研究室ブログ

九州学生会52回卒業研究発表講演会に参加しました!

 皆さんこんにちは!料理すると意気込んで材料を買うものの具体的に何を作るか決めていないがために冷蔵庫の中のものをよく使えないものにしてしまう葉石です.

 先日,九州学生会第52回学生員卒業研究発表講演会がオンラインで開催されました.この度,その発表講演会にて優秀講演賞を受賞することができました!このような賞をいただくことができたのはひとえに渕脇先生のご指導を始め,先輩方のご助力があってこそだと感じています.本当にありがとうございます.今までの自分は与えられた課題に対して対応するのみで,他に自分で考えて問題を解決していくといった自主的な行動が全然できませんでした.

 しかしながら,この1年を通して少しは成長することができたのではないかと感じています.未熟な自分ではありますが,日々少しでも精進できるように頑張っていきます.



 久方ぶりに,こんにちは.どうも山口です.
突然ですが問題です.(デデン!)世間は卒業シーズンで賑わい,また,レミオロメンの有名な曲の名前にもなっている日は,何月何日でしょう.

 正解は,そう「3月9日」です.

 その日,ぼくたち渕脇研究室のB4は,学生会で研究発表を行いました.学生会とは,様々な学校のB4が参加する卒業研究発表講演会であります.学生会では,先日行われた卒業論文発表会とは違い,似た研究内容でセクションが分けられているため,同じセクションの方の発表がより専門的な内容となっており,興味深く,とてもいい刺激になりました.また,他学校では,どんな研究をしているのか,また,どういった実験環境で研究を行っているのかを見ることが出来,非常に貴重な時間でした.

 また,私ごとではありますが,この学生会で,優秀講演賞を受賞することが出来ました!これも,渕脇先生や研究室の皆さん,周りの方々のサポートのおかげであります.感謝の気持ちを忘れず,また良い報告ができるように,研究に勤しんで行きますので,これからもよろしくお願い致します!



 三村です.先日,九州学生会52回卒業研究発表講演会に発表者として,出場しました. 

 私にとっては,本講演会における発表が初めての公の場での研究発表です.講演会前に開催された大学内での卒業研究発表会では,同じ学科内の方々と共に,研究発表をしました.

 しかしながら,それぞれの研究分野は情報・ロボティクス・メカトロニクスなど,異なる分野の方が多かったです.一方で,今回の講演会では,発表セッションごとに研究分野が分けられており,私が出場したセッション内の方々は皆,流体工学についての発表を行いました.大学内での発表に比べて,質疑応答での質問は,流体工学的な知識に関するものが多く,同じセッション内で専門的な厳しい質問を受けている方もいました.私の質疑応答はどうだったかというと,質問に対する回答を最低限はできたと思います.事前に準備した質疑応答用の資料を使って,回答することができました.しかし,要点を整理したスマートな回答ではなかったと反省しています.自分の考えを分かりやすく説明するための,話の内容の組み立て方を覚えることが私の今後の課題だと思います.

 最後に,卒業研究発表会に引き続き,今回の講演会においても,ご指導いただいた,渕脇先生および研究室の先輩方には心より深く感謝いたします.

令和2年度 卒業論文公聴会

皆様,こんにちは.そろそろランニングについて書くことが無くなってきたので,違う趣味でも探そうかと画策している,小林です.

 さて,表題にもありますように,2月22日に学部4年生による卒業論文の公聴会が行われました.今年度は,渕脇研究室からは3名の学生が卒業発表を行いました.今回はその3名からコメントを頂きました!

(葉石)
 皆さんこんにちは!最近ランニングを始めたものの加減がわからずいつも疲れ果ててしまい,気分転換どころか気分が悪くなってしまっている葉石です.
 先日,学部の勉強・研究の集大成である卒業論文発表会がありました.当初,自分が作成した資料はできが非常に悪く,加えて説明も要点をまとめ切れておらず,自分が1年間やってきたことを淡々と話しているだけでした.そんなできの悪い自分でしたが渕脇先生をはじめ,先輩方に多くの指摘をいただき,また,発表練習も根気強く何度も付き合ってくださいました.おかげ様で,無事発表を終えることができました.しかしながら,未熟な点が多く,聞いてくださっている方々からいただく質問もわからない点についての質問が多く,資料および説明が不十分だなと痛感しました.次の学生会に向けて資料や話し方および質問対応を改善していこうと思います.卒業研究をするにあたり渕脇先生をはじめ研究室の先輩方および同期には大変お世話になりました.ありがとうございました.もうすぐ,後輩が研究室に所属することになるので,教えていただいたことを後輩にも伝えていけたらなと思います.



(三村)
ホームページをご覧の皆さん.おはようございます,こんにちは,こんばんは.降雪の日もバイクで通学する4年の三村です。
今回,卒業論文発表会が無事終了し,卒業論文関連の一通りの作業を終えました.発表会前の三か月間は大変忙しく,特に,発表会がある二月は,概要や卒業論文の提出日が週ごとに設定されており,時間が経つのがとても速く感じました。
 論文作成には一定のルールがあり,卒論作成の際には,そのような点を先輩方に教えてもらいながら,試行錯誤を繰り返しての作業を連日行いました.肝心な実験結果のクオリティは十分なものとは言えませんでしたが,先輩方の指導のおかげで,人生初めての研究の成果を上手くまとめることができたと思います.また,発表会の資料作成および練習の中で,私の発表が客観的にどのように見られるかを何度も考えました.仮に素晴らしい実験結果を得られたとしても,他人にそれらを伝える力が無ければ,意味がないと感じました.一年間の卒業研究を通じて,この真のコミュニケーション能力を少しは成長させることができたと実感しています.
 最後に,一年間,ご指導いただいた,渕脇先生および研究室の先輩方には心より深く感謝いたします.本研究室のように,先輩方と活発な意見交換が行える環境にはなかなか巡り合えないと思います.本当にありがとうございました.



(山口)
皆さん,始めまして!こんにちは!最近,負のオーラを放っていると言われ,とりあえず散髪にいき,ランニングを始めた山口です!
 2/22に卒業論文発表会がありました.その発表会に向けた準備期間,また発表で,自分が感じたことをここに記したいと思います.
 まず,発表に向けた準備期間で感じたことは,この準備こそが一番大事だということです.先生が先輩方によく仰っていた,“準備の大切さ”を,身に染みて感じました.しかし,その準備とは,“卒業論文発表会の1ヶ月前”ではなく,“普段からコツコツとできているか”だということも感じました.この経験を忘れることなく,普段の生活から改善しようと思います.
 次に,発表で感じたことは,渕脇研究室のメンバーの優しさです.自分の発表練習を夜遅くまで聴いてくださり,また休日にも関わらず聴きに来てくださいました.また,その都度,修正点や改善点を指摘して頂き,本当にありがたかったです.自分も後輩ができたら,先輩方が自分にしてくれたようにしたいと思います.先輩方のお陰で,本番は,少しはマシな発表ができたと思います.しかし,発表後の質疑応答では,自分の勉強不足が如実に現れたので,そこは,反省しないといけません.
 少し反省文っぽくなってしまいましたが,以上が,自分が感じたことです.こういった経験ができたのも,渕脇先生をはじめ,研究室の先輩方や同期の支えがあったからです.本当にありがとうございました!



 4年生の皆さん,コメントありがとうございます.他の学生の発表も聴講していたのですが,この3人の発表は他の学生と比べて大変分かりやすく,準備に時間をかけたことがうかがえました.今年に入ってからの追い込みが非常に大変だったと思いますが,本当にお疲れ様でした!
 ・
 来月には日本機械学会の学生会が控えているので,そちらも頑張ってほしいと思います.
それでは!

令和2年度 修士論文公聴会

 皆様,こんにちは.最近,走りすぎのため,足を故障して療養していた小林です.アキレス腱がちぎれそうになっていたのですが,もう大丈夫そうです.そろそろ,ランニングを再開しようと思います.

 2月の12日に,修士2年生による,修士論文の公聴会が行われました.3年間の研究の成果を発表するということで,オンライン開催ではありましたが,大変緊迫した空気の中,行われておりました.議論が白熱することもあり,その対応方法など,勉強になる点も多々ありました.

 今年度は3名の修士2年の学生が,修士論文の発表を行いました.いずれの先輩方も,前日の夜まで発表練習,質問対策用の補助資料の作成など,公聴会に向けての準備を熱心に行われており,公聴会に対する熱意をひしひしと感じました.画像は本研究室に在籍している修士2年生のひとりである,平尾さんです.平尾さんは今年度から始まったテーマでしたが,それを感じさせないような,丁寧な発表でした.他の先輩方も,これまでの集大成を存分に披露することができたのではないでしょうか.修士2年の皆様,本当にお疲れ様でした.



 本来ですと,修士論文公聴会の後は研究室全体でお疲れ様会を行うところなのですが,今年はコロナウイルスの影響で,見送りとなりました.コロナウイルスの感染者数は徐々に減少傾向にあるようですが,まだまだ気は抜けない世の中であることに変わりはありません.一刻も早く,また普段の生活に戻ることができるように,個人の意識をしっかりと持ちながら引き続き研究を行っていきます.

 重ね重ねにはなりますが,修士2年の皆様,お疲れ様でした.残す大きなイベントは卒業式のみ,となりますが,今年も残念ながら式,祝賀会共に開催されない方針のようです.例年のように盛大に送り出すことができないのは非常に残念ではありますが,残された学生生活で,自分たち後輩に研究室の伝統を残していってほしいと切に思います.

 来週には学部4年生の卒業論文公聴会および機械学会の卒業研究発表会が控えており、奮闘中のようです.こちらも,良い発表ができるよう,祈っております!

 それでは!

KMUTNBに向けて,バーチャルラボツアーを行いました!

皆様,こんにちは.ランニングの継続から早2ヶ月経とうとしておりますが,5キロを22分で走ることができるようになりました.20分切りも視野に入っております,M1の小林です. 

1月28日に,キングモンクット工科大学 北バンコク校の3年生に対して,渕脇研究室のバーチャルラボツアーを行いました.前半は渕脇先生による流体力学や本研究室の歩んできた軌跡,後半に自分たち学生によるラボツアーという流れで行いました.本来であれば,実際にタイに赴いて紹介ができたようなのですが,コロナウイルスの影響もあり,オンラインの「バーチャル式」となりました.早く自由に動くことのできる世の中になってほしいものです.

 キングモンクット工科大学 北バンコク校は,本校と長年交流があり,自分たちがB4の頃,タイに10日間研修に行った際,お世話になった大学です.キングモンクット工科大学側の先生は,まさに自分たちがタイに行った際,身の回りの案内をしてくださった先生でした.まさかまたお会いできると思っていなかったので,うれしかったです.

渕脇先生の研究室紹介の中に,卒業していったタイの留学生たちからのビデオレターがありました.懐かしい顔ぶれがそろっていて,また彼らに会いたくなりました.今は留学生が中国からの学生のみですが,また国際色豊かな研究室になるといいな,とひそかに考えております.

ラボツアーでは,院部屋,実験室,計算機室をそれぞれ紹介しました.途中,アクシデントは起こりましたが,何とか収めることができたように思います.写真は計算機室を紹介している自分です.院部屋,実験室の写真はありませんが,同様にして紹介を行いました.



紹介の中では,現在在籍している留学生にインタビューし,今現在行っている研究についてや,自分にとっての研究の面白い点,留学生から見た本研究室の雰囲気などを伝えてもらいました.キングモンクット工科大学の学生が少しでも,本学および本研究室に興味を持ってもらえると大変うれしいです!また,インタビューの打ち合わせをする過程で,在籍している留学生と少し打ち解けることができたように思います.今回の経験は,自分にとって内側にも外側にも,とてもプラスになったと実感しています.また,自由に動くことのできる世の中になった暁には,真っ先にタイに赴きタイ!と強く願っております.笑

一刻も早いコロナウイルスの収束を願って,結びとさせて頂きます.それでは!

年末大掃除と新年のご挨拶

 皆様,こんにちは.ランニングにハマって早1か月,ナイキのランニングシューズに手を出そうか迷っている,小林です.今は,プーマのランニングシューズを履いています.

 ご報告が遅くなりましたが,年末に,留学生を含めた研究室メンバー全員で,毎年恒例の,研究室の大掃除を行いました.午前中は実験室と計算機室,午後に院部屋,という流れで行いました.自分は日ごろ計算機を使用しているので,計算機内の掃除も行ったのですが,1年を締めくくる掃除ということで,埃の量はとても多かったです.日ごろから自分たちが行う計算を代わりに行ってくれる計算機には本当に頭が上がりません.いつかお歳暮を贈ろうと思います.笑


 特に,院部屋の流し台は大変で,大先輩の平尾さんに頑張っていただきました.おかげさまで,ピカピカの流しになりました,ありがとうございます!



 一度荷物を全部出してしまったのち,床に掃除機をかけています.この研究室では毎年みられる光景で,自分もこの研究室に配属されてから,実家の大掃除は同じ方法で行うようになりました.



 大掃除の後は,先生からケーキを頂きました.一日掃除を頑張った後食べるケーキはとても美味しかったです.日ごろ使う部屋を一新して,研究室メンバー一同,来年も精進してまいります.

 また,来年の研究室の抱負を平尾さんに考えてもらいました!平尾さん曰く,「2021年の渕脇研究室には俺が居たんだ!という何かを各々が残せるよう,百折不撓の精神で研究に向き合う.」という抱負だそうです!
しかしながら,研究室に残すものは,研究成果でも,飲み会伝説でも良いそうです.笑
今後の後輩たちにとってプラスになるものを残していって下さることを楽しみにしております!

それでは,2021年も,どうぞ宜しくお願い致します!

New exchange students

 皆さん,初めまして!節約のために自炊を始めたものの色々な料理にトライしようと、材料や調理器具を新たに購入して逆に出費が多くなっていることに最近気づき始めたB4の葉石です。

 2020年はコロナ禍の影響で何かと行動が制限されてしまう1年でした。感染予防のために学会はほとんどオンライン開催となってしまい、僕らの研究室で頻繁に行なっていた飲み会もオンラインで行われました。
2021年は少しでも良い方向に向かうことを祈るばかりです。

 報告が遅れましたが、そんなコロナ禍においても2名の留学生、張さんとFengさんが12月頭に来日し僕たちの研究室に加わりました!下の写真は、福岡空港に彼らを迎えに行った際に撮影したものです。正直2人に会うまではどんな人なのだろうかと少し不安でしたが、いざ会ってみると2人とも友好的ですぐに打ち解けることができました。


左:張さん,真ん中:葉石,右:Fengさん

 彼らを福岡空港でお出迎えした後、大学へと戻る際に彼らとなぜ日本に来たのか、2週間の隔離期間中は何をして過ごしていたのか等、色々なことを話しました。その中で、最も印象に残っているのは、彼らが受ける試験について何度も質問してきたことです。
コロナ禍で移動するにも注意が必要な中、自身の学びたいことのためあるいは挑戦するために国をまたいでまで来る人たちはやはり意欲がすごいと強く感じました。以前、海外に1ヶ月だけ留学したことがあるのですが、その時の自分は英語を少しでも話せるようになろうと意気込んではいたものの、どこか観光気分で過ごしていました。その時の自分と比べるとすごくやる気に満ち溢れていて、自分も頑張らないといけないなと気が引き締まりました。

 2人の歓迎会を本来であれば行うはずなのですが、現在の状況ではかなり厳しいです。なので、コロナが収まってきて彼らの試験が終わりしだい、歓迎会ができればなと思います。

 この頃は一気に寒くなってきたので、皆さん体調にはお気を付けください。それでは!

8th International Joint Symposium on Applied Engineering and Sciences (SAES 2020)に参加しました

新年,あけましておめでとうございます.最近,体を動かすことにハマり,ランニングをするようになった小林です.

12月16日に,表題にありますような,九州工業大学と,マレーシアのプトラ大学が共催のシンポジウムに参加いたしました.シンポジウム自体はオンライン開催でしたが,12日から1週間開催されており,参加者はとても多かったです.自分は口頭発表部門とポスター発表部門のうち,口頭発表の部門にて,参加をしました.自分は今までに2度,国内の学会にて研究発表をさせていただきましたが,今回のような,様々な国籍の方の中に混じって発表するのは初めてでした.発表は九州工業大学の学生とプトラ大学の学生の他に,長崎大学など,異なる大学からの発表もありました.研究内容も様々でしたが,他の方の内容を拝聴する限りでは,自分たち機械工学系の発表は少なかったように思います.

 このシンポジウムに参加するにあたって,最も苦労した点といたしましては,「どうすれば全く内容を知らない人にも理解してもらえるか」ということです.10月にこのシンポジウムのお話を先生に頂いた時点で,先生より「最も重要なことは,英語ということも含め,きちんと理解をしてもらえるかどうか」というアドバイスを頂いておりましたが,いざ考えてみると,どうすれば多くの人に理解してもらえるのか,さっぱり分かりませんでした.アブストラクトも,普段書く枚数よりも圧倒的に少なく,少しの情報量でまとめ切る必要がありました.

発表時間も10分と短く,研究背景と要点を伝えるので時間一杯でした.発表自体は,練習の甲斐が多少,あったのか,スムーズに行うことができたのですが,マレーシア大学の座長の方からの質問に対して,まともに答えることができませんでした.後から先生に質問内容を教えて頂き,英語の意味を取り違えてしまい,全く見当違いな回答をしてしまっていたことに気づきました.前回の部門講演会の反省から, 質問資料は準備していたつもりでしたが,それでも不足だったことから,もっともっと,準備をしなくてはならなかったと改めて実感しました.

今後,こういった国際学会のみならず,英語で発表し,英語で意見交換をする機会というのは増加していくと考えます.そのなかで,今回こういった機会を頂き,かつ大きな失敗を味わうことができたのは,自分にとって収穫だったのではないかと思います.英語に触れる機会を増やさなければ,十分な発表をすることは難しいため,日ごろから英語に触れる機会を増やしていこうと思います.

2020年度 部門会 at Zoom ウェビナー

皆さんお久しぶりです.マスクをしていると喉の渇きに気づきにくいということで,毎朝2Lの水を購入し,1日で飲み干す努力をしているM2の刀根です.ただ,2Lを飲み干すのは大変で,なかなか達成できません...

さて,私は,11月11-13日に開催された日本機械学会流体工学部門講演会に,M1の小林くんと一緒に参加させていただきました.今年は大阪市立大学が主催のため,本来なら大阪で発表する予定でしたが,コロナウイルスの影響で,オンライン開催となりました.昨年お世話になった先生方と,直接顔を合わせてお話しすることができなかったので,非常に残念です.

今年は,昨年のポスター発表とは異なり,口頭発表でした.オンラインによる口頭発表は,相手の顔も見えず,身振り手振りによって伝えることもできないため,非常に緊張しました.発表資料は,渕脇先生に何度も修正していただきながら,何とか完成させたので,発表自体は問題なく終えることができました.しかしながら,発表後の質問の時間は,最初に来た質問に対してうまく答えることができませんでした.その焦りから,その後の質問の意図をくみ取れず,的外れな回答を何度もしてしまいました.発表中は,焦りと緊張から,その回答が的外れであることは全く気づきませんでしたが,発表が終わりホッとしたら,だんだん質問の意図がわかり,「こう答えるべきだった...」と非常に後悔しました.これは,発表資料の作成に手いっぱいで,質問対策資料の作成の手を抜いてしまったのが原因であり,準備不足を痛感しました.今回は現地にも行けず,飲み会もないため,モチベーションの維持が大変でしたが,発表が終わって,こんなに後悔するなら,もっと入念に準備を頑張っておけばよかったと思いました.後悔先に立たずとはまさにこのことです...



学会開催中の3日間は,いろいろな発表を聞きました.結果がシンプルにまとめられていて,一目見るだけで伝わる発表や,研究背景や目的がしっかりしていて,何を知りたいのかがはっきりしている発表などがありました.中でも,発表を聞きながら,ここに絵があったらもっと伝わりやすいのになぁと思うことがありました.そう思った直後に,自分が作る資料は,自分の中ではわかりやすく作成しているつもりでも,相手からすると伝わりにくい資料になっているかもしれないと思いました.これからは,自分の資料を客観的にみて,どうすれば相手に伝わりやすいかをもっと考える必要があるなと強く思いました.

先日,可視化シンポジウム開催の手伝いをして,学会をオンライン開催することの大変さを経験しました.そのため,この3日間,この流体工学部門講演会を主催してくださった実行委員の皆様およびご関係者様に感謝したいと思います.ありがとうございました.
準備不足から,満足のいく発表にはなりませんでしたが,学ぶことは今までで一番ありました.
これからは今回の反省点を生かし,有終の美を飾るべく,修士論文に向けて精進します!

_____________________________________________
皆様,お久しぶりです.「最近老けた」と言われがちなので,何とか若返ろうともがいている小林です.

11月11日より3日間,流体工学部門会が行われました.流体部門ということで,可視化情報学会とはやや異なり,主に流体工学に特化した内容でした.内容の密度に関しても非常に高く感じ,刀根さんをはじめ,他の先生方や学生さんが高いレベルの発表と議論が行われていました.自分は2日目の朝一番のセッションにて,発表を行いました.自分のセッションでは,偶然なのか,自分の研究対象と非常に近い分野の研究発表がほとんどでした.普段聞くことができないような話も聞くことができ,大変勉強をさせていただきました.また,似たようなケースの解析において,条件について知ることができたので,こちらもぜひ,自分の研究に取り入れていこうと思います.

 学外での研究発表は2度目ということもあってか,前回よりは準備期間のスケジュール管理や,研究成果をまとめるノウハウが若干,本当に若干ですが分かりかけてきたような気がします.しかしながら,やはり準備には未だ慣れず,作業が長引いてしまい,日をまたぐこともしばしばありました.
 準備を重ね,いざ当日,発表はスムーズにできたと思ったのですが,質問に対して十分な返答をする事ができませんでした.これは,事前の準備が足りなかったことが問題でした.質問を予想して資料を作成することは重要だと,実感しました.今後の発表の機会では,万全の準備で臨みたいと思います.

 また,もう一つ心残りなのは,実際に現地へ赴くことができなかったことです.こればかりは仕方がありませんが,せっかくならいつもとは違う環境で,先生方や同年代の学生さんの発表をじかに聞いて,自分も画面越しではなく発表できたらな,と思いました.今年度,現地での学会に参加することは難しいとは思いますが,来年度,機会を頂けたときには現地で発表できたらいいなと思いました.

 今回,反省も含め,他の講演者の方の講演を聞いて得た気づきも多く,自分にとって非常にプラスなものになったと感じました.今回得たことをうまく活用して,今後につなげていきたいと考えています.

Toonさんが修了しました!

皆さんこんにちは. M2の平尾です.

この度,渕脇研のデスパイネことToonさんが修了しました!
お祝い事ではありますが,個人的には来てほしくなかった日が来ました.

思い返せば2年前,タイからはるばる日本にやってきてすぐに餃子の王将で豚骨ラーメンセットを食べていました.(笑)日本に勉強しに来たのか,グルメを楽しみに来たのか(笑)

話は変わりますが,Toonさんの研究は僕と同じチームでSweeping jetに関する研究でした.同じ実験チームであったことからも互いに切磋琢磨し,協力しながら研究してきました.特にステレオPIVは何もかも分からないまま二人で実験を重ねてきました.同じ問題に直面してもアプローチの方法が互いに異なり刺激を受けながら研究できました.問題に直面したら調べてばかりではなく,行動してみる,やってみるというのはToonさんから学んだことです.ありがとうございました!

さて,卒業および修了と言えば渕脇研では毎年盛大なパーティーを行っています.しかし,今回はコロナウイルスの影響で,パーティーは自粛し,行いませんでした.そこで,せめてこれだけもと,換気を十分に行い,短い時間で,研究室のメンバーだけで卒業証書授与式を行いました!以下に賞状授与式の様子および全員での記念撮影を記載します.日本で痩せたそうで少しスーツが大きいように感じます.(笑)Toonさんの大好きなビールでお祝いはできなかったのですが,最大限の祝福を送りました!渕脇研究室で様々なイベントに参加することで多くのことを学べたと思います.タイに帰っても学んだことを活かしてもらいたいです!


賞状授与式の様子


全員でのToonさん卒業記念写真

また,私事ではありますが,実はToonさんと僕は寮に住んでいてシェアハウスをしていました!深夜のSecond dinnerや長陽山荘に向けた週末の肝臓トレーニングは僕の体重を4キロも増加させました.(笑)学校でもToon,家でもToonという生活を送ってきたので,こうして帰国してしまうと非常に悲しいです.一方で帰国後日本での経験を活かしてもっともっと頑張ってほしいという気持ちもあり,複雑です(笑)人間は出会いの分だけ別れが有る.というのはこのことです(笑)
最後にToonさん!タイに帰ってもみんなを笑顔にするムードメーカーとして頑張ってください!

Dear Toon san
Thank you very much!
We will never forget you, and waiting for the day to meet again…:)

可視化情報シンポジウム

野村編

こんにちは.最近がんばって自炊してる野村です.コロナ対策で外食する機会がめっきり減ったので,この機会に自炊を始めてみました!料理って難しいですね...
学内では金木犀のいい香りがするようになり,すっかり秋を感じる季節となってしまいました.今年の春・夏はあっという間に過ぎ去り,もう今年度の前半が終わったのかと哀愁に浸っております.秋だけに...
・ 
 はい,それはさておき.今回は9/24,25,26(木,金, 土)に行われた“第48回 可視化情報シンポジウム”についてです.今回なぜこのブログで可視化情報シンポジウムについて取り上げることになったかというと,渕脇正樹 教授がシンポジウムの実行委員長を務められ,学生も運営などのアルバイトとして参加させていただいたからです.研究室全員での学会参加に加え,鹿児島ということで黒豚,鶏飯,鹿児島ラーメン,種子島ツアー・・・などなど楽しみにしていたシンポジウムでした.今回は,渕脇研一同の可視化情報シンポジウムでのアルバイトの様子を伝えていきます.


黒豚しゃぶしゃぶ


鶏飯


出典:鹿児島市観光ナビhttps://www.kagoshima-yokanavi.jp/

 まず,皆さんも察していたかもしれませんが鹿児島には行けませんでした.
私自身,九州で唯一行ったことない県が鹿児島県でしたので非常に楽しみにしていたのですが,このコロナ渦の影響で可視化情報シンポジウムがWeb開催となってしまいました.しかし,シンポジウムは幸いにも中止にならなかったので,研究室の活躍の場が残されるかたちとなり,ほっとしました.

 シンポジウムの準備では,オンラインでの運営を円滑に行うために試行錯誤の繰り返しでした.各セッションの入退室管理や,時間の管理,講演者の方へのオンライン発表のためのサポート等,不慣れな作業と成功させなといけないプレッシャーに悪戦苦闘していました.ホストの担当者は毎日,研究が終わってからWebによる開場の設定方法やトラブルの解決方法を試行錯誤し,改善させていきました.また,コロナ対策として,飛沫防止パネルを作るなど感染対策も万全に行いました.

 当日のシンポジウムでは失敗できないプレッシャーを感じながらも,準備の成果を発揮し,大きな失敗もなく無事に終えることができました.各セッションのホストは諸先生方からいただいたアドバイスやリクエストに対して,円滑にフィードバックできたのではないかと思っています.コロナ対策に加え学会の運営の手伝いと,不慣れなことばかりでしたが,このシンポジウムを通して,それぞれが少し成長できたと感じています.

 最後には渕脇先生からご褒美にシュークリームをいただきました.
可視化情報シンポジウムが無事に終わり,ほっとしています.
皆様,寒くなり始めたのでお体にお気を付けて.

先生から頂いたシュークリーム

以下はシンポジウム開催中の学生の様子です.









平尾編

皆さんこんにちは.M2の平尾です.
9月24日~9月26日にかけて,渕脇先生主催で第48回可視化情報シンポジウムが開催されました.本来なら,鹿児島で行われる予定でした.しかし,コロナウイルスによる影響から,オンラインでの開催となりました!

これまでに誰も経験のしたことのない学会となり,主催者および参加者全員が協力し合う学会となりました.

僕たち渕脇研究室の学生は進行のための裏方の仕事を行いました!以下に実際にオンライン上で学会の仕事を行っている写真を示します.写真はそれぞれ各役職の仕事をこなしている様子です.仕事自体は基本2人1組で行いました.一人はホストという役職で,座長の補助や入出者の管理を行いました.またもう一人は講演時間の管理および出席者の確認を行いました.その他の人には全部屋のサポートをしてもらいました.各自が責任感のある仕事を与えられ,真剣に取り組んでいる様子がうかがえます.


日本語で時間を伝えるToonさんとホスト(座長のサポート役)の刀根さん


時間の管理を行う林君


全部屋の進行をサポートする野村君


ホストの西岡君


出席者の確認を行う山口君


ホストの平尾(左)と出席者の確認を行う三村君(右)


時間の管理を行う孫さん


ホストの小林君


ホストの小村君(左)と出席者の確認を行う葉石君(右)

みんなこういった裏方の仕事を行うのは初めてであり,緊張感のある当日となり,手探りでの学会準備となりました.学会前日まで,何度もプレ学会を開き,問題を見つけては各々で解決してきました!研究においても必要となる誰にも頼らず自分で解決する力というものの重要さを改めて感じました.

また,学会の準備についてはオンライン学会の設定について何度も確認し,何度もテストをしました.しかし,新しい学生でテストするとまた問題発生という繰り返しでした.その度に新しい問題への処理能力が上がっていくことを感じることができました.実際に学会当日はどんな問題にも冷静に早急に対処することができました.こういったことからも何事にも準備が非常に重要だということを感じました.

また,僕自身もこれまでに何度が学会に参加させていただいたのですが,裏方の仕事というものは考えたこともありませんでした.講演者は限られた20分のために数カ月または数年努力し,当日は発表終了まで気を張り続けます.実際に僕が発表した時もそうでした.しかし,裏方の方たちはその20分の内の1秒でも無駄にしないように全員の講演に全神経を集中させます.やってみて初めて知ることが多くあり,改めてこれまでに裏方の仕事をやっていただいた方々に感謝の言葉を伝えたくなりました.

学会自体は無事スケジュール通りに終わりました.終了後は,他大学の先生に「流石渕脇研究室だ」とお褒めの言葉をいただき,非常にうれしかったです.

ただ,打ち上げができないことだけが非常に残念です.コロナが収まり次第,早急に渕脇研究室らしい,楽しい飲み会ブログを更新しますので,それまでしばしお待ちください!笑

最後にこのような貴重な経験および責任感のある仕事を任せてくれた渕脇先生や学会関係者の皆様,本当にありがとうございました.