味覚では,明太マヨネーズ風味であるサムライソースという名前の

おもしろいソースが一番印象に残りましたね.

ドイツに行く機会があれば是非レッツトライ!!

ドイツの場所で一番楽しかった場所は,ベルリンだったように思えます.

建物は,とても近代的であり,その中に歴史的建造物が設立されてあるので,

都会も歴史も同時に楽しめました.

ですが,ベルリンでの滞在時間はたったの4時間という短さに終わり,

ベルリンの限られた場所にしか行くことができず,とてもショックでたまりません.

しかし,ドイツでも本当によい時間を過ごすことができ私は猛烈に感激しております.

 

ブランデンブルク門                       国会議事堂

フランスとドイツには,10日間の滞在でしたが,

日本では味わうことのできない様々な体験ができたと思います.

この海外で過ごした10日間が私を一回り大きな人間に成長させてくれたような気がします.

私以外でも,研究室のメンバーは様々な国に訪れているみたいですよ!

そして,一生の思い出を作っているみたいです.

田中・渕脇研究室は海外に行くことを応援してくれるので,海外好きにはもってこいの研究室ですよ!!

こんな研究室なので,この研究室のメンバーは海外通の人たちばかりです.

私もこの研究室に配属されたおかげで,このような体験ができてとてもラッキーです.

みなさんも機会がある時は,是非海外に行ってみては?

きっといい体験ができると思いますよ♪

今週の研究室を担当させて頂いた黒木でした.

失礼します.

今週の研究室-2009/12/15-

修士1年の井上です.

突然ですが,

みなさんは海外旅行に行った事はありますか?

特に独りでなんて人は少ないのでは?

最近は海外旅行に行く学生も減少傾向にあるらしく,

もっと海外に目を向けて欲しいものです.

僕ですか?ありますよ...

ついこの前の話になるんですけども(笑)

はっきり言って最高に楽しい旅になってしまいましたのでご報告を.

本研究室では

“海外にだってひとりで行けるもん”(仮名)

という恒例行事があります.

これは年に希望者数名が海外旅行に独りで行って武者修行を行うものです.

目的は人それぞれで,研究室のみなさんはだいたい

英語でのコミュニケーションを目的の一つにされているようです.

僕の独りイタリア旅行の目的は

  • 1. 外国人への苦手意識を取りさらってグローバル人への第一歩を踏み出す
  • 2. 言葉も通じないような過酷な環境で自分を試す
  • 3. イタリアの文化を知る
  • 4. イタリア美人の写真をいっぱい撮る

とにかく初めての独り旅であり,さらに海外ということで目的はいっぱい.

そして不安も...

イタリアに着いて早々に外国人ばかりの環境に孤独感を感じました.

まぁこれには慣れる他にはなかったです.

イタリアは世界遺産保有数(46ヶ所)が世界一ということもあって

街中に世界遺産が溢れていました.

本当に道路と隣接した場所に世界遺産があるのは衝撃でした.

まさに日本とは別世界です.

イタリアの文化を肌で感じることができました.

  

夜のコロッセオ(左),アマルフィと僕(右)

あとあと

食べ物はやっぱり美味しいんですこれが!!

イタリアはパスタ&ピッツァの発祥の地ということと,

さらに僕が食いしん坊というのが助かって,

イタリア料理をたくさん食べることができました.

個人的には魚介系がおすすめです.

   

魚介系のリゾット(左),パスタ(右)

旅の中では言葉が通じない場面が多々ありました.

英語が乏しい分は一生懸命になって伝えたり,

イタリア語しか通じない場面では単語やボディランゲージで伝えたりしました.

そんな環境の中で過ごせたことが本当にいい経験になりました.

外国人への苦手意識も薄れ,英語を勉強しようというきっかけを与えてくれました.

英語の勉強はいいお土産になりました.

“今週の研究室”というより,

“僕の休暇”みたいな感じになっているので最後に修正します.

本研究室では海外発表などで海外出張へ行く方々が少なくありません.

年末にもひとりアメリカに発表に行くとか...

いいな~...って行く人はお遊びではないわけですけど.

非常に名誉あることなんですよ.

今回の海外旅行で海外への興味が湧いたので,

海外発表をひとつの目標として日々の研究を邁進したいところです.

海外の良さは伝わりましたか?

皆さんも是非一度”独り”で行ってみてはいかがですか?

グローバル人への第一歩を踏み出してみましょう!!

以上,今週の研究室でした.

グラツィエ!!(イタリア語:ありがとう)

今週の研究室‐2009/12/08‐

修士2年の大庭です.

早いもので今年も残すところ後一週間となりました.

田中・渕脇研究室の10,11,12月のスケジュールは今年もかなりハードなものとなりました.

10月 ・・・ 学会への参加                 自動車技術会 : M1山川

可視化情報学会 : M1生田 M2永田

CFXコンソーシアム            研究室代表発表者 : M2永田

11月 ・・・ 学会への参加                 日本機械学会 部門会 : M2川野 M2栗波 M2永田 D1井村

日本フルードパワーシステム学会 : M2松原 M1井上 M1山川

二本松杯(ソフトボール)    1軍→2位  2軍→3位

12月 ・・・  熱流体シンポジウム         研究室代表発表者:M2永田 M2廣渡 M1岩橋 M1山川

ざっとこんな感じです.

それにしても哲志(永田)発表回数多いなっっ!!(笑) お疲れ様で~す.

これだけ行事が多い中,一番の思い出になったのは,

なんと言っても今年も,11月末に開催された「二本松杯」でしょう!!

我ら田中・渕脇研究室は,昨年に引き続き今年も好成績を収めことができました.

研究や学会準備で忙しい中にも関わらず,

ソフトボールの練習だけはみんな元気いっぱい参加していたからこその結果でしょう.

よく頑張った!!

その中でも特に一軍不動のエースピッチャーの大庭さん(26歳)の頑張りには感動でした!!

日々の練習での過酷な投げ込みによって,左足太股は疲労で激痛が走る中,

そのことをチームメイトには黙ったままで,大会当日は全4試合一人で投げぬきました.

「痛みに耐えてよく頑張った!!感動した!!」

誰も褒めてくれないので,この場をお借りして自分で褒めてみました.あしからず.

前置きはこれぐらいにしておきます.

ここからが今回のブログの主文です.

上記したように,ここ数年,田中・渕脇研究室はソフトボール大会素晴らしい成績を残しています.

これは単に,野球経験者やスポーツが得な学生が多いからではありません.

では,なぜ常勝チームに成り得たのか.

今回の「今週の研究室」略して「今研」では,ほんの一部ではありますが,

『田中・渕脇研究室ソフトボールの強さの秘密』を皆さんに紹介したいと思います.

結論から言うと,

その秘密はズバリ

‘オフを制するものが試合を制す’

です.

田中・渕脇研究室では,ソフトボールがオフシーズンに入ると,今度はサッカーの練習が始まります.

12月~3月は卒論,修論でどうしても運動量が激減してしまいます.

この状態で4月を向えソフトボールの練習が始まると,

体力は続かないは,怪我はするは,足はつるはで,練習どころじゃなくなります.(俺だけか・・・?)

そこでサッカーによる体力維持および強化を行う訳です.

      

正直,サッカーの練習はキツイです!

ソフトと違って走りっぱなしだし,走るの止めたらチームが機能しなくなり迷惑かけるしで,

体力的・肉体的・精神的に非常にキツイです...(涙)

なので,サッカーが苦手な僕からすると,

ソフトに増していろんなダメージを負ってしまいます...(汗)

がしかし,この冬場のサッカーこそが,体力,精神力のアップにつながり,

むしろソフトボールの練習の方が楽に感じるくらいです!!(←言いすぎかも!?)

実際,今年のソフトボールの練習は過去2年間の練習に比べれば,息切れや動悸がすることはなかったし,

足がつることもありませんでした!!!(笑)

‘オフを制するものが試合を制す’

オフシーズンに行われている「サッカーの練習」こそが,常勝チームにまで成長させた一因だと言えるでしょう.

みなさん,我ら田中・渕脇研究室のソフトボールの’強さの秘密’お分り頂けましたか?

おそらく二本松杯に参加してくる九大・九工大の研究室の中で一番ストイックに練習しているのではないでしょうか.

この一年を通した練習量の多さも大会本番での『自信』に繋がっているのだと思います.

今季オフシーズンもしっかりサッカーの練習で田中・渕脇研究室の学生は体力・精神力強化に励みます.

そして来年の二本松杯では,必ず優勝杯を奪還します!!

頼むぞ,B4・M1!!

D1・D2・先生方,よろしくお願い致します.

僕は来年OBチームのエースピッチャーとして再び二本松杯に戻って来る??予定です!!

来年現役で研究室にいる学生諸君,OBチームに負けぬよう,しっかり練習しときたまえ!

アキラ,来年は決勝で戦おう.

来年も勝——つっ!!!

以上,M2大庭が今研を担当させて頂きました.

今週の研究室-20091201-

修士2年 廣渡です.

 

いよいよやってきました!!

これまで多くの人がブログに書いてきた二本松杯が,11月29日(日)に開催されました.

 

まずは,ざっとあらすじを紹介します!!

2009年11月29日.九州大学筑紫キャンパスグラウンド.

今年は寒い中での開催となった二本松杯.

集まったのは,九大,九工大の学生および先生方,総勢180名.

“優勝”そして”交流”という二文字を胸に,これまで積み重ねてきたものをぶつけ合う!!

昨年度は1軍が優勝するなど大健闘を見せた田中・渕脇研究室.

今年も再びその栄光を手にすることができるのか!?

さぁ,今年の二本松杯の優勝カップを手にした研究室は・・・

 

当日,11月の終わりとあって寒さも気になる季節ではありましたが,天候にも恵まれ無事に二本松杯が開催されました.今回の参加チームは,全部で13チーム.

今年もそれぞれのチームが,試合前に円陣を組んだり,チームカラーをそろえるなど個性を活かし,チーム一丸となって大会に臨みました.

            

どの試合も,声を出してのプレー,ファインプレーやハイタッチなどが飛び交う試合となり,プロ顔負けの試合が行われていたのではないかと思われました.

さて ”我が研究室の結果は??”といいますと

     雪うさぎ 【1軍】  2位

     蒼いうさぎ【2軍】  3位

     白いうさぎ【3軍】  惨敗

という結果となりました.

準決勝では,雪うさぎ【1軍】と蒼いうさぎ【2軍】のうさぎ同士の潰し合いも行われました.もちろん雪うさぎの圧勝でしたけどね!!

惜しくも・・・優勝を逃し2位という結果に終わってしまいましたが,

決勝戦では,点の取り合い!!ファインプレーの連発!!

と見ている人たちやプレーしている人たち自身もとても楽しめる試合だったと思います.

今回優勝した九州大学 省エネルギー流体工学研究室の皆様!!おめでとうございます☆

 

        

さぁー続いて忘れてはならないのが,二本松杯後に開催される懇親会です.

毎年,ソフトボールの後に,親睦を深めるために開催され,多くの人と話し飲んで盛り上がります.これがまた楽しくて楽しくて・・・このために,二本松杯を頑張っているといっても過言ではないでしょう!!一生懸命運動した後のお酒がおいしいこと!!

今年もおいしいお酒をたくさん飲ませて頂きました.

 

最後に,今回の二本松杯で運営を行って頂いた方々および応援に来て頂いた方々本当にありがとうございました.

 

我が研究室は,冬になりソフトボールが出来ないから来年の春まではオフ...

かと思いきや来年の二本松杯にむけて,今年の冬は足腰の強化に臨んでおります!!

さて,来年は再び優勝カップを取り戻すことが出来るのでしょうか...

 

以上.今週の研究室をお届けした廣渡でした. 次回もお楽しみに!!

今週の研究室(-091127-)

学部4年 黒木です.

 

季節も秋の終盤となってまいりました.

秋と言えば・・・・二本松杯!!です.

二本松杯とは,

九工大と九大の流体研究室のメンバーが集って

ソフトボールの技量を競い合う大会です.

昨年は,我が研究室が優勝に輝きました.

 

今年は,どの研究室も強豪という噂を耳にしました.

ですが,我が研究室も優勝を目指し

先生,M2の先輩を中心に猛練習に明け暮れる日々です.

 

   

どうですか?

この本番を想定した練習は??(笑)

練習を見ていると誰もが部活と勘違いするような練習と言っても過言ではありません.

運動になると研究室の誰もが目の色を変えてハツラツとプレーします.

 

タイからFA宣言を行い日本へ来日した

アッパイヲン選手も例外でありません.

これで外国人選手を2名獲得しました.

アッパイヲン選手は日本人以上に元気に

プレーしています.

でも,度を越えるハジけ具合に,

周りからは,ブーイングのコールが(笑)

そして個人的な事ですが,あなたの作った

グリーンカレーを,私は未だに食べたことが

ありません・・・・どういうことですか??

こんなチームですが,不真面目に練習を行っているわけでは

ありません.週3日程度の練習を九工大のグラウンドで

行っています.

 

いつもノック,バッティング

それと1軍,2軍,3軍対抗の練習試合を行っています.

練習の量,質共にどの研究室よりも上をいっていると思います.

研究室の全員がこの時間だけは,研究のことを忘れ練習に没頭しています.

やはり先輩達の練習は,二本松杯を経験しているだけあり,

すごく気合いが入っているように感じ取れます.

先生と先輩達の熱い御指導により,我々学部4年生の実力がついてきました.

ですが,まだまだ先生や先輩達の実力には,及びません.

本番では,みんなの力になれるように頑張っていきたいと思います.

 

いよいよ本番も今度の日曜日となりました.

日が経つのは,早いですね.

M2の先輩達は,今年が最後の二本松杯となります.

悔いの残る大会にならないように

実力以上のものを出そうと死に物狂いで練習に励んでいます.

我々も先輩の足を引っ張らないよう全力を尽くしたいと思います.

 

研究室のみなさん!!

本番で実力を十分に発揮できるよう体調を

しっかり整えて本番を迎えましょう.

あとは、優勝するのみ!!

いつもの練習通りリラックスして善戦しましょう!!

そして,我が研究室ならではの団結力を他の研究室に見せ付けてやりましょうー!!!

二本松杯の結果は後日,追って連絡したいと思います.

 

今週の研究室を書かせて頂いた黒木でした.

失礼します.